苦土石灰を加えた土を最後に入れてから2週間経ち、他の資材を入れるのに問題なくなってから仕上げの作業。
特に、前回見た感じでは土が硬く密だったので、そこを改善したい。
まず、土を掘り起こしてチェックすると、2日前に雨が降ったので底の方は水分を含んで若干硬い感じだけど、水が溜まっている様子はないので安心。
そして、PH測定。
すると、前回より0.5酸性寄りの6.0。
こうなるとピートモスは入れづらいんだけど、土はまだ硬い感じなので、とりあえず入れておこうかと。
ピートモスはPH4.0なので、これをどれだけ入れるか考えました。
で、一般的な話だけど、「土壌の20~30%で、PH0.2~1.0酸性寄り」との事なので、ここでは基本となる120リットルに対して10%の12リットルを加える事にしました。
「10%なら0.5酸性寄りになるんじゃないか?」と言う予想で、それならPH5.5となり、日本小菊に対してはギリギリOK。
ともあれ、入れ過ぎては戻せないないので無理は禁物。
で、例によって用土の上に12リットルを撒き、スペースを作りながら漉き込みました。
最後はバーミキュライト。
必要があるのかどうかわからないけど、雨が降った割りには乾燥気味に思うので、保水性と保肥性を考慮して入れる事にしました。
ま、日向土を入れてるし、排水性が良いだけではマズかろうと思う次第。
で、バーミキュライトの袋には「10リットル当たり2~3リットル」とあり、そうなると1袋(40リットル)入れなければならない感じ。
ちなみに、バーミキュライトは粒が大きいです。
大容量の物(40リットル)はこれしかなかったので、妥協して購入しました。
【バーミキュライト】
それで、一度に入れては困る事にもなりかねないので様子を見ながら少しずつ加えました。
で、8リットルほど入れたところでバーミキュライトが目立つようになったのでやめました。
目立つだけにこれ以上入れると何か違う物になりそう。 f(^^;
とりあえず様子を見る事にして、資材投入は完了。
土は空気と資材を含んで更に1cmほどかさが増した感じ。
あとは植え付け時に土を加えて終わりにしようかと。
ま、いずれ雨が降ったり水やりをすればかさは減り追加は必至となるのでその時にまた対応します。
ところで、上画像でもわかりますが、土の質感はかなり変わっています。
これがただの庭土だったとは思えません。
牛ふん堆肥とピートモスの効果は絶大かも。
で、土の状態を見ると、「パカッ」と割れてなかなかよろしい。
場所を変えて試すとそうでない所もありますが、ちょいと触るとすぐに崩れるので大丈夫ではなかろうかと。
↓
最後にPH測定。
今のところ6.0だけど、最初に5.5を表示してから6.0で安定する感じなので、1週間もすれば5.5で安定するんでしょうねぇ。
となると、再度苦土石灰を加えなければならないかも。
堆肥を加えてからまだ1週間なので、2週間経った時にもう一度測定します。
その時にOKなら施肥できるので、現時点で最短の植え付け時期は3月8日。
もし酸性なら再度苦土石灰を加えるので、施肥できるのは3月8日以降となり、植え付けは3月22日以降となります。
ともあれ、ここまで来るのに1か月半、とりあえず植え付けには間に合いました。
資材は、使った分を計算して以下の通り。
この他に植え付け時に使う土も作っています。
20リットルの土に同様の資材を加えて現在30リットルほどになっていて、これに使った資材は¥295となるのでトータルでは¥2065となります。
ただし、これで足りないかもしれないし、ブロックの穴に入れる土も必要なので、最終的には¥3000くらいになるのではないでしょうか。
まあ、苦労して¥3000なら培養土を購入した方が手っ取り早かったけど、良い経験にはなりました。
ちなみに、いつも購入している培養土は¥129(10リットル)なので、¥3000なら若干足りない程度ではなかろうかと。
さて、植え付けの目途がたったので、この後は外周を終わらせます。
では、また! (^o^)/