精神科は正直者が馬鹿をみる世界になってしまいました。

 

 誰がみてもわかる患者さんの問題、症状を医学的になんと表現するかがわからない、世界中の精神科や心理学の専門科が誰でも知っている所見を知らない、とんでも医師ととんでも心理士達が、専門知識のない精神科医が気づいていない、見逃している、などと一方的な言いがかり、勘違い、誤解を勝手に世間に広げてしまったために、真面目に勉強して患者さんのために仕事をしている精神科医ほど、悪者扱いです。

 

 英語の論文や医学書も読んだりして世界の常識的となっている知識がある人ほど、信用されなくなってしまいました。

 

 精神科の患者さんが、記憶力が低下している、注意力が低下している、衝動的に行動してしまう、落ち着かない、空気が読めないことを言う、理解力が低下している、こんな精神疾患の当たり前の症状、精神科で治療すべき症状を、生まれつきの障害が成長して精神症状が現れるまで気づかれなかった、という矛盾した理解しがたいことばかり言っている人達の流す嘘と出鱈目が世間に浸透していまい、世界中の論文や医学書に当たり前に書かれている基本的な常識的なことを説明しても、かえって疑われてしまうのです。

 

 そのために患者さんの治療において、本来不必要な説明に時間が割かれ、患者さんとの信頼関係にも支障をきたし、ほんとうに迷惑しています。真面目にやっている精神科医にとって一番の障壁です。

 

 患者さんが、忘れっぽくなったらすぐにADHDじゃないかと言ってきます。

 

 それは精神障害にみられる認知機能障害です、といくら正しい説明をしても、ネットでもなんでも、認知機能障害のことを知らないとんでも医師やとんでも心理士が流しているADHDの嘘情報をみた患者さんの周囲の人が、患者さんに勝手にADHDだと言って、治療の邪魔をしてきます。そのため、治療の中で不毛なやりとりをしないといけません。

 

 空気が読めない、相手の気持ちを考えない、だから自閉スペクトラム症だとすぐに言ってきます。こういったものも精神障害のよくある症状で、認知機能障害について説明しないといけません。気分が高揚したり、精神病の症状が悪化したり、不安定になれば、特定の考えにとらわれたりしたら、こんなこと当たり前です。

 

 精神状態が悪くなるほど認知機能は悪化します。そしてきちんと治療すれば改善する可能性があります。

 

 そのための精神科です。

 

 こういったことを毎日のように説明しないといけません。

 

 もう、いたちごっこです。

 

 病歴を子どもの頃から詳細に記述していても、子供の頃の成長が正常であったと示す資料がいくらあっても、専門知識のない医師はまともに目を通さず、自分勝手に、出来ていたことを出来ていなかったことにしたり、大事な症状をなかったことにしたり、病歴を出鱈目に書き換えて自閉スペクトラム症、ADHD、精神遅滞だったことにしてしまいます。

 

 こういう悪質な医師や心理士の言っていること、やっているこの出鱈目さはますますひどくなっています。

 

 こういう人達は治療のスキルが異常に低いのです。

 まず診断のやりかたが全く身に着かない。

 こういう人がつける診断は、見逃されていた自閉スペクトラム症、見逃されていたADHD、見逃されていた精神遅滞、ほぼその3択しかなく、やっていることは知能検査とADHD、自閉症のテストだけ。

 精神障害の診断のスキルは全く向上しません。

 

 診断がこの3択なので、治療経験が全くつめず、薬物療法も身に付きません。患者さんが良くなったという経験が積めません。だからこの人達のせいで色々なことが出来なくなった患者さんをみても、発達障害だということしかできません。

 

 ただただ、自己満足で患者さんの予後を悪化させているだけです。

 

 きちんと勉強して診断基準や薬物療法のガイドライン、様々なエビデンスに従って治療している医師は患者さんをどんどん改善させていることに気づきません。どんどん差がひらいていっていることに気づきません。治せる病気を生まれつきだと言って、毎日誤魔化して嘘をつき続けることしかできません。

 

 本当に患者さんを治したくて正直にやっている精神科医の肩身が狭くなり、滅茶苦茶な理屈で障害者を利用してお金儲けをしている人達が大きな顔をしています。こういう人達のせいで、助けられる患者さんを助けられなくなっています。

 

 そして真面目にやっている精神科医は一方的に言いがかりをつけられて非難され、嘘やデマを流されます。

 

 まさに正直者が馬鹿をみる、です。