日向坂なりの原点回帰 | 坂道&ジャンルマルチブログ

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現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日、日向坂46の11thシングル「君はハニーデュー」のMVが公開されました。満を持して4期生が合流し、初めて選抜制度も実施されている今回の新曲は、先んじて音源が解禁していたのですが、試聴したおひさまからは好評が多かったこともあり、MVの出来に対する期待が高かったものと思われます。

 

 

MVの内容はというと、本作で表題センターに抜擢された4期生の正源司陽子が、周りに支えられながら未来の自分との対話を重ね、自信をつけていく少女を演じ、日向坂を未だ見ぬ世界へ連れていくというストーリーに仕上がっているとのこと。青空の下や校舎の中でメンバー達がパフォーマンスする様子は、これまでにリリースした作品のイメージを彷彿させるところもあるように感じられます。

 

 

実際、MVでは小坂菜緒ら歴代のセンター達が、当時の楽曲の振り付けを表す部分も映っており、間もなく卒業する1期生の齊藤京子は参加していないものの、彼女がセンターを務めた曲の演出をオマージュしたものもあるんじゃないか?というおひさまの指摘もあり、きょんこが日向坂にいた証をしっかり残してもいるようです。

 

 

過去の振り付けを新曲に取り入れるパフォーマンスは、櫻坂46の最新曲「何歳の頃に戻りたいのか?」や、前身グループである欅坂46の「アンビバレント」でも見られていましたが、彼女達の作品のタイトルを借りて言い表すとしたら、今回の日向坂の楽曲は新参者を先頭に置きつつ、日向坂なりの「Start over!」=原点回帰を果たした作品と言えるでしょう。

 

 

ちなみにこの11thシングルは、元々4月10日にリリースする予定でしたが、その前の乃木坂46の山下美月卒業シングル「チャンスは平等」が、製作上の都合で同日に延期となった為、さらに遅れて5月に発売する展開となりました。ただ、現状乃木坂の新曲の評価はあまり良くないようで、カップリングの仕上がりが難航しているという予想も出ているので、手痛い巻き込み事故をくらった感覚でしょうか?

 

 

5月の東京ドームで行われるコンサートで美月が卒業した後、乃木坂は次のシングルが重要な作品になるかもしれません。5期生の井上和が紅白歌合戦でセンターを務めた中、それに続く2番手が誰になるのか?と、ファンの間で論争になっているところもあるようですが、頭角を表すことになるメンバーと曲の出来次第で、グループの今後がどう見られるか?

 

 

一方、櫻坂も現在開催中のアリーナツアーが、6月に東京ドームでの追加公演を行うことが決まっています。昨年は海外ライブも成功させ、ここからもっと飛躍し続ける為には、他の2組のように新参者である3期生のセンターは必須でしょう。「承認欲求」では山下瞳月と谷口愛季が、森田ひかるを挟む形でフロントに配置されていたので、この2人が主な有力候補と見受けられます。

 

 

ですが、8月に藤吉夏鈴が初主演となる映画が公開されるので、もしこのタイアップに櫻坂が関わるようであれば、また予想が難しくなるものと思われます。先日の神奈川公演には、夏鈴ちゃんとNHKの連続ドラマで共演した女優の比嘉愛未さんらも鑑賞に来ていたらしいので、夏鈴ちゃんを中心に櫻坂の輪を広げていく動きを見せたとしても、何ら不思議なことではないかも・・・

 

 

それぞれの将来が注目されるこの状況で、ようやく新たな一歩を踏み出すことができた日向坂46。「もう一度東京ドームに立つ」という目標を掲げる中、乃木坂と櫻坂が先にその会場でライブをすることになっていますが、彼女達も後に続き、感動の復活劇を見せられるのでしょうか?