花梅と同様に毎年挿し木している旭山桜。
花梅よりも長い挿し穂を使っているせいか成功例は多いんですが、植え替え後枯れてしまうのが悩み。
初めて挿し木したのが2021年で、それは順調に育ち、翌2022年に植え替えた後に花が咲きました。
しかし、花後その年に枯れてしまいました。
【2022. 4.24 旭山桜】
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【2022.10.27 旭山桜】
1つ気になるのは花が咲いている状態で、通常は花後に葉が出るものですが、上画像を見ての通り花と葉が同時です。
どうもその辺が怪しいと思う次第。
それで、2022年に挿し木した2本は、2023年に花が咲く事はなく今年に期待していたのですが、順調に育っていたと思っていたら、1本は枯れてしまいました。
【2023. 4.17 旭山桜】
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【2023. 9.28 旭山桜】
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【2024. 4.14 旭山桜 】
その後、枯れたヤツも一応残しておきましたが、やはりダメなようです。
だからと言って生きている方に花芽はないようなので今年も期待薄。
ちなみに、枯れてしまったヤツの鉢が変わっているのは風で鉢が棚から落ちて割れてしまった為。
そして、2023年に挿し木した2本も根付いたようなんですが、思ったほど成長はせず小さいままだったので、越冬が心配された為ミニ温室に置きました。
それが功を奏したのか無事越冬でき、3月に植え替えたところ花が咲きました。
【2023. 7.23 旭山桜】
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【2024. 2. 7 旭山桜】
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【2024. 3. 3 旭山桜】
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【2024. 3.21 旭山桜】
花が咲いてくれたのは嬉しいんですが、気になる事もあります。
まず、我が家にある桜では旭山桜の開花が一番遅いのに、これはどの桜よりも早い事。
次に、花の反対側にある花芽(上画像○)。
おそらく花芽はこれだけだと思うんですが、先述の通り「花後に葉」なので、これが開くと2022年に枯れた旭山桜と同じ状況。
つまり、この木も同じ道をたどるのではないかと言う不安。
で、2週間後には葉が開いていました。
葉の上方にあるのは花芽、花芽より早い葉ってどうなんでしょう.....。
【2024. 4. 6 旭山桜】
もしかしたら幼木の特徴なのかもしれないけれど、枯れない事を祈るばかり。
一方、ほぼ枯れる事の無いのが旭山桜から出たひこばえを挿し木した物で、名前がわからない為に便宜上台木としていますが、それらの成長は順調です。
【2023年に挿し木した台木1】
【2023年に挿し木した台木2】
面白い事に、ポットに挿し木したヤツは挿し穂よりも脇から出ている芽の方が成長しています。
台木にされるだけあって生命力が強いんでしょうね。
それから、今年が3年目となるヤツは太さが1cm近くになり、もう少しで台木として使えそう。
【2024. 3. 4 台木】
【2024. 4.16 台木】
ただ、ここまで成長すると結末が見たい気もします。
仮に花が咲く木だとして、あと2年待てば良いのではないかと思っています。
それでも花が咲かないなら台木として使おうかと。
では、また! (^o^)/