懸案事項のサブバッテリー。
今後の展開を考えている中で、ふと、過去の経験を思い出しました。
それは、以前 キャンピングカー 3 【 充電 ② 】 の記事中に書いたバッテリーを入れ替えた話。
要は、 “ 旅行の帰り道でダイナモがダメになり、メインバッテリーが空になったところでサブバッテリーと入れ替えて何とか自宅に帰って来た ” と言うもの。
初代のキャンピングカー(ガソリン車)はメイン・サブ共に同じ大きさだったので可能でした。
加えて、今回の話につながりますが、サブバッテリーはディープサイクルバッテリーでなかったので可能だったのだと思います。
それ以降はディーゼル車だったので “ エンジンさえかかればOK ” と言う事で、サブバッテリーでセルを回す事は考えましたが、バッテリーの入れ替えまでは考えませんでした。
しかし、ステップワゴン(以下SW)はガソリン車なので、以前と同じトラブルを考慮して、サブバッテリーはメインバッテリーと同じサイズにしようかと思いました。
ま、滅多にそのような事は起きないと思うんですけどね。 f(^^;
一応書いておきますが、ディーゼル車はセルが回ってエンジンがかかればあとは圧縮だけなので電気を使用しませんが、ガソリン車はセルを回す以外にも電気がないとエンジンがかかりません。
それで、以前充電用のケーブル確認をした時にチラッとメインバッテリーを見たら、明らかにサブバッテリーよりもサイズが小さかったです。
なので、サブバッテリーも同じサイズにしようとするなら新規に購入しなければなりません。
【 メインバッテリー 】
以前紹介した現在のサブバッテリーは下画像の物で、上が以前から持っている110Ahのディープサイクルバッテリー、下がSWに装着されていた80Ahのデープサイクルバッテリーです。
【 サブバッテリー 】
それで、メインバッテリーはと言うと、 80B24L でした。
普通車だった事もあり55か60だと思っていたので改めて確認はしておらず、80と言うのは意外でした。
ま、いずれにしてもサブバッテリーよりもサイズが小さい事だけはわかります。
なぜわかるかと言うと、ディープサイクルバッテリーは表示がイマイチわからないので調べてみないと詳細はわかりませんが、見た目が JIS形式 で言うところの D サイズくらいあるのに対して、メインバッテリーは B です。
更に、画像上のディープサイクルバッテリーの長さは 30 か 31 ありそうです。
ちなみに、画像下のディープサイクルバッテリーの 24 と言う表示は、長さではなく 能力表示 の可能性があります。
一応ステップワゴンの標準サイズを調べてみたら、一部を除いて 65B24L でした。
とりあえずは容量の大きいバッテリーが装着されていたんですね。
ただ、このメインバッテリーを調べてみたら 再生バッテリー である事がわかりました。
ま、使えるのならその辺はこだわりませんけどね。
ちなみに、上の画像では末尾の L の文字は見えないんですけど、なぜわかるかと言うと、それはターミナルの位置で判断出来ます。
その方法は、バッテリーのプラスターミナルを手前、マイナスターミナルを奥にして置いた時、ターミナルが左側にあればL、右側にあればRとなります。
なので、今持っているサブバッテリーはRとなります。
ともあれ、サイズが違うので同じ 80B24L を探してみました。
ただ、始めたのは良いけれど、 ディープサイクルバッテリーにするか否か で悩みました。
と言うのは、これから先は面倒な話になるので要点だけ書きますが、まず、サブバッテリーに使用されているのはディープサイクルバッテリー、その理由は “ 繰り返し放充電が可能なバッテリー ” だからで、これは前のキャンピングカーに使用していたのでわかっていました。
と言うか、前のキャンピングカーで初めて知ったんですけどね。 f(^^;
で、バッテリーについて改めて調べてみたら、メインバッテリー(車載のバッテリー)はエンジンをかける為の スターターバッテリー なので瞬間的に大電流を流せるそうなんですが、ディープサイクルバッテリーは “ 少量の電流を長時間供給する能力に優れている ” との事なので、どうやらエンジンをかけるのには向いていないようなんですねぇ。 (><)
試した事がないので実際にどうなのはわかりませんけど ・・・・・。
ならば、バッテリーの入れ替えを前提として、サブバッテリーに普通のバッテリー(スターターバッテリー)を使用すれば問題解決となりそうなものですが、普通のバッテリーは、スターターとして大電流を流してもそれが全体の2~5%しか使用しない為、エンジンがかかればすぐに充電され復旧するので長持ちするけれど、サブバッテリーに使用して空になった場合(深放電)は充電しても元には戻らないそうですよ。
一般的に “ バッテリー上がりをすると長持ちしない ” と言われるのと同じです。
なので、性能が落ちる為にサブバッテリーには向いていない事になるんですね。
これは、詳細な説明は省きますが、 サルフェーション現象 によるもので、ディープサイクルバッテリーは、普通のバッテリーとは 電極 が違う為に大丈夫なんだそうですよ。
また、電極が違う為に車の充電方法はディープサイクルバッテリーには合わないそうです。
と言う事は、端から普通のバッテリーとディープサイクルバッテリーは入れ替え出来ない事になります。
それにまつわる事で、これは詳細を調べていないので確かではないんですけど、お父さんは
普通のバッテリー(スターターバッテリー) = 開放型
ディープサイクルバッテリー = 密閉型
と思っておりまして、だとするならば、話が重複するのですが、充電時に化学反応で発生する水素ガスは、開放型は外に放出されるから急速充電しても大丈夫だけれど、密閉型は放出されない為、急速充電では爆発する可能性があり、普通充電でゆっくり充電しなければならない、と言う観点からもディープサイクルバッテリーはメインバッテリーに出来ない事になります。
加えて、普通のバッテリーをサブバッテリーにした場合、ガスが室内に溜まると厄介だと思う次第です。
ちなみに、急速充電は緊急手段で、本来はバッテリーの寿命を短くするので良くないのだとか。
と言うような事で、バッテリーの選択を迷っておりました。
ただね、初代のキャンピングカーだったハイエースも2台目のコースターもディープサイクルバッテリーではなく普通のバッテリーでしたけど、ガスに関しては特に問題がなかったです。
ま、たまたまなのかもしれませんけどね。
でも、知ってしまうと怖い話です。
3台目のインディアナV4も開放型でしたけど、バッテリーは室外でしたからもちろん問題はなかったです。
能力に関しても、空になるまで使用した事がなかったと思うので問題はありませんでした。
ちなみに、前回ディープサイクルバッテリーに使用した充電器(BP-1210)は、 デープサイクルバッテリー対応 なので問題ありません。
【 BP-1210 】
それで、80B24L を検索した時に、今装着している ENEOS 80B24L が出て来て、価格が¥5580 (送料込み)と安かったので、思わず ポチッ としてしまいました。 f(^^;
もちろんサブバッテリーにしようと言うのではなく、とりあえずメインバッテリーを新品に交換しようかと。
参考の為にアフィリエイト検索してみましたが、お父さんが購入した物より安いのはなかったですね。
お父さんは Yahoo で購入しました。
と言うような事で、長々と書いてきましたが、サブバッテリーはディープサイクルバッテリーにします。
ただし、サイズはBクラスにして、万が一に備えてみようと思います。
それから、外したバッテリーはまだ使えるので温存しておき、 『 ディープサイクルバッテリーと切り替える方法もありか? 』 と思っています。
あとは現在の充電システムをもう一度検証してサブバッテリー周りの結論を出します。
検証結果によっては バッテリーセパレーターもバッテリープロテクターも取り外します。
と言うか、既に取り外す方向で考えているんですけどね。 f(^^;
では、また! (^o^)/