・「おしながき」的blog ~Abyss blue partyへの道程~
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・Milky wayなblog~Abyss blue partyへの道程2~

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・『ヒロセという漢(オトコ)』 & 〆切日!! ~Abyss blue partyへの道程3~

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こちらの3つのblogが事前準備のお話の数々…(笑)

 

そして…

~『Abyss blue party』1 [風習・空間・食の巻①]~

http://ameblo.jp/fizzbeyondblog/entry-12292043227.html

 

今回のblogの前のお話

 

宜しければ、いずれもご覧下さいませ。

 

『日本酒、地酒』

 

曙酒造さん

「天明」、「曙色梅酒」

 

鶴乃江酒造さん

「中将(夏限定)」

 

ほまれ酒造さん

「からはし」

 

末廣酒造さん

「舞」

 

名倉山酒造さん

「月弓」

 

福島の日本酒はここ数年で、

全国的、世界的に評価を高め、

「ブランド」として、

価値を高めた様に感じます。

 

それは「ブランド」という「表面的な名前」ではなく、

歴史、伝統、革新の裏付けによるものと自分は考えます。

 

実際に酒造を見学、店舗に直に伺ったり、お話を伺ったりもし、

自分も最近は日本酒を舌や嗅覚で覚える勉強もしております。

 

そんな「日本酒(地酒)初心者の自分だからこそ」

ご提案も出来る部分があると思いましたのと、

「プロ」としてBucchiniさんに委ねた両側面から

今回は福島県内の地酒をメインに揃えて頂きました。

 

竹笹、

桶、

ござ

これらの演出も当日、前日決めた事も多かったですね(笑)

 

比較的飲みやすく、

「冷酒で是非飲んで欲しい!!」とアドバイス頂いた、感じた3本は

桶に氷を入れ、冷やして提供したかったという

実用面も考慮しての演出でもあります。

 

特に女性には飲みやすかったのと、同じく「日本酒初心者」の方々にも、

桶の3本や梅酒を始め、

大変ご好評いただきました。

これをキッカケに「地酒」、「福島の日本酒」に

興味をお持ち頂けましたらば幸いです。

 

時たまお酒を作ったり、お酌をしたりと

「Bar タカハシ」的なスポットでもありました(笑)

 

『満田屋』さん

 

『会津の野菜、お米』

 

『日本酒に合う食べ物』

 

満田屋さんで販売している「にしんの山椒漬け」。

会津の方々とお話すると、

皆さんから「日本酒に合う食べ物の代表格」として、

「馬刺し」と同様に挙げられます。

 

元々は北海道から船で新潟を経由し、

会津で販売されていたにしん。

「次にいつ購入できるかわからない」、

そうが故に考えられた保存食がこちら。

そういった「知恵」の結晶でもあります。

 

今回は販売している山椒漬けに満田屋さんでは

「もうひと加工」して、提供しているそうで、

そのレシピを伺い、Bucchiniさんで再現して頂き、

皆さんにお出し致しました。

(私の箸が止まらなかった事は言うまでもありません(笑)

大好きなのです。)

 

Bucchiniさんも食べ物には気を遣って下さいまして、

秋田で有名な「いぶりがっこ」、

三重が発祥と言われている「きゃらぶき」

…etcもご提供下さいました

 

奥に見える2種類のドレッシング、ジュレも満田屋さんの商品です。

塩麹ドレッシングは取材の際に「あの又〇先生」も購入して行かれたそうですよ…。

 

下に敷いた「葉蘭」も雪村庵よりお手配した物です。

ただ「器に盛りつける」だけでなく、

こういった「彩り」も大切ですよね?

 

写真手前が「ちーず味噌パン」

満田屋さんでは囲炉裏で焼いて提供するのですが、

Bucchiniさんではサンプルを試行錯誤し、

オーブンで焼いた際に

「一番美味しい焼き加減、焼き方」を模索して頂いた上で、

提供して下さいました。

 

厚揚げのもろみ味噌も満田屋さんのもので、

もろみ味噌の美味しさが伝わる提供の仕方。

(写真にはございませんが、スイーツに添えたジャムも満田屋さんのものでした。)

 

本当に料理全体もシェフのカンノさんが

試行錯誤して下さいました。

 

そして、今回の野菜の一部、ちらし寿司のお米は

イワブチ 店長のご両親が育てた食材です。

「温もり」や「ありがたみ」を感じやすい食材、食事も意識したのも

今回の自分の中での「意図の一つ」でした。

 

今回と前回の2つのblogは「人」ではなく、

 

文化、風習、背景、食、自然からの恩恵、

季節、風土、生活の知恵、

装飾、感性、

風流、わびさび、嗜み、

和洋折衷

 

お金はほとんど掛けておりませんが(笑)、

それらを表現した

「演出」や「おもてなし」に焦点を当てたblog

 

さて、

華美で金額が高い物だけが美しいですか?

お金を贅沢に遣ったイベントだけが華やかで楽しさですか?

 

自然からの恵みで育てられたお酒、

満田屋さんが色々な想いを巡らせて下さった食べ物、

ユッキーニのご両親が作った野菜やお米、

それら『皆さんに喜んで欲しい』と、

シェフのカンノさんが試行錯誤し、調理して下さった料理は想いと共に

とても五感、六感にとってもとても美味しかったです。

 

自然の多い場所で、雪村庵の竹林を管理してらっしゃるサンペイさん、

今回一緒に沢山の力を貸して下さった、

共に主催者であり、お客様でもあるヒロセさん、

お二人が切って下さった竹、笹、葉蘭…

 

松、檜、紙に描かれたUGYAUさんのチケットも含めた作品達の独特の描写、色彩…

 

自分が手作りでCandle shop Variousさんのワークショップで作った

「ベガ(織姫)」、「アルタイル(彦星)」モチーフのキャンドル…

 

テーブルや至る所を彩り、華やかさを与えてくれた花々…

 

生活の知恵の中から生み出されたであろう

古くから日本ではお馴染みのもの達の演出

それらは人に感動や喜びを与えてくれる美しさや安心感もあった。

 

その自然の恩恵から生み出された演出は風情があり、

美しさを感じた事も事実。

 

今回のイベントのすべて

「自分の美学」の一つです。

そして、今回のイベントも含めて、

「現在のfizz BEYONDとStray EDENのカタチ」です。

その中に一番当店のなかで、

歴史の長い『服』、『ファッション』もあるという事。

 

「華がある人は、質素な生活の中でも華が在る、

どこかしら潤いのある豊かな生活」

を送っている。

 

『精神的な豊かさ、充足』

『嗜み』

とも言えるかもしれない。

 

それらはきっと、

量、大きさ、多さ…

物質的、数字だけの話じゃない。

あったら困りはしないだけで、

それらが幸せに直結するかは、また別の話。

 

一つの事を多面的に捉えつつ、

深化、深化させられるか、

「嗜み」を知る、

どれだけ「ホンモノ」を知っているか。

 

すべては

『感性』

 

でも、大半の人達は忘れてます。

「自国文化よりも優れているとされている異文化」や

「自分にウソをつかない物質」、

「その人々にとって美しい数字」

にご執心です(笑)

 

「皆さんは何を感じ、何を想い、日々を生きますか?」

 

少なくとも日本は自ら命を絶つ必要はない国だと思っている。

恵みある自然が在る様に、

人間も各々「在って良い」。

当たり前だ。

 

きっと本当はもっと

日本は「豊かな国」だと思います。

「傍に沢山転がっている」んです…。

それも今回のイベントを通じ、伝えたかった事。

 

最後にもう一度…

「皆さんは何を感じ、何を想い、日々を生きますか?」

 

自分ももっと「ホンモノ」を知り、感じ、

「ホンモノ」と出会わなくちゃいけません。

 

そうでないと皆さんに喜んで頂ける事が出来ないでしょうし、

もっと「服もカッコ良く、ファッションも楽しめない」と思うので…。

 

『華のある人』

そう在りたいですね。

 

少なくとも自分はそう生きたいですし、

周囲の皆様にもそう在る人達が多くいて欲しいと思います。

そんな「嗜み」を知る方々が多い方が

「より豊か」でしょうから…

 

ひとまず、1章は終わりです。

後日の2章に続く…

 

ご覧頂きありがとうございますクローバー

 

fizz BEYOND / Stray EDEN

有限会社イエローマインド

 

『なんでも屋』

タカハシ