ガーデニング 217 【花壇2(土作り①)】 | お父さんの工作室

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無い物は作る、出来る物なら作りたい。

花壇の土が雨により水を含み、そのままにしておくとで硬くなってしまうので急きょ土作り。

 

苦土石灰を加えた土を最初に入れてからは10日経っていますが、最後に入れてからは4日しか経っていません。

 

【雨前】

【雨後】

 

と、その前に、先日土作りを調べていたら、堆肥石灰肥料(植え付け)と言う流れが正しいような事が言われておりました。

 

今まで植物を植えるのに参考としたものは、石灰腐葉土肥料(植え付け)と言う流れだったので、今回も苦土石灰を先にしました。

 

で、「どちらでも良い」 と言う話もあって、結局、良くわからんのですが、ただ、堆肥に含まれる窒素と石灰のカルシウムが反応してガスが発生する為に石灰が後では土の窒素が無くなると言う話がありました。

 

しかし、苦土石灰は石灰ほど強くないので大丈夫らしく、苦土石灰や有機石灰なら堆肥も同時に入れると言う農家もあるらしい。

 

ま、土の成分が目で確認できる機械があれば手っ取り早いんですけどね。

 

ともあれ 「苦土石灰と堆肥は同時に加えても良い」 と言うのなら今堆肥を加えても問題無し。

 

と言う事で、今回の流れは 苦土石灰堆肥他資材(PH調整等)肥料植え付け となります。


堆肥と肥料も同時で良いらしいけど、植え替えは3月に入ってからだし花壇の完成がいつになるのかわからないので、予定が決まってから肥料を加える事にしています。

 

それで、現在持っている資材は以下の物で、状況により使う物を選択するつもり。

 

*バーク堆肥(PH8.7)

*牛ふん堆肥(PH9.6)

*腐葉土(PH6.0~7.0)

*赤玉土(5.0~6.0)

*鹿沼土(PH5.2~5.6)

*バーミキュライト(PH6.0~7.0)

*ピートモス(PH4.0)

*日向土(PH5.0~6.0)

*市販の培養土(PH6.5)

*再生培養土(PH6.5)

*有機配合肥料 6-6-6

*普通化成肥料 8-8-8

 

※苦土石灰と草木灰は漉き込み済

 

で、とりあえず堆肥。

 

野菜を作るなら牛ふん堆肥が良く、草花はバーク堆肥が良いらしい。

 

と言う事で、バーク堆肥を選択。

 

 

量は、「1坪で60リットル」と言うのを参考にし、通常、堆肥を漉き込む深さは20cmと言う事なので、今回の0.9㎡と現在土が120リットルであるところから算出し11リットル。

 

 

ちなみに、堆肥の成分表に 炭素窒素比(C/N)と言うのがあって、20以上の物だと分解に時間がかかり土中の窒素が減って 窒素飢餓 になるらしい。

 

なので、今回は一応控え目。

 

下画像はバーク堆肥の成分表で、で囲んだ炭素窒素比(C/N)は11。

 

 

これなら問題ないレベルだけど、だからと言って入れ過ぎては弊害が生じるのではないかと。

 

これもまた機械があれば確認できるんですけどねぇ。

 

しかしまぁ、窒素とカルシウムが反応するとか、炭素窒素比とか、土作りはなかなか難しいです。 (>_<)

 

さて、堆肥を均等に漉き込む為に半分だけ撒きました。

 

 

その前に、土が水を吸っているので、測定しやすいと思いPHを調べてみました。

 

すると、場所によって若干違うPH値。

 

 

 

それはいいんだけど、苦土石灰と草木灰を入れてあるのにPH5.5~6.0 と言うのはどうにも納得いかないところ。

 

ま、何にせよ後から調整するしかないです。

 

もっとも、日本小菊はPH5.5~6.5で良いとの事なので問題ないですけど。

 

それで、堆肥を漉き込もうとしたら、土は水を含んだせいで重く、また、塊となって漉き込むのが容易ではない。

 

そこで、一旦底まで掘り起こしてスペースを作り、残っている堆肥を少しずつ加えながらスペースを埋め、右に移動して作業しました。

 

 

ただ、最終的に堆肥が足りなくなって4リットル追加する事となり、結局、使用したのは15リットル。

 

 

とりあえず堆肥は完了。

 

空気を含んだせいでしょうね、かさが増してます。

 

ところで、土を掘り起こした時の事、底にじんわりと水が溜まっていました。

 

防草シートに防水性は無いので水は抜けるはずなんですが、これが続くようではちょいとマズいです。

 

ま、逆に言えば保水性があって良い、とは言えますけど。

 

ともあれ、様子見。

 

では、また! (^o^)/