タクティカル・ライトではThe Best のWeltoolは技術系に凄く詳しく楽しめます。
数日前到着したLOOP GEAR SK-03 はライトの設定思想がWeltool と真逆のユーティリティ・ライトです
LED のランクbin&カラーbin指定で間違えると大変です
データシートのランクbinページに書き込んでリクエストです
LUMILEDS LUXEON HL2X の Colour binは 知ってる人数が少なくなった 初期から有るbinチャートで指示
LUMILEDS 社内では使われます。
新規だとリクエスト・ベースなので指定のWDの入手は運任せでしょう。
ランクbin選びもデータシートを理解してないとlumen/Watt が悪くなります。
横に長いオレンジのラインで囲んだ6,500Kの発注コードで購入すると、1.1 %明るいLEDがきます。
反面、LUMILEDSが記載したく無いVfが高いPower LED HL2Xが来る可能性が大です。
右から2番目の列 "TYPICAL LUMINOUS Efficacy(lm/W) の記載無しがポイント
下のレッド塗り潰しはCRI 80 以上の自然が多い場所だと多少暗くても実用性が上がるバランスが良いタイプの光です。
赤いフルーツや肉の判別は無理ですが、昆虫類と樹木の幹、枯れ木と古いコンクリート、石の判別が楽になります。
久々にボディカラー・素材・フィニッシュの特注しました。
レア・メタルのジルコニウムに化学反応の高硬度で腐食しない表面処理したBlack-Zirconium です。
ブラックでも下のステンレス程度かベターな仕上げにすると青空/夕日が映り込みます。
下のSUS 304と違ったテイストを予定してます。
4〜5日前 到着ですがずっと曇り空で全く写真も撮れません。
撮影したいのはGolden hourとそれに続くBlue hourと言われる30分〜45分程度の時間帯です。
Golden hour:ゴールデンアワー(マジックアワー)
Blue-hour ブルーアワー
上の写真の光がブラック-ジルコニウムに映り込んだら良い感じでしょう。
アルミ合金製の方は当初 LOOP GEAR が製造し始めてた、アノダイズ・グレーをBlueish-Greyというのが正確な表現のカラーのリクエスト
P.S. 推測:多分 LOOP GEAR 社内 のボディカラー試作品に複数のグレー系が有ったと考えます。
A : ニュートラルグレー
B:グリーン系グレー
C:サンド/ベージュ系グレー
D:ブルー系グレー
代表的例で安全なニュートラル(無彩色)のグレーの写真掲載したと推測します
既にブルーグレイ系ボディーカラーサンプルが有ったので色座標をChatで伝えただけで早めにサンプルカラーが出たと考えます。
LOOP GEAR SK-03 公式ページ ・グレーアルミニウム合金製の写真
届いた6061 T6 アルミ合金製 ライトのボディカラーは無彩色のグレーからブルーグレイに変更できました
小ロット生産で助かります
公式ページは無彩色のグレー
上の無彩色/ニュートラル・グレーの量産プラン
下は6061 T6 アルミ合金製のマット・ブラックバージョンはモデル名を "Darth Vader" と書いてきました。ネーミングに問題が有るので連絡中です。
マットブラックはハッキリした「粒子感追加し、マット・ブラック強化してブラックジルコニウムバージョン&アルミ版のポリッシュ・ヘッドとの差を大きく」とリクエスト。
表面処理の変更が間に合って嬉しかったです
6061 T6アルミ合金のマット・ブラックバージョン"Darth Vader"
ブラック・ジルコニウム・バージョン(比較用)
P.S. ジルコニウムの価格関連
ジルコニウムの埋蔵量と未加工価格
チタンの1/30の量です
未加工時価格はチタンの1/10 しかし
LOOP GEAR SK-30サイズのジルコニウム・ロッド価格は¥16,000で全然安いと言えません
高価格メタルです
旋盤加工すると凄く発火し易いので加工が難しい&ニーズが少なく慣れてる工場が少ないと言ってました
粉末化したジルコニウムが常温でも簡単に発火するのは事実です