再び満天にお日様を | 坂道&ジャンルマルチブログ

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現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

先日の「日向坂で会いましょう」にて、4月10日にリリースすることが明らかになった日向坂46の11thシングル、その表題曲のフォーメーションが発表されました。これまで日向坂は1~3期生のメンバーを本隊としてシングルを発売してきましたが、今回はいよいよ4期生を加えることで、選抜制度を実施すると宣言されていました。

 

 

選抜された16人の顔ぶれはご覧の通り。先輩組で引き続き選ばれているメンバーもいれば、外れてしまったメンバーもいるのがこの制度の特徴ですが、初めて表題曲に参加することとなった4期生は、3列目に平尾帆夏と山下葉留花、2列目に藤嶌果歩と宮地すみれ、そしてフロントの中でも重要なセンターとして抜擢を受けたのが、正源司陽子という結果となりました。

 

 

しょげこは新メンバーオーディションの合格者として発表された後、正源司という珍しい名字があった為に、おひさま達から注目を集めておりました。乃木坂46の5期生、五百城茉央の従姉妹であることも話題になっていた彼女は、4期生にとって2曲目のオリジナル曲「シーラカンス」でセンターを務め、昨年末のMステSPでは丹生明里の代理として「One choice」の披露に参加しました。

 

 

11thシングルで改めて大役を任されたしょげこは「何かグループに貢献できたことがあるかって聞かれたら、全然思い浮かばなくて・・・」と、番組内のインタビューで正直な気持ちを吐露しつつも、日向坂が新体制となって不安を抱くかもしれないファン達に向けて「やれる事は全力で精一杯尽くすので、これからも応援よろしくお願いします」と意気込んでおります。

 

 

先んじて今年最初のシングルCDをリリースした櫻坂46は、山﨑天を2度目の表題センターに指名しつつ、初めて2、3期生のみで表題曲の選抜を組みました。一方、乃木坂は来月発売の新曲で山下美月が卒業することが明かされており、6期生オーディションの開催でまた体制が変わる可能性も考えられる中、4期生を加えた日向坂もようやく、再始動へのスタートラインに立てた気がします。

 

 

ただ、今回の発表で日向坂に初めて敷かれた選抜制度は、それぞれ残酷な結果を生むところもあったと個人的に思います。特に2期生は、既に卒業している渡邉美穂と宮田愛萌を除くと、選抜から漏れてしまったのが濱岸ひよりだけになります。そもそも初の東京ドーム公演も、コロナにかかって参加することができなかったひよたんにとっては、手厳しい評価が下されてしまったことでしょう。

 

 

そして3期生は、表題曲でなかなか3列目から昇格できずにいた研修生出身の3人が、揃って選抜外に。正直これは覚悟していたことではありますが、問題は昨年シングルセンターや写真集発売、ドラマ主演などの大幅な活躍を見せていた上村ひなのですら、新曲では3列目の右端という微妙なポジションに置かれていることです。先輩メンバーが追々去っていく未来を想像すると、このままというわけにもいかないはず。

 

 

そんな中、1期生の齊藤京子は4月5日に卒業コンサートを開催することが決まっていますが、新曲リリースがその後日になる為か、彼女も今回の選抜には参加していません。即ち次のシングルは、昨年紅白歌合戦の出場歌手から落選したダメージだけでなく、中心メンバーの1人として居続けたきょんこの卒業というダメージも背負った上での発売になるわけです。

 

 

長らく待たされた新体制をお披露目するも、この先に続く道のりはかなり険しいものと思われます。新しいエースの器として期待されるであろうしょげこを先頭に、日向坂46は昨年復活を遂げた櫻坂のように、再び満天の青空にお日様を輝かせることができるのでしょうか?