庭に植えている椿は奥さんがもらって来た物で、植えてから20年ほど経っています。
何年か前に大きく刈り込んで小さくしましたが、当時は「切り戻し」って言葉も知りませんでしたから、今はたくさんの枝が出ていて樹高は2mを越えています。
そして、以前から薄々気づいておりましたが、枝がフェンスを越えて隣の敷地に入っているので切らなければならない状態。
それで、大きくなり過ぎたし、この場所をこれからのガーデニングの拠点としたいので伐ってしまおうと思っています。
植え替えもあるけれど、如何せん大きくなり過ぎた。 (>_<)
ただ、伐るとなると花を見られなくなるのが残念なので、小さく残す為に昨年挿し木してみました。
2本の内1本は風で飛ばされどこかに行ってしまったけれど、1本は根付きました。
これにより伐っても後世に残せる事になったのですが、今のところ挿し木して順調に育っているのは旭山桜の台木だけなので不安が残ります。 (>_<)
なので、枯れるかもしれない事を考え、伐る前にもう少し増やそうと思っています。
それで、椿の挿し木の適期は6月~8月なんですが、蕾を持ち花を咲かす準備をしている今は活性が高いのではないかと思い、「もしかしたら根付くかも」と、挿し木してみる事にしました。
【椿 2023.12.22】
ま、元々「椿の挿し木は難しい」と言われてるし適期ではないので失敗は承知の上。
と言う事で、枝を採取。
この枝から5本の挿し穂を確保し、発根促進剤を使用して挿し木しました。
【発根促進剤】
発根促進剤はいつも挿し穂の切り口にだけに付けているのですが、最近見た挿し木の記事では挿し穂の先全体に付けていたので、「確率が上がるかも」と、今回は先全体に付けてみました。
使用した用土は前回の「ユズの種蒔き2023」で使用した物と同様、ただし、腐葉土は無し。
それから、保温を考え鉢にはエアマットを巻きました。
そして、これをミニ温室にセット。
普通は半日陰となる所に置きますが、時期が時期だし、水切れさえ注意すれば日向の方が条件は良いだろうと思いました。
で、ここでちょいと不安要素発見。
「活性が高いだろう」って事で挿し木してみたけれど、蕾があったのではそこにエネルギーを使い発根しないのではなかろうか、と。
つまり、発根する前に枯れるかもしれません。
そこで、5本の内3本の蕾を除去しました。(下画像○)
結果が出るのは早くて2月初旬。
葉芽が成長すれば成功だし蕾が開けば万々歳。
まあ、蕾はどうなるかわからんけど、期待はします。 f(^^;
そう言えば、これにも腐葉土を敷いて保湿できるようにすれば良かったかも。
ところで、椿は枝を切りました。
フェンスが見えてスッキリした感じ。
ま、これが隣人に対する誠意ってところ。 f(^^;
切った枝はまとめて仮置き中。
枯れたら焚き付けに使えるでしょう。
葉っぱは油分を含んでいるでしょうから腐葉土にするには不向き。
ま、時間をかければできるんでしょうが、絶対数が少ないかも。
では、また! (^o^)/