アイツが帰って来た | 坂道&ジャンルマルチブログ

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現在好評配信中の、大人気アニメ作品のゲームアプリ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」。このゲームに先日、原作ファンも待望中の待望であった魔法少女・暁美ほむらが参戦するようになりました。先週から公式サイトにて謎のカウントダウンが始まり、そして女子フィギュアスケートのザキトワ選手、メドベージェワ選手が出演する新CMも公開されていましたが、それらは全て、ほむらが満を持してマギレコに登場するのを記念して作られた企画になります。

 

 

「満を持して?今までずっと出てたじゃないか」と思われる方もいることでしょう。しかしこれまでのゲームの展開に登場し、舞台でひらがなけやきの河田陽菜が演じたほむら(通称・眼鏡ほむら)は、実はまだ魔法少女になりたての頃の姿であり、今回マギレコに参戦するほむらは、アニメ全編を通してクールな立ち振る舞いをしていた、原作ファンにとってはこちらの方が印象が強いとも言える姿のほむらなのです。今回はアニメの中でもかなり人気が高い彼女について語りたいと思います。

 

 

病弱かつ引っ込み思案な性格だったほむらが魔法少女になったきっかけは、原作の主人公・鹿目まどかとの出会いです。この時はまどかが既に魔法少女となっており、魔女の結界に捕らわれたところを救ったまどかにほむらは憧れるようになります。しかし、後に現れた最強最悪の魔女<ワルプルギスの夜>との戦いでまどかが死んでしまう様を見たことで「まどかを助けたい」という願いを抱き、時間を操る能力を持った魔法少女となるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これにより、ほむらは時間を遡ってまどか達と共に戦いへと身を投じます。しかしワルプルギスを倒しても、待っていたのはまどかが魔女になってしまうという結末でした。そして、ほむらやまどか達と契約してきた謎の生命体・キュウべえの目的は、魔法少女を魔女化させることで莫大なエネルギーを得、宇宙の延命に利用することだったのです。この事実を知ったほむらは、まどかから「キュウべえに騙される前の私を助けて」という約束を交わしたのです。

 

 

ほむらは新たな時間軸でまどかとキュウべえの契約を阻止し、仲間の手も借りず一人でワルプルギスに挑もうとします。しかし、最後の最後でまどかは「全ての魔法少女を魔女にさせない」という願いでキュウべえと契約し、神に等しき<円環の理>という存在になります。世界を改変し、魔法少女の運命を希望のままで終わらせたまどかは全ての時間軸からいなくなってしまいます。結局まどかを救えなかったほむらですが、いつかまどかともう一度巡り会える日まで戦い続ける道を選びます。

 

 

ところが、劇場版の「【新編】叛逆の物語」ではキュウべえの策略にはまってしまったほむらをまどか達が救いますが、その瞬間にほむらはまどかから<円環の理>の力を奪い、<悪魔>のような存在となってしまいます。自らの手でまどかやその仲間達も生きている世界を作ったほむらは、「欲望より秩序の方が尊い」というまどかがいずれは敵対するかもしれないという予感を抱きつつも、彼女への愛が故にそれを責めず、ただまどかの幸せを願うのでした。

 

 

本編の展開は現時点でここまでとなっていますが、その後開催されたイベントではコンセプトムービーが上映され、そこでほむらは「私の邪魔をするというの?」と言葉を発し、不敵な笑みを浮かべます。おそらくは新編の後の物語になると思われますが、その全貌がいつ我々の目の前で明かされるかはまだ分かりません。ですが、これまでの劇場版3作も反響が大きかっただけに、その時が来れば必ず盛り上がること間違いなしでしょう。

 

 

この作品の外伝である「マギアレコード」も、3月にメインストーリーの第1部が最終章を迎えることになるようです。そして2月に舞台のDVDとBlu-rayの発売、さらにアニメ化も控えているなど、今年1年は大忙しになりそうです。これを機に、再び「魔法少女まどか☆マギカ」ブームが熱を取り戻すかもしれません。