ステップワゴン 34 【 コンソールボックスのその後 】 | お父さんの工作室

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コンソールボックスをいつ作ったのか調べてみたら2019年8月、もう3年前になるんですね、早いもんだ。

 

【コンソールボックス】

 

それで、使っていると不具合も出て来るもので、まずは接着剤不足だったのか合皮が剥がれるトラブルがありました。

 

それは貼り付け直せばいいのですぐに解決。

 

面倒なのが電気系統のトラブル。

 

まず、下画像右側の「CHRGE」スイッチが利かなくなってサブバッテリーの充電ができなくなりました。

 

 

このスイッチは外部コントロールする為のものなので、とりあえずアイソレーターのメインスイッチ(下画像右側)をONにし、常に充電するようにして対応。

 

 

それから、「CHARGE」スイッチの隣にある「ACC」スイッチのLED(緑)切れ。

 

このスイッチは、その下に取り付けたソケットの電源供給元を切り替える物で、通常は車のアクセサリー電源、スイッチを入れるとサブバッテリーからの供給に切り替わります。

 

 

これを取り付けた理由は、エンジンをかけていなくてもアクセサリーが使えるようにする為。

 

ま、イグニッションキーを回して「ACC」のポジションにすればエンジンをかけていなくてもアクセサリーは使えるけれど、メインバッテリー上がりの原因になるので回避したいわけです。

 

それで、このLED(緑)が切れているのを気がつかずにおりました。

 

それがわかったのはサブバッテリーの電圧が下がるから。

 

サブバッテリーを充電(アイソレーター使用)しても時間が経つと電圧が下がっていて(11V程度)、何度充電しても満充電にならないので不思議に思っていたら、ACC電源がONになったままだと気づき、普段はOFFでLED(緑)は消えていますから、ONになっているとは思わなかったんですね。

 

ちなみに、バッテリーが劣化していると充電してもすぐに8V程度まで下がります。

 

と言うように不具合が重なった為、外して点検する事にしました。

 

まず「CHARGE」スイッチ。

 

スイッチをチェックしたけれど問題無し。

 

 

次にコネクターや配線をチェックしたけれど、断線や接触不良は確認できず。

 

 

って事で、原因がわからず。 (>_<)

 

次は「ACC」スイッチのLEDチェック。

 

テストしたら確実に切れていたのでスイッチ交換決定。

 

それで、LEDが切れるのは珍しい事だけど、劣化する事もあるだろうからあり得ない話ではない。

 

しかし、何かの影響(高電圧や過電流)で切れる事もあるので、その辺を考えてみました。

 

実は心当たりがあって、それはエンジンをかけていない状態でこのスイッチを切ったら、車のシガーソケットに挿している3連ソケットのLED(青)が一瞬光る事がありました。

 

3連ソケットは、エンジンをかけている状態では下画像のようにLEDは点灯していますが、エンジンをかけていなければ消えています。

 

【3連ソケット】

 

消えている状態で一瞬発光するのは蓄電によるものなのかサージ電流によるものなのかわからないけれど、スイッチのLEDが切れたのはサージ電流が原因かもしれないので、その対策をする事にしました。

 

その箇所は下図の部分。

 

 

5極リレーに対してはコイル間に定番のショットキーバリアダイオードを取り付けます。

 

【ショットキーバリアダイオード】

 

ただ、リレーは基板を使用していないので、どうするか考えリード線を絶縁対策して平型端子に直接挿入。(下画像

 

 

ま、接触不良の問題があるけれど、とりあえずは端子のカバーで押さえられているから大丈夫かと。

 

ダメなら新たに基板を追加するしかないけれど、そうなると端子の配線も変更しなければならないので意外に大仕事。

 

次は「ACC」スイッチ。

 

今までスイッチはコンデンサーで対応していたのでそれをネット検索していたら、サージ電流用でバリスタと言うのがあり、「安定化電源の回路図で見た事があったような気がしたな.....」てな事で、使い方をネット検索すると、どうやら負荷側に並列接続してサージ電流をアースするようでした。

 

お父さんが考える使い方ではないのだけれど、「ま、いいか」って事でそれをポチッとしました。

 

「大は小を兼ねる」で耐圧600Vを選択。

 

【バリスタ】

 

スイッチも基板を使用していないので、これもまた絶縁対策して新しいスイッチの平型端子に挿入しました。

 

また、パネルを外したついでに充電用スイッチにも取り付けました。

 

 

で、「物のついで」って事でリレーにも取り付けました。 f(^^;

 

 

と言う事で、作業は完了。

 

コンソールボックスを戻しテストしてみると、「ブッ、ブーー」効果なし。 (>_<)

 

ただ、前もそうだったのかは不明だけど、エンジンを切った直後は今までと同様ではあるものの時間をおくと、たとえば、翌日になってエンジンをかける前にスイッチを入り切りしても発光はしませんでした。

 

となると、原因は蓄電によるものかもしれず、関係すると思われるのはバッテリーチェッカーとアイソレーター。

 

しかし、構築した回路図ではそれが影響しているとは考えづらい。

 

って事で、さっぱりわからん。 f(^^;

 

ともあれ、LEDが直ったので良しとして、また切れたら考えます。

 

 

ちなみに、今回の「ACC」スイッチのLEDは青に変更。

 

それから、ONにならなかった「CHARGE」スイッチなんですが、なぜかONになりました。

 

ま、問題がなかったので当たり前なんだけど、逆に、ONにならなかったのはなぜ? (>_<)

 

てな事で、スッキリしないけど完了。

 

では、また! (^o^)/