選ばれ方は人それぞれ | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日の「乃木坂工事中」にて、8月23日にリリースされる乃木坂46の33rdシングル、その選抜発表が放送されました。選抜メンバーの人数は、山下美月と久保史緒里がWセンターを務めた前作「人は夢を二度見る」と同様に20人。5期生の池田瑛紗と3期生の中村麗乃が初選抜、同じく3期の伊藤理々杏が10作ぶりに返り咲く中、センターは井上和が初めての抜擢を受けました。

 

 

しかし、その選ばれた当人はというと「初選抜の時に何か残せるようにしなきゃと思ってて・・・『自分で頑張ったぞ』と納得できないのが悔しいから、なんでだろう?って気持ちが大きい」と複雑な心境を明かし、その上で「だからこそ頑張らなきゃいけないし、自信を持ってそこに立っていられる人になりたい」とも意気込んでおりましたが、そう考えても無理はないと個人的には思うところもありました。

 

 

最初に8人の5期生の情報が公開された際、トップバッターでの解禁となった和ちゃんはそのビジュアルの影響もあってか、新人達の中でも一番人気を誇るようになりました。表題曲こそ中西アルノに先を越されましたが、5期生初のオリジナル楽曲ではセンターを任され、前作でも初選抜にして2列目の中央に配置されています。外仕事での活躍が現状少ないことも踏まえると、確かに自分の力だけでそこに至ったとは考えにくいかもしれません。

 

 

その点で言うと、櫻坂46の守屋麗奈は加入当初、それぞれの個性を発揮する同期達の中で埋もれ気味でしたが、そこからぶりっ子キャラを目覚めさせ、外番組のレギュラー出演なども経てシングルセンターに上り詰めました。現センターの藤吉夏鈴も、ライブイベントでのパフォーマンスやあざと連ドラでの演技で地道に評価を積み重ねていくことで、最新曲で満を持しての抜擢を受けております。

 

 

そして日向坂46も、3期生の上村ひなのが10thシングルで初めて表題曲のセンターを務めます。ただこちらの場合、最初に3期生として加わったのが彼女だけであり、後から3人の同期が追加されたものの、今のところ高い人気を獲得できているとはいえません。そんな中で4期生も加入し、若手メンバー達の育成も待ったなしという状況に見えるので、消去法ながらもひなののセンターをこのタイミングで切り出したと思えるところがあります。

 

 

今回の発表で自分が何を感じたかというと、選抜メンバーやセンターの選ばれ方は人それぞれだということです。運営側の意向で指名されたメンバー、元々ファンからの人気が高いメンバー、そして自分で努力して機会を掴んだメンバー・・・ファン達の感想も、抜擢されたメンバーのそれまでの経緯によっては大きく喜んだり、素直に納得できない人に分かれることも多いでしょう。

 

 

和ちゃんは上述の通り、自信を持ってセンターに立てるようになりたいと語っていますが、日向坂のことを含めても、新しいセンターを添えたグループが如何に輝く姿を見せられるかは、与えられる楽曲やその振り付け次第でもあるかと思われます。最近は櫻坂の「Start over!」が盛り上がっているところなので、それに匹敵しうるレベルの仕上がりでなければ難しいかと・・・

 

 

 

 

 

何はともあれ、これで3坂共に有力なセンター候補達は出尽くしたようにも思えます。今年の秋ごろに更なる動きがあるかも分かりませんが、坂道シリーズがこの先どのような展開を見せるか、目を離さずにはいられません。