これで良かったのか? | 坂道&ジャンルマルチブログ

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坂道シリーズを中心に、他の話題もたまに語るかも?なブログです。
現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日の「ひらがな推し」のエンディングで、ひらがなけやき改め日向坂46のデビューシングル「キュン」のフォーメーションが発表されました。フロントに齊藤京子、加藤史帆、柿崎芽実、佐々木美玲の1期生4強メンバーが揃う中、センターはモデルとしての活動も行っている2期生・小坂菜緒が務めることになりました。また、現時点では個別握手会に参加予定が無い唯一の3期生・上村ひなのは、3列目の真ん中というポジションに配置されました。

 

 

「結局こうなったか」という思いもあれば、発表の瞬間があまりに急すぎて、またあっさりと終わってしまった為に「全然ドキドキしなかった」というのが、今回のフォーメーションに対する感想です。以前の占い企画で「3月に願いごとが叶う」と占われ、結果的に3月にシングルデビューすることが決定。また、同時にメンバーの中で一番運勢が良いと占われたのもこさかなであり、この時からデビューシングルでセンターを務めることが予言されていたものと思われます。

 

 

実のところ、ファンの間では同じく今月に発売されるAKB48の55thシングル「ジワるDAYS」のカップリングとして収録される、坂道AKBの楽曲第3弾で「日向坂をアピールする為にセンターに抜擢されるのでは?」と予想されていました。ですが蓋を開けてみれば、今回センターを務めるのは乃木坂46の山下美月。曲のタイトルも「初恋ドア」と名付けられており、過去の坂道AKBの楽曲とは真逆の曲調となっています。そんな中で、日向坂はこさかなをセンターにデビューする流れとなります。

 

 

ただ、本作のタイトルやその歌詞にも「キュン」というフレーズが使われていることから、若干クール要素が強めなこさかなには「どうも似合わない」というファンからの声がちらほら。また、これまでの坂道シリーズやHKT以外の48グループは、デビュー曲のセンターに1期生を起用していた為「やっぱり1期生のセンターが良かったな・・・」という本音も上がっています。確かにシングルデビューとグループの改名が決定した際には、きょんこが一番喜びを爆発させていた印象もありました。

 

 

また最近では、当時ひらがなけやきを兼任していた長濱ねると共に初期のひらがな楽曲のセンターを務めていた芽実が、ぶりっ子キャラとして注目を浴びつつあります。昨年末でのCM2本のタイアップで使われた2曲でもフロントの1人として配置されていたので、その流れで本作のセンターには芽実が一番似合うのではないか?と考えていました。欅坂の活動の裏で、長い年月を必死に駆け抜けてきた1期生も、その本心はどう感じているのかが気になるところです。

 

 

ところで、今回のフォーメーションには他にも不満を漏らしてしまうようなポイントがいくつかあります。まず、本作の個別握手会の応募受付にて、こさかなにも匹敵する人気を持つ2期生のおすしこと金村美玖と丹生明里が、数少ない1次完売メンバーとなっているのですが、その内の1人であるおすしが3列目、対照的に今だ全完売となっていない佐々木久美が2列目に配置されています。これはグループのキャプテンであり、雑誌の専属モデルにも抜擢されたくみてんを優先したのか?という風に見受けられます。

 

 

また、1月に単独写真集を発売した渡邉美穂も、本作のフォーメーションでは2列目の右端から2番目という、少々微妙なポジションとなりました。売り上げは先輩・乃木坂の生田絵梨花に及ばないとはいえ、グループの知名度がまだそこそこという段階の中で、グループを代表して初めての写真集を発売するという大役を担った彼女の頑張りを、無下にしているのではないか?と自分は思います。この2つが、今回のフォーメーションに対する個人的な不満であります。

 

 

今回の日向坂の布陣は、近年の乃木坂46と同じように、人気メンを先頭に配置するという手堅い戦法となりました。もし今後もこのような配置が続くとすれば、白石麻衣を中心にビジュアル戦略を推し進めた乃木坂の真似をしているかのような印象が付けられてしまうことでしょう。とはいえ乃木坂も4thアルバムの発売後に、4期生を加えた新体制へ本格的に動き出すと思われるので、そちらの動向次第では逆に日向坂がその路線を突き進む可能性があるかもしれません。

 

 

デビュー曲のタイアップとして起用されるのでは?と予想していた「マギアレコード」も、現時点でいつアニメが放送されるのかがまだ判明していません。これが7月からの第3クールに放送されるのであれば、占い企画でも「5・6月に波乱が起こる」とされているので、そのうち2ndシングルの発売が決定し、マギレコのエンディング曲に起用されるのと同時に、メンバーのフォーメーションもまたガラッと変えてくる可能性も十分にあり得ます。

 

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ともかく、事実上日向坂の初代センターとなったこさかなですが、思い返せば坂道シリーズには生駒里奈から平手友梨奈へという系譜も存在していました。「制服のマネキン」で常にライブを盛り上げた生駒ちゃんのセンター像は、次第にてちへと受け継がれていったことでしょう。2人共後に女優としても飛躍しつつありますが、そんな彼女達のセンター像をこさかなが受け継いでいくのか?と考えてみれば、それはおそらく不可能だと思われます。

 

 

そちらの部分は、欅坂2期生のお見立て会でセンターを務めた藤吉夏鈴か、或いはてちとのWセンターをやってみたいという願望を持つ山﨑天か、それともかつてひらがなのライブで「制服のマネキン」をセンターポジションで踊ったべミホが受け継いでいくのか?そちらの方も期待しつつ、日向坂46の今後を静観してみたいと思います。