曲と踊りに向き合う精神 | 坂道&ジャンルマルチブログ

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現在の主な推しメンは遠藤さくら・賀喜遥香(乃木坂)、藤吉夏鈴・森田ひかる・山下瞳月(櫻坂)、小坂菜緒・正源司陽子(日向坂)です。

 

先日、欅坂46の公式サイトにて2月27日に8thシングルを発売することが発表されました。去年の「アンビバレント」発売以降、今泉佑唯、志田愛佳、米谷奈々未と3人のメンバーが卒業してから初のシングルとなります。キャプテンの菅井友香は出演しているラジオ番組で「今までの欅のシングルには無かった新しい挑戦。胸がちょっと締め付けられました」と、人生観を変えてしまう程のメッセージ性の強い曲だと語っています。どのような曲調で、どんなパフォーマンスが見られるのか非常に期待値が上がります。

 

 

気になるのはやはりセンターを務めるのは誰なのか?そして、平手友梨奈は参加しているのか?ということです。ファン達の間では「既に去年の終盤ごろにMVを撮影している」という噂が流れており、それもてちがパフォーマンス活動を休止するという発表がされる前に流れたものと思われるので、参加している可能性は十分にあるでしょう。ただ問題は、これを音楽番組などで披露する際にてちは回復しているのかということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年「ガラスを割れ!」を発売した頃には体調が回復していたてちですが、映画「響-HIBIKI-」への主演のオファーが来ていた為に一時グループの活動から身を引いていました。現在彼女にそういった新しい仕事のオファーはまだ無さそうなので、心置きなくグループの一員として活動できると思います。また、商品概要の封入特典としてメンバーの生写真が36種あるということから、加入したての新メンバーは参加せず、原田葵と影山優佳を除いた漢字・ひらがなメンバーで構成されるのではないかと推測されます。

 

 

前回の「ひらがな推し」で3月に願いが叶うと占われ、シングルデビューの可能性が見えたひらがなけやき。漢字組が去年の内にMVを撮り終えているならば、本作のカップリングには事前にメチャカリ会員の一部に販売された「JOYFUL LOVE」が収録されると考えられます。偶然にも出演した舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」のDVD・Blu-rayと同じ発売日になったひらがな組ですが、或いはそのスペシャルイベントや3月中の握手会で新展開が動くかもしれません。

 

 

時に、此間の「AKB48SHOW!」ではAKBと乃木坂、そして欅坂の紅白歌合戦密着スペシャルが放送されました。そこでは欅坂の振り付けを担当する上野隆博先生が、前日の日本レコード大賞を受賞できなかったことに悔しさを感じ、まさかの涙を流す瞬間が見られました。絶対的センターのてちがいない中でのパフォーマンスでもあったからか、隆博先生の熱い気持ちに心を打たれ、つられて涙するメンバーも。この出来事は彼女達にとって、また一つ成長できる糧となるでしょう。

 

 

思えばAKB48も、あの舞台で何度も挫折を味わってきました。一度は初めて候補に選ばれながらもEXILEに3連覇された時、二度目は結成10周年、初代総監督・高橋みなみが卒業する花道を懸けた一戦でありながら、弟分である三代目J SOUL BROTHERSの連覇を許した時。結局彼女達が賞を受賞したのは前田敦子のセンター曲のみで、なかなか全盛期の功績には届きそうにありません。総監督の役職を向井地美音に譲る決心を固めた横山由依も、その目標は今も抱き続けているでしょう。

 

 

対して乃木坂46は、2012年のレコ大で新人賞に選ばれたわけでもなく、これまでは言ってしまえばほぼ無縁に近かったです。しかし一昨年は初出演でありながら「インフルエンサー」でレコ大受賞、昨年は「シンクロニシティ」で連覇を果たしました。とはいえ、これらの曲が世間一般に浸透しているとは頷けず、どちらかというと写真集の売り上げやCM出演などで人気を博している彼女達。グループの代表曲を作るという課題はまだまだ続きそうですが、今の彼女達はどこまで本気なのでしょうか?

 

 

乃木坂の曲といえば、ファンからは「制服のマネキン」や「君の名は希望」が上がるでしょう。しかしこれらはまだ乃木坂が有名になる前から発売されたものであり、3年前の48&46ドリームチームの楽曲投票では欅坂の「サイレントマジョリティー」がAKBの「恋するフォーチュンクッキー」に競り勝ったのに対し、「君の名は希望」は大きく引き離される結果に。センターを務めた生駒里奈ちゃんを含め、当時参加したメンバーは若干の悔しさもあったことでしょう。

 

 

長い時をかけて2015年に紅白初出場した乃木坂ですが、その翌年にデビューした欅坂があっさりと初出場を決め、その順調さに嫉妬するメンバーも中にはいました。今となっては立場が逆転し、レコ大を2連覇してアイドル界の頂点に上りつつある乃木坂と、それを追いかける欅坂という構図が出来上がっています。ただ負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、これまで欅坂は一度も万全の状態でレコ大には望めていませんでした。

 

 

しかし、もう四の五の言ってられる状況ではありません。年末までてちの体がもつにしろもたないにしろ、今年は自分達の楽曲とその踊りに向き合う精神を持って、全身全霊でパフォーマンスに力を尽くすでしょう。真に国民的アイドルグループとなり得るかどうか、2019年は欅坂46の勝負の年になりそうです。