攻めか?守りか? | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日、4月6日に発売される櫻坂46の4thシングル「五月雨よ」のMVが解禁されました。降りゆく雨や天候を恋愛に例えた同曲のMVは、堀田英仁監督の下アナログにこだわった映像として仕上げられ、センターの山﨑天が湖の上でフライングしたり、メンバー達が自然に囲まれながら神々しく映る場面の数々に、既に魅入られたバディーズも多く、Youtubeでは国外からのコメントも相次いでいるなど反響を呼んでいる様子です。

 

 

ただ、その再生回数は現状過去作の勢いを超えることは難しく見られており、今回のミドルテンポの楽曲もこれまでとは違った路線である故か、一部では物足りなさを感じる声もちらほら。リアルサウンドの記事でも「櫻坂も楽曲で勝負していく精神は貫くべき」と、本作の作曲を担当したのが誰かまだ判明していないとはいえ、まるで少し思うところがあるかのように思える文章が書かれていました。「五月雨よ」の評価については、実際に似合いそうな季節になってみないと分からないのかもしれませんが・・・

 

 

少し個人的な話をすると、最近は乃木坂46の齋藤飛鳥がCMに出演していたアプリゲーム「ヘブンバーンズレッド」のプレイに熱中しているのですが、その理由の一つとして挙げられるのがボス戦や劇中のイベントで流れる挿入歌で、それぞれ違った良さを引き出しているのです。また、先月第2期の放送が終了した「鬼滅の刃」のアニメでも、LiSAさんやAimerさんがメインキャラのイメージを浮かばせるような楽曲を歌われており、その曲が持つ力に自分も惹かれました。

 

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話を戻しますと、リアルサウンドの記事では乃木坂にとっての杉山勝彦さん、欅時代でのバグベア、ナスカのように、櫻坂に力強い代表曲をもたらす作曲家がまだいないと書かれています。櫻坂名義でリリースしたシングルの内、表題曲2つはデレク・ターナーさんという方が作曲を担当されていますが、その間に日向坂46でも「君しか勝たん」を手掛けられていたことから、上述の方々のように根強い関係を築いているとはいえず、まだ櫻坂の方向性を定められていないと見受けられます。

 

 

そんな中、改名して初の1000万回再生に達しようとしているのが、1stシングルのカップリング曲「なぜ恋をして来なかったんだろう?」です。そこでセンターを務めた藤吉夏鈴は、バックスメンバーのみで出演した1月のライブで「Dead end」をパフォーマンスし、一番の盛り上がりを見せておりました。もし天ちゃんセンターの新曲で攻めきれないとしたら、次こそは夏鈴ちゃんがその大役を務め、再び大勢の人を魅了させる楽曲を披露してくれるのでしょうか?

 

 

一方、先輩グループの乃木坂はNHKの音楽番組「シブヤノオト」に出演し、今月23日に発売予定の29thシングル「Actually...」をパフォーマンスしました。しかし、同曲のセンターに抜擢された5期生の中西アルノが活動自粛に入った為、この日は両隣で彼女を支える位置にいた飛鳥と山下美月が代理を担い、実際の選抜メンバーが時間の都合でアンダーと入れ替わっているポジションもあり、振付は初披露の時と演出が変更されていましたが、視聴したファンの多くはその仕上がりに感服しておりました。

 

 

ですが「46時間TV」でアルノちゃんが新センターとしてお披露目された当時は、VTRで紹介されていた「かつてない歌声」を最後のサビの前でも発揮していたので、シブヤノオトでのその部分はどうしても弱く感じました。そもそも飛鳥と美月も歌唱力を売りにしているわけではないので、いくら現体制のWエースといえど補えないところもあると考えられます。初手から攻めに行くつもりが、一転して守りを固めなければならない状況に至った、乃木坂の今後は如何に・・・?

 

 

そして、日向坂からも激動の予感が。長らく休養していたグループの初代センター・小坂菜緒が活動復帰を発表、さらに冠番組「日向坂で会いましょう」のCMにて、新メンバーを募集することが明らかになったのです。これまで彼女達は常に表題曲の全員参加を貫いてきていますが、このオーディションの合格者がどれ程の人数かによっては、乃木坂や櫻坂のように選抜制度を敷かざるを得ない状況となるので、おひさま達は複雑な心境を隠せないことでしょう。

 

 

昨年は加藤史帆と金村美玖がシングルセンターを務めましたが、その他のメンバーも幅広いメディア露出を見せているので「次はこの子が!」とおひさまから望まれる逸材揃いの日向坂。もうすぐ念願の大舞台、東京ドームでの公演を控える中、次回作のMVを撮影しているという噂も出ておりますが、果たしてどのメンバーが躍進し、こさかなはどのようにして関わり、新メンバーの加入を待ち受けるグループの運命を左右するのか?

 

 

 

 

 

3グループ共に、攻守の問題で悩まされているであろう坂道シリーズ。一先ずは彼女達の上半期の活躍が、どこまで世間に注目されるかが気になるところです。