アルバムリードの行方は? | 坂道&ジャンルマルチブログ

坂道&ジャンルマルチブログ

坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日、櫻坂46の1stアルバム「As you know?」が8月3日にリリースすることが発表されました。その日の午前で19時頃に何らかのお知らせを匂わせる投稿がバディーズの間で話題となり、そのアドレスにもこれまでのシングルの発売日が並べられていたこともあって、欅坂から改名後初のアルバム作品が出るのではないかという予測もされていました。

 

 

櫻坂のファンとしては勿論喜ぶべきことだと思うのですが、個人的には少し複雑な気分でおります。というのも、以前公開された海外ファンの櫻坂に関するアンケートで、藤吉夏鈴の人気が一番高かったことから次のシングルで表題センターにすべきだと考えていました。しかしここでアルバムを挟まれたので、その可能性が薄くなったように思えたのです。

 

 

過去の坂道アルバムのリード曲を振り返ってみると、まず欅坂時代に発売した1stアルバムの収録曲「月曜日の朝、スカートを切られた」ですが、こちらは当時不動のセンターとして位置付けされていた平手友梨奈がそのまま続投しています。ちなみにデビュー曲「サイレントマジョリティー」の前夜をイメージしてMVも作られていますが、実際はYoutubeのみでの公開となっています。

 

 

続いて乃木坂46の場合、アルバムリード曲の歌唱メンバーはその前にリリースしたシングルの選抜が引き続き担当するケースが多く、センターも変更なしか隣のポジションにいたメンバーが流動してWセンターになることが殆どです。唯一変わっているのがベストアルバムに収録された「最後のTight Hug」ですが、これに関してはセンターの生田絵梨花が卒業を控えていたからこその手向けと言えるでしょう。

 

 

そして最後が日向坂46。ひらがなけやきから改名して4枚のシングルをリリースし、その後にアルバムのリード曲「アザトカワイイ」が制作されたわけですが、同曲のセンターに抜擢されたのが佐々木美玲でした。みーぱんはひらがな名義の楽曲でも経験があるとはいえ、日向坂としては小坂菜緒が4作続けてシングルセンターを務めていたので、上記の先輩2組を含めても異例の展開だったと思われます。

 

 

これらの点を踏まえて、櫻坂の1stアルバムのリード曲がどう転ぶかを考えてみますが、最初に注目すべきは歌唱メンバーの人数です。先月のコンサートで渡邉理佐が、そして来月の「W-KEYAKI FES 2022」で原田葵が卒業すると、現役メンバーは21人。加えて彼女達は2列目までの櫻エイトと、最後列且つ曲ごとにメンバーが入れ替わるバックス制度が設けられているので、この部分がアルバムではどうなるのか?

 

 

もう一つ注目すべきは、やはり誰がセンターになるのかというところ。卒業した理佐を除くと、MV付きのセンター曲を持っているのは2期生の4人のみ。その内シングル表題曲で経験があるのが森田ひかる、田村保乃、山﨑天なので、乃木坂や欅時代のケースを考えれば3人のいずれかという可能性が強いですが、逆に生ちゃんやみーぱんのような流れであれば、満を持しての夏鈴ちゃんというパターンもあります。

 

 

事実、櫻坂名義の楽曲でMVが一番再生されているのが、夏鈴ちゃんがセンターを務めている「なぜ恋をして来なかったんだろう?」でもあります。近頃彼女が外仕事で活躍する幅も増えてきており「BACKS LIVE!!」の第2弾でも夏鈴ちゃんのパフォーマンスがトレンド入り、しかし「五月雨よ」のメンバー選考がその前に決まっていたことも踏まえると、夏鈴ちゃんの勢いを音楽面でも使うチャンスは今しかないのでは?

 

 

来月の8日に公開予定とされている日向坂のドキュメンタリー映画、そのビジュアルは表題曲のセンター経験があるメンバーを中心に描かれていますが、みーぱんもセンターの一員として加えられています。このことから、シングル活動だけが音楽面の全てではないという意味も十分伺えるはず。なので、櫻坂のアルバムリード曲のフォーメーションはまだまだ断定できません。

 

 

「アザトカワイイ」が紅白歌合戦でパフォーマンスされたこともありますし、或いは櫻坂がこのアルバムを引っ提げて年末までひた走る可能性もあるでしょう。その全貌が明らかとなるのは、果たしていつ頃か・・・?