年末勝負の下準備か? | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日、日本テレビ系列で生放送された「ベストヒット歌謡祭」に、坂道シリーズ3組が出演。乃木坂46は来月に発売が予定されている初のベストアルバム「Time flies」のリード曲にして、グループからの卒業を発表した生田絵梨花の最後のセンター曲「最後のTight Hug」の他、遠藤さくらが2回目のシングルセンターを務めた「ごめんねFingers crossed」を久々にパフォーマンスしました。

 

 

一方、日向坂46は金村美玖が初センターに抜擢された6thシングル「ってか」を披露しましたが、嵐の櫻井翔君が司会を務める来週の「ベストアーティスト2021」では、SNSコラボ企画で1位に選ばれた衣装を着て「君しか勝たん」を歌唱することが示唆されています。櫻坂46も先日の放送では最新曲「流れ弾」をパフォーマンスしましたが、今後出演が決まっている特番では何を披露するかまだ分かっていないので、同曲のパフォーマンスに尽力する可能性が大きいと見受けられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きはこれくらいにして、今回の記事で自分が何を言いたいのかと言うと、年末の音楽の祭典の1つである「日本レコード大賞」の時期が、今年も近づいてきたわけです。ただ、大晦日の「NHK紅白歌合戦」は、観客を動員しての生放送や司会者などが既に発表されていますが、レコ大に関しては現時点で未だに音沙汰がありません。そろそろ何かしらの発表があることを期待しつつ、今回はこれまでの坂道の動向を踏まえて大賞の予想をしておきたいと思います。

 

 

坂道シリーズの過去の戦績はというと、乃木坂が2017年から4年連続で出演、欅坂(現・櫻坂)は18、19年度の計2回、日向坂も19年度に初出演している中、17、18年度のレコード大賞を乃木坂が連覇しています。しかしそれ以降は、19年度が坂道の三つ巴という報道も一部でなされていたにも関わらず「パプリカ」に3連覇を阻まれ、昨年もアニソン界の女王・LiSAさんが大人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌を務めた「炎」に敵わず、奪還はなりませんでした。

 

 

そんな中で、今回の坂道にとって最大のライバルになると個人的に予想しているのが、日韓合同プロジェクトから誕生して話題のNiziUなんですが、彼女達の今年の活動を振り返るとテレビCMにはそこそこ映っていたものの、夏の時期の音楽特番には一切出ていなかったことから、イマイチ盛り上がっていない印象があると思っています。LiSAさんも今年は一時期活動をお休みしていたので、2年連続で出演する可能性はやや低そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮にNiziUの出演が決まったとしても、DA PUMPの「U.S.A.」が大ヒットしたにも関わらず乃木坂の「シンクロニシティ」が受賞した18年度のケースや、韓流系のアーティストが大賞を受賞したことがない展開を踏まえると、必ずしも有力候補とは限らないかと思われます。リリースした作品が売れていても、強い影響力を持つアーティストが少なかったりすれば、後はもう候補に選ばれた楽曲の質と、当人達のパフォーマンスによる真っ向勝負となるでしょう。

 

 

先日の「ベストヒット歌謡祭」で乃木坂がフィンクロを披露したり、日向坂がしかたんの歌唱を予定している現状というのも、或いは年末の勝負に向けた下準備かもしれません。これまで乃木坂は白石麻衣がセンターを務めた楽曲でしかレコ大を獲っておらず、今後もグループの勢いが安定するかどうかはまだ微妙といったところです。ここらでさくちゃんのような若きエースを中心に添えた作品で3冠目を獲得し、日向坂も自分達が初の栄冠に輝くことで、女性アイドル界の坂道ブームを存続させたいところでしょう。

 

 

そう考えつつも、自分としては櫻坂に対する不安視がどうにも拭いきれません。他の2組がここにきて過去曲のアピールに乗り出しているのに対し、櫻坂だけが「流れ弾」のパフォーマンスを貫こうとするならば、個人的には容認しがたいところです。というのも、これまでテレビで同曲をパフォーマンスする場面を見てきましたが、どうしても楽曲のメロディーとセンターポジションで踊り狂う田村保乃の姿に感動することができず、年末の大勝負に持っていくには弱いと思ってしまうのです。

 

 

そう考えると、櫻坂としてのレコ大の初陣は、やはり初代センターの森田ひかるを中心とした作品で挑戦してほしいです。改名して未だ1年といえど、欅時代に踏んできた場数を含めれば経験は多く積んでいるので、その成果を全て発揮するつもりで今年の4月にリリースした「BAN」のパフォーマンスに臨んでほしいものです。彼女達が悲願を達成する可能性が万に一つでもあれば、グループの勢いを欅時代に届かせるチャンスに繋がることでしょう。

 

 

 

 

 

おそらくはここが運命の分かれ道になるであろう坂道シリーズ・・・果たして音楽の神様は、今度こそ彼女達に微笑んでくれるのでしょうか?今はその挑戦権が与えられることを願いたいと思います。