信頼性とライトの公式データ&サイズ | プロライトジャパンのブログ

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懐中電灯専門のwebshop を初めて18年。LED 光と視覚フラッシュライト関連の話。
取り扱いフラッシュライト選び方
体調不良でご迷惑をかけたお詫び。親族複数名を亡くした事。

Weltoolニューモデル・F11Rスペック上、地味なインプレッションだと思います

実際の使用感、明るさ感 &データ詳細は実物のテスト後に書く予定です

状況的に 地味でも相当数 買い付けます


 

人気メーカーACEBEAMの遠方照射系ライトとサイズ比較

1pix =0.5mmでサイズを合わせました

4モデルの照射距離

レッドはANSI FL1 ・ピーク照射距離

ブルーは長時間同じ照度を維持可能な照射距離

 

下のレッド&ブルーは光学系一平方センチ当たり照射距離:光学系の効率の指標

ACEBEAM T28・メーカー公式ページ

US$182.90

 

ACEBEAM L19 の全長が短い理由

1:ヒートシンクをLEDのMCPCB =メタルコア・PCBの厚みだけの設計

面積は十分ですが、アスペクト・レシオは直径の1/4の厚みが欲しいです。

ACEBEAM はヒートセンサー&マルチステップの電流コントロールは一流です

あと数ミリヒートシンクを厚くするだけで放熱効率の向上が期待できます

 

2:21700 x 1 セルF11Rより30mm短くなります

ACEBEAMはリチウム系二次電池の終止電圧2.5Vまで使うコンバータ・セッティングです。ランタイムを長くしたいのだと思います。

代償は充電回数が250-300回と18650&21700サイズでは少ないです

 

Weltool F11R は、温度センサーも使用してますが、プライオリティは「ヘッド&ヒートシンク一体削り出し

リフレクター部分まで一体化しているかは実物を観ても判らないレベルに仕上げているでしょう

 

F11Rの全長がACEBEAM L19 より長い理由

厚めのヘッド一体ヒートシンク

降圧コンバータで効率を良くする為に標準で長さ50mmバッテリ x 2本=約30mm長くなる

次にLED の熱がコンバータに悪影響しないための「エアスペース」もヘッド内部に確保

耐衝撃性確保のスプリング、衝撃吸収スペース*

 

想像以上に重要なポイントは「USB-Cポートの防水性の確実性

ラバーキャップでは不十分です

Type-C USB は一度内部に水分や汚れが侵入すると充電出来なくなるのは当然

悪いケースは充電回路に影響する事もあります

Weltool がT2 の前に発表したT2Rモデルは発売中止

 

F11Rバッテリチャージ・USB-Cポート対策:USB-C 充電タイプのライトで最高クラスの気密・防水性確保のキャップです

初期のT2Rの失敗から対策&改良タイプ

 

USB-Cポートは少しの水分が入るだけで充電不可能になります

ラバーキャップタイプはシッカリ押し込んでも浮いたりします

 

クローズアップ

どうすれば6000番系アルミ合金に外したキャップが付くのでしょうか?

アノダイズ処理はアルミ合金を揃えないと仕上がりに差が出るはず

ボディーチューブのインナー部分にフェライト系ステンレスが使用されていればマグネットが使用可能でしょう