もっと力をつけなければ | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

今月の21日から3日間に渡り、Youtubeで生放送された「乃木坂46時間TV」。メンバー達がそれぞれやりたいことを持ち出したり、深夜の人狼ゲーム、3チームに分かれての大運動会など、様々な企画でファン達を楽しませたイベントの終盤でお披露目されたのは、29thシングル「Actually...」のセンターを務めることになった5期生の中西アルノでした。

 

 

その前に行われていた5期生のお見立て会は、学業のスケジュールで未だ公開されていない3人と、濃厚接触者になった冨里奈央を除いた7人が自己紹介や特技、これまでの乃木坂の楽曲をパフォーマンスしたわけですが、そこでアルノちゃんは尾崎豊さんの曲を歌唱し、彼女の歌声に幕張メッセの観客達が思わず言葉を呑みました。

 

 

それから46時間TVの終盤、そしてテレビ東京の特番「テレ東音楽祭」で初披露された新曲では、キャプテンの秋元真夏が事前に教えていた「バリバリのダンスナンバー」に合わせた振り付け、加えてアルノちゃんの歌声がここでも発揮され、リアルタイムで視聴していた自分の感想としては、新たな可能性を見出だす作品になるのではと思いました。

 

 

ただ、今回の新曲のパフォーマンスに複雑な心境を抱くファンも何人かおり、その理由が姉妹グループのかつての姿、欅坂46のような演出と、センターのアルノちゃんが平手友梨奈に似た雰囲気を持っていることです。中には5期生の過去の経歴や疑惑を引きずる方もおり、否定的な意見が呟かれていることも・・・

 

 

しかし、自分が読んでいるブログの方は、これで今年のレコード大賞を狙うのでは?とも考えていました。近年は齋藤飛鳥や遠藤さくらがセンターの楽曲で優雅なパフォーマンスを見せても、白石麻衣を中心に掴んだ過去の栄光には未だ及ばず。乃木坂が女性アイドルブームのトップであることを示すには、もっと力をつけなければ・・・運営はアルノちゃんがその力を持っているのではないかと感じて、抜擢したのかもしれません。

 

 

実際に新曲のパフォーマンスを終えた後、飛鳥がアルノちゃんを「ちょっと生意気な奴」と称する微笑ましいやり取りがあったり、これまでのセンター経験者であるさくちゃんや与田祐希が「今度は自分が支えになれたら」という頼もしい発言をしたりなど、既に5期生と共に歩んでいく姿勢を見せています。ならばデビュー初期から見守ってきたファンも、新しく興味を持ち始めた方も、その行く末を見届けるしかありません。

 

 

一方、上述の欅坂から改名して1年が過ぎた櫻坂46は、46時間TVの初日と同じ日に放送されていたラジオ番組「レコメン!」にて、4月にリリースされる4thシングル「五月雨よ」の音源が解禁されました。こちらは乃木坂の新曲とは対照的に、むしろジャンルが入れ替わったかのようにしっとりとしたイメージの曲調の中で、センターの山﨑天をはじめとするメンバー達の歌声が耳に入ってきました。

 

 

ようやくグループ名の雰囲気に合いそうな楽曲が作られ、本作の歌唱メンバーに上村莉菜と関有美子が加わったことも納得する声が上がっていましたが、今回の表題曲が「『二人セゾン』みたい!」だと呟くバディーズもおり、それを踏まえた上で個人的な感想を述べると、勝負曲としては少し弱いかな?という印象に至りました。

 

 

正直な話、この手の楽曲も女性アイドルならいつでも歌えたはず・・・中には3rdシングル「流れ弾」のセンターである田村保乃と、天ちゃんの順番を入れ替えても良かったんじゃないか?という意見がネット上で呟かれていました。既に新曲の音源を公開済みにも関わらず、テレ東音楽祭で再び流れ弾を披露したのは、今回の乃木坂のパフォーマンスに話題性も、曲の力としても負けるのを恐れたからのような気がしました。

 

 

この4thシングルで別のメンバーがセンターになると予想していた自分としては、欅時代最後のシングルCDである「黒い羊」や、日向坂46の「こんなに好きになっちゃっていいの?」のような曲調が来るかも?とも考えていました。櫻坂は改名してからもパフォーマンスの部分を重視していたので、彼女達の真の力が発揮されるのは、ただ単に迫力のあるパワフルな楽曲だけではないと思います。

 

 

現状、次のシングルでその鍵となり得そうなセンター候補は守屋麗奈と藤吉夏鈴の2人が主と見受けられます。ただ、本作のフォーメーション選考では1月の「BACKS LIVE!!」の成果が反映されておらず、れなぁの櫻エイト昇格は朝の帯番組での頑張りが既に使われてしまったと考えられるので、このまま特に目立った動きがなければ「Dead end」のパフォーマンスがトレンド入りした夏鈴ちゃんに落ち着きそうです。

 

 

3月に予定されている東京ドームでの公演に向け、テレ東音楽祭で「約束の卵」を歌唱した日向坂の今後も気になるところ。エースの一人である小坂奈緒復帰の目処が立たない中、他の坂道グループで新センターが相次いでいるので、彼女達もこの流れに沿うのかどうか・・・日向坂もセンター候補と定められるメンバーを多く抱えているので、その問題を少しでも解決してほしいものです。

 

 

 

 

 

というわけで、2022年は早くも第1クールの終わりが近づいてきています。そんな中で一つの区切り、そして新たな一歩を踏み出そうとする坂道シリーズ・・・その先に輝かしい未来が待っていると、今はそのことだけを願いたいと思います。