今回はシートを受ける土台を追加する作業。
購入時、元々シートを受ける土台がなかった下画像の左側。
とりあえず手前のシートには脚が付いてるけれど、実際には足が浮いているので役にたっていないのが現状。
そして、奥にあるシートには支えなどなく、マジックテープで留まっているだけ。
新規にシートを制作したので、ここも改善します。
使用する板はシートのベース板で使用したポプラ合板の残り。
画像はないんですけど、前面から奥までの距離を計測して板をカットしました。
ちなみに、今回の製作では設計図は描かず現場を採寸してそのままカットしました。
カットした板は、そのままでは見栄えしないので土台に合う感じのニスを塗ったのですが、それでもイマイチだったので、試しにカッティングシートを貼ってみる事にしました。
用意したのは 100均のウッド柄カッティングシート 。
貼り付けてから仮置きしてみたら、悪くはないけれど、板が若干薄い事もあって、何となく弱々しい感じ。
そこで、ベッドの中央部、下画像のダクト横に使用されている仕切り板と入れ替える事にしました。
取り付けてみると、寸足らずですが、強度はありそうです。
そして、この板を本体と連結させて補強します。
補強に使用する板はこれまたポプラ合板の残りで、ニスを塗布し前後に2枚。
連結に使用した部品は コーナーブロック 。
手持ちの物があったのでそれを利用しました。
【 コーナーブロック 】
見ての通り薄汚れていますが、これでも 1個 ¥600 ですからねぇ、無駄には出来ません。
使い方はこんな感じで、ネジ留めしたあとはカバーを取り付けます。
それぞれ、高さ等、ちゃんと合わせて取り付けました。
完成したところでシートがずれないように コーナー止めブロック を土台の位置に合うようシートに取り付けます。
ちなみに、これは 1個 ¥500 で、え~と、3ヵ所に取り付けたと思います。
こうしてベッドは完成。
上画像の左側の空いているスペースは当然収納スペースにします。
現時点では 引き出し を考えています。
そうすればフルフラットにする際、引き出して土台にも出来ると考えていますが、ただ、そもそもフルフラットにする必要があるのか疑問があってそこの部分は検討中です。
と言うのは、フルフラットにする目的は大抵の場合ベッドにする為なんですが、ここをフルフラットにしても冷蔵庫やシンクが収まったキャビネットがあるのでベッドとして成り立たないんですね。
強いて言えば、進行方向に対して横向きに寝る方法があるので L字型 になれば2人は寝られますが、ベッドの全長は2000mm で、室内の幅はおよそ1430mm 、なので、小学生くらいじゃないと無理。
1BOXなら後部は3000mm くらいあるので、その方法でも確実に大人1人は寝られますけどね。
ちなみに、前に乗っていたハイエースのキャブコンは室内の幅が1800mmくらいあったので、フルフラットにすればどっち向きでも好きに寝られました。
【 キャブコン ① 】
特に良かったのは、下画像のようにテーブルをセットした状態でも通路を塞げばそのまま横になって寝られるので、キャンプの時は楽でした。
【 キャブコン ② 】
そんな事で、今回は特に必要性を見出せないので、フルフラットに関しては未定です。
さて、余っているシートをキャビネット前に置き、助手席を回転させてベッドのサイズ感を見ようと思ったら、ナント! シートが回転しない!! (゜o゜;)
シートの回転は、シート前面にある下画像のレバーを引いて回転させるようになっています。
ところが、このレバーが途中で止まってしまうのです。
運転席はこのレバーが最後まで引けてちゃんと回転するので、やり方は間違っていないです。
もちろん何かが引っかかっているのが原因なんですが、下からチラッと覗いてみただけではそれが何かはわかりませんでした。
やはり、この状態ではどうしようもないのでシートを取り外す必要があります。
しかし、原因がわかって修理まで出来ればいいんですけど、時間がかかるようでは困るので、先に取り外したダクト部分の仕切り板を取り付ける事にします。
このままではシートがたわんでしまいますから元に戻す必要があります。
それに、この部分は修正しようと思っていた所でもありましたから、ついでにやってしまいます。
と言う事で、次回はダクト部分の修正です。