昨年は帰省できない代わりにフラ~っと出かけようと思いレトロ自販機や道の駅を見に行ったりキャンプ場のロケハンをしました。
今後も継続し、千葉県内の道の駅をコンプリートするだけでなく、物産館や博物館も見に行こうと思っています。
と言うのも、今まで千葉県内はあちこち行ったけど、目的地があっての事で途中下車のような事はほとんどしなかったので見ていない所が多いからです。
あと何年生きられるかわからないけれど、そう言うのを今後の楽しみとするのも悪くないと思う次第。
ちなみに、いすみ市にある麻雀博物館は数少ない立ち寄った所で、今はもう営業しておらず、記憶には残っているけれど、記録は残っていないので残念。 (>_<)
地元なだけに昔は「いつでも来れる」と思って写真とかも撮らなかったしね。
記録があれば昔話もできるわけで、無くなる前に記録を残そうと思いました。
そう言えば、その麻雀博物館なんですが、設立は日本人だけれど、今は中国人個人の所有になっているとの事。
恐るべし中国マネーと言うところか。
都市伝説では色々と言われているけど、今後はどうなるのかねぇ.....。
さて、昨年太郎キャンプ場のロケハンに行った時に見かけた芝山公園の案内看板。
芝山が埴輪で有名なのはうっすらと知っておりました。
と言うのは、成田空港と九十九里を結ぶ県道62号線(成田松尾線)と県道58号線(松尾蓮沼線)の愛称を芝山はにわ道(どう)と言うのだけれど、そこを車で走っていると道の両端に埴輪が設置してあって「そう言う事なんだ.....」と思っていました。
道に設置しているのはレプリカなんでしょうが、千葉県では本物を見た事がないので寄ってみる事にしました。
芝山公園の位置関係はこんな感じ。
ちなみに、千葉市と水戸市を結ぶ国道51号線の佐倉市坂戸から横芝に続く県道22号線の途中に「埴谷(はんや)」と言う地名があって、そこの道を埴谷道(はんやみち)とかって言うんだけど、もしかしたらそこでも埴輪が出土しているのかも。
詳しく調べていないのでわからないけど、はにわがはにや⇒はんやとなまったのかもしれないしね。 f(^^;
それで、案内図を見ると公園自体は結構大きく、ちょっと寄るだけでは満喫できない感じでした。
で、今回はとりあえず博物館へ。
↓
画像では良くわからないけれど、若干薄汚れている感じは否めなく、埴輪の色も薄れておりました。
「もう少しきれいにしないと来たお客さんがガッカリするんじゃないの?」なんて思ったりしたけど、入場料がリーズナブルなだけに予算がそこまで回らないのかも。
とは言え、町立だから何とかなりそうなもんだけど.....。
ま、逆に町立だからこそリーズナブルなわけだな。
それはそれとして、展示品を見て回り目を惹いたのが「頭に壺を乗せる女子」で、「日本には頭に物を乗せる文化はない」と思っていたので意外でした。
後日、それを友人に話したところ、「いや、普通にあるでしょ」と言われました。
知らなかったのはお父さんだけのようです。 f(^^;
【頭に壺を乗せる女子】
それから、当時の住居を再現した物があったけど、昔、青森県にある三内丸山遺跡で見た物とは若干違う気がしました。
そう言えば、火を使う事を覚えた事で人間の寿命は延びたと言う事だけど、当時は火と言うものを不思議に思っていたでしょうね。
今だって物が燃えるって不思議だもんなぁ。
だからこそ火を見ると癒されるのかも。
ともあれ、そのお陰で病気になるのを防げたわけだよね。
川の水だって動物の糞から出た寄生虫が雨により流れ込んで混ざっているだろうし、動物の肉だって今はジビエなんて言って珍しがられているけど寄生虫があるからねぇ、生で食べては大変な事になる。
昔、栃木県の西那須野に行った時、お店で鹿肉の刺身を食べたんだけど、後にカンピロバクターの事を知ってゾッとしましたよ。 f(^^;
ちなみに、お父さんは今でも元気。 (^^)v
ところで、この時代なのかはわからないけれど、土器を火にかける時、かしわの葉を底に敷いたそうですよ。
どう言う目的なんでしょうね。
かしわの葉の名前の由来には諸説あるんですが、食べ物を包んだり、包んで蒸したりする「炊ぐ」(かしぐ)に由来するとも言われるので、ただ単に敷くのではなく何かあるのでしょう。
ともあれ、昔の人の発想ってスゴイと思う次第です。
もっとも、そう言う能力って培われたものだから、いかに我々が退化しているのかがわかります。 (>_<)
ま、我々の場合はかしわ餅を食べてその歴史を感じるだけですね。 f(^^;
そう言えば、かしわの葉って春に新芽が出るまで葉を落とさない事から「代が続く」とか「家が続く」とか言われていて家紋にするそうな。
知り合いのご婦人の家紋は「三つ葉かしわ」だそうですよ。
ま、他にもたくさんあるようだけど.....。
さて、他にも興味深い物がたくさんありまして、祭事がある事も知りました。
今はやっていないようなんですが、日本各地にある祭事とは一味違って面白そう。
そう言えば、御神体なる物もありました。
【石棒】
生命の神秘はいつの世も一緒なんですね。
にしても、だ。
古代に於いて生命をつなぐのはどうやって学ぶんだろうね。
やはり本能なんだろうか。
お父さんにも子供がいるけど、親には教わってないよな。 f(^^;
本能のなせる業なのか、それとも性欲の果てなのか.....。 f(^^;
ま、それはともかく、今度は休日に朝からゆっくり公園を満喫する事にします。
では、また! (^o^)/