プロライトジャパンのブログ

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懐中電灯専門のwebshop を初めて18年。LED 光と視覚フラッシュライト関連の話。
取り扱いフラッシュライト選び方
体調不良でご迷惑をかけたお詫び。親族複数名を亡くした事。

MiG-25 Foxbat (フォックスバット)の製造上の特異点を、東側・ソビエト連邦の一次情報に加えて、西側の公式情報から読み解きます。
前回の「逆から観る
」と同じく、純粋に技術的な視点で観察します。
国家間のイデオロギーの違い、プロパガンダなどは無関係です。


MiG-25 Foxbat (フォックスバット)の製造上の特異点

Copyright: Alex Beltyukov - RuSpotters Team & Wikipedia

 

懐中電灯屋・Weltoolの代理店 が「何故 MiG-25 の地味で構造を語る YouTubeに興味を持ったのか?」(の一部)です。

MiG-25 は航空機の非常識である「溶接接合」で構造部材を創り上げた。事実上100%がリベット、或いはファスナー接合です。

MiG-25 の溶接箇所の総延長は 5.0kmになり、全接合場所の3/4 を占めている。

年間 90 機を製造するために自動溶接機を開発した。
 

Weltoolも詳しくは書けませんす。工作機械・工作方法、合金の開発を含むことも似ています。

T17 は溶接しても「最高の耐久性」

T12 Plus は接合後に「最高の強度」

T17

T12 Plus

 

T12 Plusの二重構造ボディ・MiG-25は燃料タンクを構造部材に転用


 

 

YouTubeの 「MiG 25 は本当に鉄製で重いのか?」の後半を書き起こしました。

字幕のスクリーンショット36枚を翻訳しました。

  • 画像1
    • 英語: closest empty weight is the F-14D. Its weight is almost the same - 19,855 kg. Of course, these
    • 意訳: (MiG-25に)空虚重量が最も近いのはF-14Dです。その重量はほぼ同じ19,855kgになります。もちろん、これら(の機体)は
  • 画像2
    • 英語: are two different aircraft designed for different operating conditions. It is incorrect to compare
    • 意訳: 全く異なる運用条件のために設計された、別個の航空機です。両者を(単純に)比較するのは不適切であり、
  • 画像3
    • 英語: them directly, and I do not have this goal. The main conclusion that can be drawn from this
    • 意訳: 直接比較すること自体、私の目的ではありません。ここから導き出せる最も重要な結論は、
  • 画像4
    • 英語: is that the designers of the MiG-25, by using the idea of load-bearing fuel tanks,
    • 意訳: MiG-25の設計者たちが、「荷重を負担する構造一体型燃料タンク(インテグラルタンク)」という発想と、
  • 画像5
    • 英語: welding in unprecedented quantities (more than 5 km), and new ductile steel alloys, have achieved
    • 意訳: 新たな「延性鋼合金(ductile steel alloys)」を採用し、5km以上にも及ぶ前例のない規模の溶接工程を用いたことで、
  • 画像6
    • 英語: outstanding results in solving the problem of reducing the weight of a steel aircraft.
    • 意訳: 「鋼鉄製航空機の重量削減」という難題において、驚異的な成果を達成したという事実です。
  • 画像7
    • 英語: The ratio of the weight of an empty aircraft to the weight of the structure is approximately the
    • 意訳: 機体の空虚重量に対する構造重量の比率を見ると、
  • 画像8
    • 英語: same as that of the F-15, made of aluminum and titanium - that is almost 50%
    • 意訳: アルミニウムとチタンで製造されたF-15のそれとほぼ同じ、およそ50%という数値に収まっています。
  • 画像9
    • 英語: Comparison of the structural weight of two aircraft with approximately the same takeoff
    • 意訳: ほぼ同じ離陸重量を持つ2つの航空機の構造重量を比較すると、(次へ続く)
  • 画像10
    • 英語: weight and internal volume - the aluminum B-52 and the steel B-70: the structure of the first
    • 意訳: 重量と容積において、(比較対象となる)アルミニウム製のB-52と鋼鉄製のB-70を見てみましょう。前者の構造重量は
  • 画像11
    • 英語: weighs 37 tons, the second - about 59 tons. This weight gain seems natural when switching from
    • 意訳: 37トンであるのに対し、後者は約59トンに達します。素材をアルミニウムから鋼鉄へと切り替えた場合、このような重量増加は
  • 画像12
    • 英語: aluminum to steel. It seems impossible to avoid it. But this problem was solved in the MiG-25
    • 意訳: 当然の帰結であり、回避不能に見えます。しかし、この構造重量の増大という難題を、MiG-25の設計は見事に解決したのです。
  • 画像13
    • 英語: design, which in terms of weight perfection is a worthy successor to the steel Il-2.
    • 意訳: 軽量化の完成度という観点において、MiG-25は同じく鋼鉄構造を採用した名機「Il-2 シュトゥルモヴィーク」の正統な後継機と呼ぶにふさわしいものです。
  •  
  • 画像14
    • 英語: A fragment of the video “Ilyushin IL-2 Sturmovik” from the channel Greg’s Airplanes and Automobiles
    • 意訳: (引用注記:YouTubeチャンネル「Greg’s Airplanes and Automobiles」の『Ilyushin IL-2 Sturmovik』より引用)
  •  
  • 画像15
    • 英語: It must be said that the MiG’s lightweight non-standart design was very durable. The
    • 意訳: MiG-25の極限まで軽量化された型破りな構造設計は、同時に極めて強靭であったと言わざるを得ません。
  • 画像16
    • 英語: flight accidents from which it recovered safely indicate that it had a greater margin of safety
    • 意訳: 深刻な飛行トラブルから生還を果たした数々の実例は、本機が他の航空機を凌駕する広大な安全マージン(構造的耐力)を備えていたことを物語っています。
  •  
  • 画像17
    • 英語: than the other aircraft. I’ve talked about this before,
    • 意訳: (他の航空機よりも優れた安全マージンについて)以前にも触れましたが、
  •  
  • 画像18
    • 英語: now I’ll briefly repeat: not only did it not collapse at 11G load (that is, about
    • 意訳: ここで改めて要約します。MiG-25は11Gもの過負荷(これは運用限界値の約2.5倍に相当します)を受けても空中分解しなかっただけでなく、
  • 画像19
    • 英語: 2.5 times more than the operational limit), but it continued flying without any changes,
    • 意訳: 機体構造に一切の破断を来すことなく、そのまま飛び続けたのです。
  • 画像20 および 画像21(同一字幕フレーム)
    • 英語: were noticed only after landing. It maintained an indicated airspeed
    • 意訳: (機体の異常に)気づいたのは着陸後のみでした。本機は指示対気速度を維持し、
  • 画像22
    • 英語: of 1600 km/h - that is 400 km/h more than the operational IAS limit - and continued operation.
    • 意訳: 1600 km/h(これは運用上の指示対気速度制限を400 km/hも超過する異常値です)での飛行を継続し、作動し続けたのです。
  • 画像23
    • 英語: Once, it endured a roll rate of 540 degrees per second at a permitted 90.
    • 意訳: またある時には、許容ロール率が毎秒90度のところ、毎秒540度という(機体がバラバラになりかねない)異常な回転負荷にも耐え抜きました。
  • 画像24
    • 英語: The MiG-25 was a pioneering aircraft, the creation of which was a challenge for both
    • 意訳: MiG-25は前例のない先駆的な航空機であり、その開発は、(次へ続く)
  • 画像25
    • 英語: aviation science and the entire industry of the Soviet Union. In order to create it,
    • 意訳: ソビエト連邦の航空科学、そして全産業界の双方にとって極めて困難な挑戦でした。この機体を創り上げるためには、
  • 画像26
    • 英語: the work of great designers was not enough. New materials and new means and methods
    • 意訳: 偉大な設計者たちの尽力だけでは不十分でした。新素材、そして新たな手段と製法が
  • 画像27
    • 英語: of production were needed, because it was impossible to produce it with the available
    • 意訳: 必要とされたのです。なぜなら、既存の技術設備や製法では製造することすら不可能であり、
  • 画像28
    • 英語: technical equipment and methods, let alone launch mass production and produce more than
    • 意訳: ましてや大量生産体制を立ち上げ、これほどの規模で生産することなど到底見込めなかったからです。
  • 画像29
    • 英語: 1,100 aircraft at a rate of up to 90 per year. The structural elements of the first aircraft
    • 意訳: (結果的に彼らは)年間最大90機という驚異的なペースで、1,100機以上を量産しました。初期の機体の構造要素は、
  •  
  • 画像30
    • 英語: were built at the Machine-Building Plant in Dubna, transported to Moscow,
    • 意訳: ドゥブナの機械製造工場で組み立てられ、モスクワへと輸送されました。
  • 画像31
    • 英語: The first 4 aircraft were assembled there. The elements of the fifth aircraft were sent
    • 意訳: 最初の4機はそこで(モスクワで)最終組立が行われました。そして5機目の構造要素は、
  • 画像32
    • 英語: from Dubna to the Gorky Aviation Plant, which subsequently launched mass production. It was
    • 意訳: ドゥブナからゴーリキー航空機工場へと送られ、その後同工場で本格的な量産が開始されたのです。それは、
  • 画像33
    • 英語: the Ye-155R-3, which set many world records. The labor intensity of the very first aircraft
    • 意訳: 数々の世界記録を樹立した試作機『Ye-155R-3』でした。最初期の機体の製造にかかる労働集約度(作業工数)は、
  •  
  • 画像34
    • 英語: was 1,200,000 man-hours. The last aircraft manufactured in Dubna required 700,000 man-hours,
    • 意訳: 実に120万マンアワー(人時)に達しました。ドゥブナで製造された最後の機体では70万マンアワーを要しましたが、
  • 画像35 および 画像36(同一字幕フレーム)
    • 英語: while by the end of serial production, the labor intensity had decreased by an order of magnitude.
    • 意訳: 量産体制の最終段階に至る頃には、その作業工数は桁違いに(10分の1にまで)削減されていたのです。

 

今週は忙しいです。

P.S. ライト、戦闘機・旅客機や実験機、コンピュータ・スマホ等は物理、化学、材料工学等の神様から逃れられない同じカテゴリと見ています。政治イデオロギーetc.は無関係です。

 

1:中国の国慶節の連休が昨日9/25(金曜日)から始まっています。

水曜日中に発注と送金は済みました。

 

2:Mig-25の構造材が「鉄製なので重い」という誤解を解くためのYouTubeコンテンツの翻訳が難航しています。
ロシア語訛りの英語のヒアリングに苦労してます。

本来、翻訳はAI に任せれば簡単です。

しかし、アメリカ製のAIは仮想敵国であるロシア製のコンテンツの翻訳は難しいです。

 

スウェーデンのSAAB 39グリペン E とアメリカの戦闘機(F-35、F-15、F-16)の比較でも、AIが誤作動し、フリーズが頻発しました。ソ連製の Mig-25 の翻訳でアメリカのF-15 & SR-71 に都合が悪そうなことが出ていてもエラーになりそうです。(AIの意図的な誤訳も経験済みです。)

 

「鋼鉄製 構造(採用)の Mig-25。どれだけ重いのか。」

 

Ka-bot 15 Aさんの一次情報の豊富さから、Mig-25を熟知する人物に思えます。

冷静に計測値と相手側(西側)の公式データで説明しています。

なかなかできないことでしょう。

 

ウクライナに残る廃棄されたMig-25修理工場内の「私たちは航空機を修理する!」という(恐らく政府からの)」スローガン

 

「敵」印象が濃いMig-25ですが、核ミサイル搭載機能無しです。

 

比較的、判りやすかったのは

Mig-25のニッケル鋼製の構造部材の質量は全質量の50%。
これはチタンとアルミ製の F-15 の50%と同等。

下の画像は米国の資料です。

F-15:50%です。

 

地味過ぎて閲覧者が少ないですが、ソ連出身で純粋に設計・製造技術だけで語っているので印象に残ります。


 

3:Mac mini M4の日常的なRAM不足とM4時代のRAM(増量)の供給停止は最低でした。。

供給できないのにAppleはOSをアップデートして、RAM不足が悪化しました。一台が無駄になりますが 、Mac mini M6をRAM 32GB、ストレージ1.0TBで発注しました。痛いです。

現在は移行の準備中です。

 

Mac mini M4のRAM不足は写真の枚数(100,000枚超)をニューラルエンジンが見に行くことが原因でした。ニューラルエンジンの動きだけでRAMが不足します。

古典的なアクティビティモニタではGPUとニューラルエンジンのRAMの使用量を把握しにくいです。

写真アプリとメールアプリだけで、RAM 16GB時のメモリプレッシャーがイエローです。

 

CLI ベースのシリコンスコープ(SiliconScope)

今年夏前にリリースされた最新のCLI ベースのシステムモニター"SiliconScope"で原因を特定しました。

CPU / GPUの%だけでなくCPUクロックも表示されます。

サーマルスロットリングも感知できます。

 

4:M4からM6の移行前に、日常的に使用するアプリで実用性能の測定を済ませます。

Mac mini M4 RAM 16GB、ストレージ256GB+2.0TBでPhotoshop「フィルター」>「押し出し」

 

このレガシーフィルターはシングルコア性能のテストに最適です。

Photoshop 2026「押し出し」

2:CPU マルチコアテスト
放射状ぼかし(Radial Blur):6,016px x 4,010pxに、通常は使わない大き目の数字、「250」と「100」で放射状ぼかしをかけます。

500を試したらカーネルパニック回避のため処理の中断が起きました。

放射ぼかしはCPUマルチコア性能:CPU 746 %です。 

CPU温度は80℃以下です

 

メモリプレッシャも健康でした。

 

 

逆から見ないと気づかないことが多いです。

 

話の前に:

ARMYTEK に送金完了です。9/23、17:45です。

今週は長すぎる連休と中国の国慶節の間に一営業日しかないため、極めてタイトです。

中国は 9/25(金曜日)から休みです。金曜日は営業中と考えそうですが、甘いです。
 

円安の酷さは相変わらずです。タイミングを見て送金しましたが、「送料と消費税10%を均等割すると¥200〜¥210 / $1.00」です。


ドイツ・ARMYTEK の欧州的に温かく悪天候の時に効果がある4,000Kの夕陽色の光と赤色光の2色ヘッドライト:

Elf C2 MAX WR USB-C(コンバーター、LED、光学系を更新済み)等を1年かけて、仲良くなった担当マネージャー経由で買い付けました。 

 

真逆の性格を持つライトの構造・コントロールシステムの確認が大事なのはご理解済みだと思います。

 

最初はYouTubeから:
Ka-bot 15 Aは少し怪しげで、暗めのYouTubeチャンネルに見えます。

暗いのは大昔の社会主義国家で製作されたからです。

内容をじっくり観ると、貴重な未加工の一次情報の宝庫です。


国家間のイデオロギーの違い、プロパガンダ等は全て無視して純粋に技術的な視点で読み解きたいと思います。

Ka-bot 15 Aにはロシア(旧 ソビエト連邦 )の技術者が深く関わって作られたコンテンツが多数あります。


このMig-25 という映像の制作は、КУЛЬТУРА(クルトゥーラ)「文化」です。

КУЛЬТУРА(クルトゥーラ)「文化」は:
旧ソ連・ロシアの宇宙・軍用機の一次資料・記録フィルムを網羅する、ロシア最高のドキュメンタリー制作スタジオです。

貴重な「アナログビデオ」=一次情報を目にできるのは、このビデオにアクセスできた「誰か」の努力の結果でしょう。

 

VPN を使い、旧東側サーバーでロシア語で検索してヒットしました。

 

画像上のロシア語からの和訳を AI  で行いながら、アップロードします。

 

このチャンネルが秀逸なのは、相手側・冷戦時代の仮想敵国のアメリカの資料を使いながら冷静な分析を行っていることです。

1,100機以上の量産機の Mig-25と32機〜41機製造の SR-71と比較しているのはアメリカサイドですね。

 

鉄でしか作れなかったので重い・重量過多と揶揄されるMig 25ですね。

Mig-25 Foxbat、あのトップガンのF-14 Tomcat、F-111 Ardvarg の三機の質量はほぼ同じです。サイズ的にも最高速度もMig-25が優っています。

多くの矛盾の謎を少しでも解きながら、High-endのモノの設計が戦闘機とライトに類似点があることも