フォールディングテーブルの脚を修理してみる | お父さんの工作室

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20年くらい前、キャンプで使用する為にロゴスのフォールディングテーブルを購入しました。

 

 

購入から数年後、脚が折れてしまいました。

 

原因は幼い娘が犬のリーダーをテーブルの脚に結んだ為で、犬が駆け出した拍子にジョイント部分でポキッと折れてしまいました。 (>_<)

 

 

その時は 「帰ったら直そう」 と思っていたのですが、他にもテーブルを持っていたので必要に迫られる事がなく、長年放置して現在に至ります。 f(^^;

 

なので、折れたヤツの先は未だメス側に残ったまま。

 

 

断捨離で整理していた時にこのテーブルが出て来て、捨てるのはもったいなく思い直す事にした次第です。

 

とは言え、使う予定もないんですけどね。 f(^^;

 

全く断捨離になってない・・・・・。 (>_<)

 

ま、それはそれとして、ローテーブルとしては使えるので直らなくても問題無し。

 

【ローテーブル仕様】

 

ちなみに、別のフォールディングテーブルは脚をスライドさせてハイとローを使い分けるタイプで、最近のヤツを見てもスライドさせるのが一般的のようですから、「このようなタイプでは脚が折れてしまう」と言うのが問題で変わったのだと思います。

 

それに、回して入れるよりもスライドさせた方がセッティングは早いですしね。

 

それで、改めて脚を見ると、ジョイント部分は取り替えできそうにないので、交換する脚を探してみました。

 

しかし、あの時だったらあったのかもしれませんが、20年も経ってますからロゴスのホームページに補修部品はなく、ネットにも転がっていませんでした。

 

そこで、ジョイントを交換する事にしました。

 

もちろん新しいジョイント部品なんて手に入りませんから自作します。

 

方法は、ボルトとオニメナットを丸棒に取り付けて新しいジョイントを作りそれと交換します。

 

ボルト仕様なら曲がる事はあっても折れる事はないでしょうしね。

 

で、やろうとした時に、「自作は最終手段で良いのでは?」 と思いまして再考。

 

と言うのは、今回は探せなかったけれど、もしかしたらヤフオクに出て来るかもしれないと思ったからで、とりあえず今回は間に合わせで良いだろうと思いました。

 

方法は、折れたヤツを瞬間接着剤でくっつけて補修する事。

 

ただし、ただくっつけるだけでは強度に不安があるので工夫が必要。

 

テレビのCMを見ると強度のある物もあるようですけど、イマイチ信じられん。 f(^^;

 

それでその工夫は、折れた脚を上から見るとジョイント内部は空洞になっているので、内部をゼリータイプの瞬間接着剤で埋めて折れた部分と一体化させて「芯」にし、ネジを打ち込んで強度を出す方法。

 

 

丸棒を内部に入れるのは、ジョイントを脚にネジ留めする為と接着剤のストッパー。

 

長さは30mmほどあれば良いのですが、ネジ留めした時に丸棒が割れるかもしれないし、ジョイントに合わせるのに何度か抜き差しするかもしれないので、取っ手とする為に70mmとしました。

 

長ければ完成後に切ればいいです。

 

と言う事で作業。

 

まず、ピンをヤスリで削って抜き、ジョイントを外します。

 

 

次に、丸棒をヤスリで削ってジョイントに合わせます。

 

 

丸棒は100均で購入した物があったのでそれを使用。

 

ただ、柔らかいので塗装して強度を出そうと思ったのですが、研磨したらあまり浸透していない事がわかってガッカリ。

 

と言う事で組み立てになるわけですが、ここからはスピード勝負。

 

特に、瞬間接着剤を間違えたので普通に急ぎました。 f(^^;

 

間違えたと言うのは、瞬間接着剤は折れたヤツにネジ穴を開けそこから内部に入れるんですが、1本目を使い切って2本目を入れたら普通の瞬間接着剤で大慌てでした。 (>_<)

 

ちゃんと確認しなかった自分が悪いんだけど・・・・・。

 

そんな事があって丸棒をジョイントに差し込んだ画像を撮り忘れました。 f(^^;

 

完成したヤツを脚に入れてネジ留めし、最後にヤスリで研磨して整え修理完了。

 

 

 

指で押してみると、とりあえず結構な強度がある感じ。

 

で、取り付けてみました。

 

 

手で揺らして様子を見ると、とりあえずは大丈夫な感じ。

 

とは言え、不安は拭えないですけどね。 f(^^;

 

ま、最終手段があるのでその辺は気にしません。

 

ともあれ、直った事に満足です。

 

では、また! (^o^)/