精神障害や精神症状のこと発達障害と言っている人達に悩まされながら毎日臨床をやっています。

 

この人達にどうやったら精神障害と発達障害の違いを理解してもらえるのでしょう?

どうやったら精神症状と発達障害の違いを理解してもらえるのでしょう?

 

この人達は完全に勘違いをしていて、とても恥ずかしいことを言っているので、傷つけないようにやんわり気づいてもらおうとしてきましたが、無理なようです。

 

この人達が患者さんの予後をよくしているどころか、悪化させているのですが、どうやったら気づくのでしょう。

 

発達障害専門を名乗っている人が雨後の筍の如く現れましたが、常識的に考えれば、それだけ需要というか生まれつきの障害の人が増えるわけありません。

 

しかし、この発達障害専門を名乗る人のところにたくさんの人が訪れています。

なぜかこの人達のビジネスが成り立つように発達障害と言われる人が異常なスピードで増え続けています。

何十倍?何百倍?

その大部分は大きくなってから発達障害だったと言われた人達です。

 

なぜそんな都合よく増えていくのでしょう?

 

環境の変化?社会の変化?化学物質?何かの薬品?

 

いえいえ。

 

はっきりいうと、需要がないから作り出しているだけです。

 

つまり、発達障害でない人を発達障害だと言わないと、この人達のお仕事がないわけです。

 

そこに利用されたのが、知能検査であり、ADHDのテストであり、自閉症のテストなわけです。

 

精神科では診断を確定できるような検査はありません。

ADHDのテストも自閉症のテストも、精神疾患の人がやったとしても、精神疾患になりかけの人がやったとしても、たくさん当てはまります。

精神疾患は再発したり、症状に波があったり、進行したりしますから、やる度に点数が変わったり悪化したりします。

つまり、こういうテストは無闇にやっても全く意味がないどころか間違った診断に導くだけで有害です。

 

だから診断基準にも入っていません。

 

知能検査は、精神疾患の人や精神疾患になりかけの人がやっても、IQが低下して出ます。

期間をおいて行うと、さらに精神疾患の影響が重くなり、IQがさらに低下して出たりします。

発達障害専門を名乗る人たちが大好きな下位項目のでこぼこも一定ではなく、精神疾患の影響が重くなると、でこぼこもなくなり全てが低い値になっていることもよくあります。

薬を飲んでいるとこれも影響します。

うつの時に低い数値だった人が数年後に寛解してからやったらIQが上昇しています。

IQの値がこのパターンであれば何障害とかいうものはありません。

この数値だけ見ても、それが精神障害なのか発達障害なのか見分けることはできません。

 

もしこれが生まれつきの何かを表しているとすれば、精神症状が出るまでの正常な時にやっても、精神症状が出てからやっても、薬を飲み始めてからやっても、薬を変更してからやっても、年月が経って精神症状が重くなってからやっても、社会生活が送れなくなってからやっても、生涯大体同じ数値になるはずですが、もちろんそんなことはあり得ません。

 

これは素人が常識的に少し考えただけでも分かりそうなものですし、論理的な思考ができる人なら分かりそうなものですが、この発達障害専門を名乗る人達はどうしても理解できず、知能検査をすれば生まれつきの特性がわかる、発達の偏りがわかる、発達障害かどうかわかる、と言って聞きません。

 

そして、ありとあらゆる人に知能検査を行います。

小学校入学まで正常であっても、元の性格が社交的であっても、子供の頃おとなしい子であったとしても、元は優等生だったとしても、接客業をやっていた人でも、優良企業に就職していた人でも、全て無視です。

 

そして、ギザギザしていたら発達障害、ギザギザが小さめだったら発達障害傾向、ギザギザしてなかったら発達障害疑い、どこまで行っても発達障害にこじつけます。

 

知能検査がでこぼこしていれば発達障害、ADHDのテストで幾らかでも当てはまるところがあればADHD傾向、自閉症のテストで幾らかでも当てはまるところがあれば自閉症傾向、まるでリトマス試験紙のように使います。

 

精神疾患の人にこれらを行えばどういう結果になるかを調べたこともないようで、採血やレントゲン、CTやMRIのような一般的な医学的検査と同じように使うのです。

 

そして、この発達障害専門を名乗る人達は、精神疾患になりかけの子供も、精神疾患になりかけの大人も、精神疾患になってしまった人も、精神疾患の再発を繰り返している人も、精神疾患になって年月が経った人も、みんな発達障害にしてしまうのです。

 

ですから、子供だろうが大人だろうが、発達障害と言われた人たちが爆発的に増えているのです。

 

発達障害専門というのは発達障害に詳しい人ではなく、単にどんな人でも発達障害だったことにしてしまう人ばかりです。

 

日々の日常で、発達障害専門をうたうところからやってきた患者さんは、みんな自閉症とADHDと精神遅滞にされてやってきます。この3つしか選択肢はないのです。

 

この人達はテストが好きなくせに、

うつの症状があってもうつのテストはせず、統合失調症の症状があっても統合失調症のテストはせず、双極性障害の症状があっても双極性障害のテストはせず、知能検査とADHD、自閉症のテストしかしません。知能検査とADHDと自閉症のテストをいくらやっても、この結果なら精神疾患なんていう基準はありませんので、ただただ、精神疾患という診断がつかないように、発達障害ということにするためにやっているだけにしか見えません。

 

そんなことをして自分たちのところへ来る人が増えて嬉しいのでしょうか?

さっぱり理解不能です。

 

日々、こういう発達障害専門というところからやってきた患者さんの治療や対応には本当に苦労させらています。

 

本当に専門を名乗れるような人であれば、本当に患者さんの未来を考えられる人であれば、責任感や誠意のある人であれば、発達障害ではない人にははっきりと発達障害ではないと説明できるはずです。

発達障害ではなく、精神疾患としてきちんと治療を受けるよう説明できるはずです。

 

しかし、そんな人は見たことありません。

 

そんなことをしていたらビジネスが成り立たないのでしょう。

本当に残念な人達です。