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311から228日目

地震があった当初、なにかやらねばという思いだけが空回りして、

けっきょく大した事もできず、日常に追われて早くも半年以上が経過してしまった。

2011年3月11日から228日、初めて被災地へと足を踏み入れた。

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状況はいろいろ聞いたり写真で見たりして頭の中で想像はしていたが、

実際の現場は言葉にできないというか、適した言葉が見つからないというか、

なにも言えなかった。ただ、やはり見なければ解らないことだと体感した。

なにかしら復興に役立つ形で現地に訪れその場に身を置くべきだと、

既に半年以上経っているので状況はかなり変わってきてはいるが、

まだまだまだまだほんとうの意味での復興はこれからだと思うし、

想像の世界に生きるのはほどほどにした方がいいなと感じた。



今回は被災地支援活動のお手伝いをするというコトで

ある団体の支援活動に同行させていただいた。

現地でいろんな人と出会って話を聞いたり、

一緒にご飯を食べたり、

とても貴重な体験をさせて頂いた。

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どんな状況でもそこには人の暮らしがある。そして人々は元気である。

だが、そんな風に見えているのも会っているその瞬間だけしか分からないのである。

会話の中で言葉の節々に寂しさを感じる。

言葉にしなくても伝わってくる何かがある。

自分の先入観がそうさせているのか、

分からないがただ、出会ったからには、また会いに行く。

そして笑顔で再開する。



そんなコトを感じた2日間であった。



十人十色の自転車観

自転車が好きといっても様々だね。

とある放送局にて、約30名ほど自転車が好きと自称する

「自転車バカ」達を集めてトークをする番組に参加させて頂いた。

TVの無い生活をもう何年も続けているので、

その番組がどんなモノか知らなかったし、

司会タレントの名前すら言えないくらい無頓着なのだが、

なぜだかお声を掛けて頂き、内容もよくわからなかったが、

貴重な体験としてお勉強させて頂くことにした。

事前にアンケートに答えて、司会者がそれらを引き出す。

そのアンケート内容というのは自分にはあまり当てはまらない内容が多かった。

ポタリングとか・・・ 激坂とか・・・ 遠乗りとか・・・である。

日常的にやらないし興味もない・・・

街乗りとかならまだ得意分野だが、どうやら自分は数合わせのようであった。

まぁしかし、現場は楽しかった。

とにかく自分はその中に居つつ、傍観者として楽しませて頂いた。

なにか発言しようにも興味のない事について熱く語ることはできない。

収録は約7時間・・・ 長いし疲れたが、

いろんな人の自転車に対する熱い想いを聞けたし、

様々なスタイルがあり、多いに刺激を受けた。

自分はその中でほとんどしゃべってないし、

面白くもないし、興味深い発言をしたワケでもないので、

ホントにいなくてよかったと思うのだが、

でも楽しかった。

交通費として少々のお小遣いが手に入ったので、

早速帰りにヤラかして帰りましたとさ。

Enoteca Cricca Wine tasting Yha! Yha! Yha!

目が覚めたら夜中の3時・・・

なんて中途半端な時間に目が覚めたのだ?そしてなんだか身体が重たい・・・

なーんて、それもそのはず!昨日はEnoteca Criccaで散々飲みまくったのだ。

第3回目となる「Enoteca Cricca ワイン試飲講習会」のお題はなんと「ネッビオーロ!」でしたぁ!

ネッビオーロといえば!「バローロ!」あーんど「バルバレスコ!」なワケですYo!

私期待に胸を膨らませ、いつもより早くお店に着いて「マテ」の体制に入るわけでございます。

「ネッビオーロ」はピエモンテ州のクーネオ県などで栽培される希少な葡萄でありますが、他では様々な呼ばれ方をしているようです。「ピクトゥネール」とか「スパンナ」とか?、ロンバルディア州では「キアヴェンナスカ」とかとか、よくわかりませんが、まぁ今回は「ネッビオーロ」なワケです。

ネッビオーロの果皮には蝋粉(※ロウフン)が多く、これが霧のようであることや、ランゲの丘に霧が出るころ(10月初旬)に収穫が行われることから、ネッビア=霧というのが語源となりネッビオーロと呼ばれるようになったのだとか。

(※ 蝋粉(ろうふん)とは、葡萄の表面が白くなっているアレのことです。果実に含まれるロウ物質が表面に押し出されて白く見えるもので「ブルーム」とも呼ばれます。蝋粉は、雨や朝露などの水分をはじいて病気を予防したり、水分の蒸発を防いで新鮮さを保つなど、果実自らが作り出す自己防衛機能です。また、果粒に甘さがのってくると果皮についてくるものなので、甘さのバロメータにもなります。全体に蝋粉がついているものは新鮮で甘く、高値で取り引きされているそうです。)

この「ネッビオーロ」ですが、栽培が非常に難しいそうで、生産される地域がすごく限られていて、当然ワイン生産量も少ないワケです。ちなみにこの中でもバローロの年間生産量はワインボトル900万本だそうな。ん~?数字で言われてもピンとこないですが、ピエモンテ州のワイン総生産量の3%にも満たないそうです。だから、希少です。そして、高いです。私のような一般市民にはなかなか手が届かない代物であります。

がしかし、今回は試飲講習会ですから!たまたま!たまたま「ネッビオーロ」というお題目でたまたま「バローロ」が飲めちゃうってゆーなんて素敵な企画なんでしょうか!参加費¥5,000です!安い!!

さぁ、で? 内容はどんなんだったのかなと。

ど~ん!

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いっぱいあります!これ全部同じ葡萄から作られているんですねぇ。

最初に飲んだのはこの中にはないですが、ランゲというワイン。

これも美味しかったですが、そこからどんどんいろんな個性が飛び出てくるワケです!


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COSTE DELLA SESIA 2006(コスタ デラ セシア)←銘柄
Antoniotti Odilio(アントニオッティ・オディリオ)←作った人

感想は、香りはもひとつ。味はさっぱりしていて意外でしたねぇ。。。


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GRUMELLO Buon Consiglio 1999(グルメッロ ブォン シーリオ)
AR PE.PE(アール ぺ・ぺ)

これはなんだか草っぽいとゆーか、薬っぽい感じがしました。


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CAREMA RISERVA 2004(カレーマ リゼルヴァ)
Produttori di Carema(プロデゥットーリ ディ カレーマ)

さすがにネッビオーロ100%のワイン。
しっかりしていて危険な香りと深い味わいに引き込まれそうでしたね。


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BARBARESCO GAJA PRINCIPE 2005(バルバレスコ ガヤ プリンチペ)
Roberto Sarotto(ロベルト サロット)

これまでのワインを吹き飛ばすインパクト!さすがバルバレスコ!美味い!!


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BAROLO Paiagallo 2005(バローロ パイアガッロ)
Giovanni Canonica(ジョバンニ カノニカ)

ついに来ましたバローロ!でもバルバレスコの後に飲むとオヤジっぽい雰囲気が漂いますね(笑)


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BARBARESCO Vigneto Bric Ronchi 2000(バルバレスコ ヴィニェート ブリック ロンキ)
ROCCA ALBINO(ロッカ アルビーノ)

そして、最後に飲んだのは2000年のバルバレスコ!この日一番の輝きを放っておりました!


今回、初めてバローロとバルバレスコを飲み比べるコトができました。

あ~なんて贅沢なことをやっているんだ!バカじゃないかと自分でも思いますが・・・

その違いが、なんとなく分かりましたよ!

バローロとはイタリアワインの王であると言われ、

バルバレスコとはピエモンテの女王であると言われる所以が、

そして、自分はやはりバルバレスコ派!

とりあえずね。

ほわ~んと、包み込まれたいのですYo!

しかし、これらのワインが全てネッビオーロから生まれているとは

なんて奥深い、なんて魅惑的、、、

こうやって更に迷宮に立ち入ってしまうのかと思うと

そろそろ止めといた方がいんじゃね?

っていうささやきが耳元で聞こえてきそうですが、

困ったもんです。

Enoteca Cricca Wine tasting Yha!

いやぁ、、、iphoneで書いたら長過ぎてアップできませんでした。

ちょっと時間が経ってしまいましたが、

さてさて、

いつのまにかハマってしまったワイン。

ついにワイン試飲会に参加してしまいました!

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いつもお世話になっているEnoreca Criccaさんでの第一回目となるイタリアワインの試飲講習会。

今回は北イタリアに限定した全4回シリーズの第一弾で、テーマは「バルベーラ」でした。

いやはや、テーマがピンポイントで内容が濃くてめちゃめちゃ面白かったです。



まずは、イタリアワインの歴史を簡単に、キーパーソンを3名程ご紹介頂きました。

カミッロ・カヴール
(Camillo Cavour 1810~61)
イタリア初代プレジデントで、バローロなどのピエモンテのワイン造りに革命を起こした立役者である。

ベッティーノ・リカーゾリ
(Bettino Ricasoli 1809~80)
ルネッサンス時代にメディチ家と肩を並べたスーパー貴族で、サンジョベーゼを中心とした今日のキャンティの基礎を築いたお方である。

ジョゼッぺ・ガリバルディ
(Giuseppe Garibaldi 1807~82)
サルデニア王国の革命家で、農業にも深い関心があり、うどんこ病に侵された葡萄畑を救ったとして「奇跡を起こす人」と呼ばれた。

以上お三方の紹介を頂きましたがいずれも超有名人だそうな。まぁ聞くからにそんな感じですね。この方達のおかげで今の美味しいワインがあると感慨深く感謝してみたりね。

そして次は、イタリアワインの格付けについて、下からいくとまずは、

V.d.T
Vino da Tavola
(ヴィーノ・ダ・タヴォラ)
テーブルワインです。特になんの縛りもないので自由に生産されているよう。

I.G.T
Indicazione Geogafica Tipica
(インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
地域特性表示ワイン。生産地の葡萄を85%以上使用するコトが義務付けられています。

D.O.C
Denominazione di Origine Controllata
(ディノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ)
統制原産地呼称ワイン。これは日本でも有名ですね。生産地、栽培方法、葡萄品種、最大収穫量、最低アルコール度数、熟成方法など、規定された必要条件を満たさなければなりません。

D.O.C.G
Denominazione di Origine Controllata e Garantita
(ディノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ)
最低でも5年はD.O.Cに属さなければ申請ができません。イタリアワインの中で最も厳正な格付けとなります。


なんだがー・・・

なんとイタリアではこの格付けが物議を醸し出しているそうな。

というのもD.O.CとD.O.C.Gに属するワインは2008年からまとめてD.O.P(P=プロテクト)と表記されるようになり、その詳細が未だもって明確にされていないもんだから生産者が混乱してしまっているそうな。

D.O.Pにはランクがあり、

ソットゾーナ
コムーネ
フラジオーネ
ミクロゾーナ
ファットリア
ヴィーニャ

の6種類に分けられる。これがイタリアワインの新しい基準になるそうですが。。。

うーむ、もひとつなんだか良く解らないが、まぁイタリア人の考えるコトだから適当でいーんじゃね?という印象であります。

で、お次は葡萄の栽培について。

休眠と剪定

萌芽と開花

果実肥大と夏期剪定

成熟と収穫

といった感じでご説明を頂き、
各行程と気候や土壌など自然の中で良質の葡萄を育てる為のポイントを教えて頂きましたが、まぁたいへんなコトですね。

実は昔、ウチにも葡萄畑がありました。子供の頃によく葡萄畑で遊んでましたねぇ。手間ヒマ掛けて大切に育てていた葡萄の木も今ではなくなってしまいましたが思い出しました。

そして醸造工程へ。

収穫
(時期は9~10月。良質の葡萄を選果する。この時点で糖度は14~26度。)

徐梗、破砕
(芯をと除き、実の皮を破る。)

前発酵
(赤ワインのみの工程。天然酵母を添加し20~30度で数十日発酵。)

圧搾
(果汁を絞り出す。)

後発酵
(白ワインはの場合は主発酵といい15~18度で発酵。赤ワインは後発酵といい乳酸菌を添加しりんご酸を減らす。マロラクティック発酵。)

熟成、貯蔵
(ステンレス樽や木樽を用いる。木樽はオーク樽が主流。バリックはボルドーのオーク樽で225ℓサイズのコトをいう。)

冷却
(酵母を沈殿させる。)

濾過
(沈殿した酵母や酒石をフィルターで取り除く。遠心分離器を使用す場合もある。)

瓶詰め
(ここまでの過程は全て空気に触れないように進められている。空気に触れてしまうと、酢酸発酵してしまいただのビネガーになってしまう。)

瓶内熟成
(静止させ要素が溶け込むコトで塾成香を生み出す。)

あとは世界中に輸送され飲まれるのを待つといった具合でございます。

ここまでは基礎中の基礎的な知識で、

ここからが本題の「バルベーラ」に行くワケですねぇ。


え?長いって?

そうですよねぇ。長いですよねぇ。
ですが、ここまで読んでしまった貴方も好きなんですねぇ。



ではバルベーラとは!

一般的には1799年、ピエモンテ州のヌヴォローネ伯爵の領地、モンフェラート公国の時代が起源とされている葡萄の品種のコトを言います。

世界中で栽培されていますが、バルベーラと言えばピエモンテと言われるくらいで、毎年のワイン総生産量の50%以上がバルベーラから作られている程のピエモンテのメジャー葡萄種です。

土壌は鉄分の多い粘土質が最適とされていて、温暖を好みますがワリとどんな環境でも育つ強い葡萄であります。

バルベーラはタンニンが柔らかくて酸味が強く、若々しいワインから高級な熟成ワインまで幅広く使用されます。多様性を持つ意味ではトスカーナのサンジョベーゼといろいろなところで競合しております。

元々バルベーラの評価は低く、ごく普通のワインだったのですが、ジャコモ・ボローニャという方がバリックの使用を試みてからふくよかなボディと熟成思考の力強いワインへと大きく変わったそうです。これが所謂"モダン・バルベーラ"だそうです。

ピエモンテの中でも代表的な産地は

D.O.C Barbera d'Asti
バルベーラ・ダスティ
(アスティ、アレッサンドリア県)

D.O.C Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ
(クーネオ県)

D.O.C Barbera del Monferrato
バルベーラ・デル・モンフェッラート
(アスティ、アレッサンドリア県)

と、ピエモンテでも東に偏っています。

でまぁ、ここまで来てようやくわインがお目見えするワケでございます。

喉が渇きましたねぇ。

ゴハンを目の前にして「待て」って言われてヨダレをダラダラ垂れ流しながらずっと待ってているどこかの犬みたいな状況でしたねぇ。


ワインは全部で5種類。

飲み比べてみると違いがよく分かります。

が、おおよそ単純に5杯は飲んでいて、つまりボトル1本分くらいは飲んでるコトになるワケで、だんだんよく分からなくなってきました。

周りを見てみると、皆さんほとんど飲んでいないじゃないですか!?

一人だけガブガブ飲んじゃって気持ちよくなって、挙げ句の果てにおかわりまでしてますからねぇ。

でも美味しかったなぁ。

ちなみに飲んだワインは

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バルベーラ・モンフェラート  ラ・モネラ 2009
ブライダ
微発泡ワインでフルーティで飲みやすく美味しかったです。酸味も柔らかくてツンツンしてません。

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バルベーラ・ダスティ 2005(樽熟成)
カッシーナ・ダヴィン
どんなだったかなぁ。

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バルベーラ・ダスティ  レ・オルメ 2007
ミケーレ・キャルロ
これはとてもやさしいワインだったような気がします。繊細です。

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バルベーラ・ダスティ  スーペリオーレ 2003
トリンケーロ
最後にでてきたこれは美味しかったですねぇ。すでに酔っ払ってしまっていてはっきりは覚えておりませんがスーペリオーレだけにインパクトはありました。

そして、写真をとり損ねましたが、一番お気に入りだったのが

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バルベーラ・ダルバ  ラ・ロジーナ 2007
エルバルーナ
これは4番目に出てきて、味も香りもしっかりとして、前のワインと比較すると明らかに好みだったので、一気に飲んじゃって酔いが回ってしまった感じでしたね。

で、そんなワイン達に合わせてこんなモノが!

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牛肩肉のワイン煮込みとなんだっけ?

この他にもバーニャカウダやゴルゴンゾーラなどシェフによる北イタリアの料理と共に頂いたワケでございます。

あとはみんなでアーダコーダ好きなコトを言って、知らない人とお友達になったりとか、交流が持てたコトがより楽しい時間に感じられました。

次回も必ずや参加させて頂きたいと思います!お邪魔でなければ・・・

さて、そろそろ疲れてきたのでまた次回というコトで。

あー楽しかった~!

Mr.Arai そして Mr.Ohashi ありがとうございました!

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言葉のマジック

2月も終わり、いい天気に恵まれて最高の金曜日の昼下がり、

お腹も空いたし何を食べようかとフラフラしていたところ、こんな看板が目に止まりました。

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毎日手作りお米のおいしいカレー

だそうです。

お店は昔の純喫茶をデコレーションしてカレー屋っぽく見せかけているような佇まい。

こうゆうお店をチョイスするのは掛けである。

うまい 早い 安い 三拍子揃ってるそうだが、はたして安いのか?

微妙なところで迷っていたら中から店員さんが「いらっしゃいませ~」と来たもんで、流れに沿って中へと入っていった。

そして真っ先に目に入ってきたのは、

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へ~

毎日手作りお米のおいしいカレー

まず、毎日手作り ではないよねぇ。

お米のおいしいカレーとはよく言ったもんだ。

つまり、お米がおいしいだけ?

やってしまったと思ったが、頂いてみないとねぇ。

お腹が空いていたので大盛りを頼んで¥650なり。チーン。今の私にはかなりの痛手でした。

というワケで期待を裏切らないお店でしたとさ。








15mm

最近さっぱり使わなくなった工具がある。

15mmのコンビネーションレンチ。

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写真で見ると、

左側がスパナ

右側がメガネ

という。

両方同じサイズである。

略してコンビとも呼ばれるが、

スパナより長く、

メガネより短く作られている。

非常にスグレモノなのであるが、

ピストに乗らなくなったので

こいつの出番がなくなってしまったのである。

しかし、よく世話になったもんだ。

一番お気に入りなのは

ドイツのスタビレーのOPEN BOX。

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素材が軽量で携帯するのによい。

こいつの優れているポイントはレンチの形状なのである。

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分かるかなぁ。両サイドのハラが丸く膨らんでおります。

この微妙な膨らみが素晴らしく、ナットの角でなく、面に対して接するように設計されているのです。

つまり角を舐めにくく、高トルクをかけやすいワケですねぇ。

まぁ、実際にそんなに高トルクを要することはありませんが、使い勝手が良く、安心感があるコンビですね。

なんですが、このOPEN BOXは製造停止だそうです。残念ですねぇ。


あと、こんなのも、

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ファコムのコンビ。

コレもお気に入りです。

このスパナの形状が最大の特徴です。

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ナットに引っ掛けるような感じでトルクをかけますが、接点が3カ所でかなりしっかりとホールドされます。これも角ではなく面を捉えるスグレモノです。

さーらーに、通常のコンビより短くて携帯するのに便利です。



こんな工具なんだっていーんだけどねぇ。でもそうゆうワケにもいかないのが自転車好きの性なんですかねぇ。

最近は仕事はロードに乗っているし、休日はカーゴバイクに乗ってるし、なかなか出番がないですが、もう少ししたらまた暖かくなってくるし、トラックに行って練習でもしますかね。

そん時はまたお世話になりますからよろしくお願いししますねー!コンビさん。

GOGOZACAPA vol.2

早いものですねぇ。

GOGOZACAPAの2回目をやると決まったのは昨年のことですが、

ようやく告知できるまでに至りましたー!

いったい何をやっていたんでしょうかねぇ。

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さてさて、

今回は前回とはまた違った内容になっておりますYo!

GOGOZACAPA vol.2

2011年3月5日(土)20:00 Open

Entry ¥1,000 with 1Drink

At SUNDALANDCAFE


20:00 Open

21:00 DJ 魔王a.k.a.BAMBI
通称バンビですが、わたくしと同じCyclexで走っているメッセンジャーであります。モデル、俳優業なんかもやっております。何気ない会話の流れで「僕もたまーにDJやりますよ」なんて口走ったもんだから、その場のノリでDJをお願いしちゃいました。いまごろ超プレッシャーを感じているころだと思います(笑)

22:00 Kao 10-20 現在地、渋谷3丁目(Slide & talk show)
10年メッセンジャーを追いかけ続けて来たKaOが初の写真展「KaO 10-20 現在地、千駄ヶ谷2」を開催する。GOGOZACAPAもちょいと絡めてスライドショウをKaOトークもありでお願いしちゃいました。10年前といえば今とはずいぶん違いますからねぇ。。。 最近の自転車ブームの流れで始めたメッセンジャーには是非とも会場に来て見て聞いてみて欲しいです!どんなお話がきけるのか楽しみだし、千駄ヶ谷の方も要チェクです!

23:00 DJ TOYDOG
トイドッグ!でました!GOGOZACAPA2回目にして早くもこの男が登場!courierのメッセンジャーであり、フォトグラファーとしても活躍中。雑誌などでも見かけますねぇ。DJをするのか、むしろライヴという方が当てはまるのか、どこかにハマるなんてそんなセセコマしい考えがそのものがナンセンス。なんせTOYDOGはTOYDOGなんですよ。

24:00 DJ NIPPLEWINDBOSS (乳首風親方)
親方!スケーター界に革命を巻き起こしたRIKIYAの登場!私スケートボードの世界はそんなに存じ上げませんが、どこか似た境遇でがんばっている親方を心からリスペクトしているワケであります。いつかDJをお願いしたいなとの願いが早くも叶ってしまったGOGOZACAPA vol.2、今回も上げ上げっすよ。ちょりんす!

25:00 LIVE MATANKI
でーん!そのまんまマタンキ!史上最強のコピーバンド!?もはやコピーを越えてるよね。最近の自転車系(ストリート系)のイベントへの出演オファーが留まるところを知らない超人気バンド!?結成してからかれこれ4、5年は経つんじゃないだろか?なんせまいどまいどのLIVEが熱いっつーか熱くルシイくらいに壮絶なのです。みんな大好きマタンキ!集まれマタンキヘッズ!今回はアコースティックでくるかなぁ?

という具合で今回はより上げ上げなメンツで逝かせて頂きます!

みなさまお待ちしておりますYo!

盆栽

夜の六本木へ繰り出したら、

あらま! 盆栽!?

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ストリートで売ってんのねぇ。

何気に盆栽って気になるもんで、

ちょっと時間もあったし、

お兄さんに声をかけてみた。

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「江戸盆栽 萌菜」だって。

毎日どこかしらで出しているそう。

六本木は週に2、3回は出しているそうで、

けっこう頻繁に出没するみたい。

なんだか、いろいろお話を伺い、

まぁ、当然のように話の8割は忘れてしまったんだけども、

 
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このシリーズは軽石を自分でくり抜いて鉢にしているそうで、

ちょうどこんなのが欲しかったので、

一つ買う入。500円なり。

うむ。悪くない。

物欲を押さえている今日この頃、

なんだか、気持ちいい買い物をして、

日常にささやかな変化をもたらしてくれたのだ。

ちょぴり心ゆたかになれる小盆栽。お勧めだね。



アーレン

自転車にハマると、自分で自転車をいじりたくなるものである。

そんなとき、最初に手に入れるのが「アーレンキー」である。

これさえあれば、専用工具を要するパーツ以外は、ほとんどいじることができるのである。

我々自転車に携わる輩は「アーレンキー」と呼んでいるが、これは自転車業界だけで通用する呼び方らしい。Allen Manufacturing Companyという工具メーカーからこの名称で呼ばれるようになったらしい。一般的には呼び方は様々で、ヘキサゴンレンチ、ヘックス、六角レンチなどなど、いろいろなのである。

しかし、そんなコトはどうでもよくて、気付いた頃にはアーレンキーとインプットされていたので、アーレンキーでいいのだ。

このアーレンキーだが、様々なメーカーが生産している。

自分が最初に買ったのは

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Beta(ベータ)

これは初めて気合いを入れた工具が欲しいと思って工具屋さんに行って、あーだこーだと散々まよったあげくに買った記念すべきアーレンキーである。
見た目とは裏腹にわりとしなる。まぁ、自転車用の工具としては向いているかもね。


gogo blog-Wera

Wera(ヴェラ)

最初にBetaを買って失敗したと思って、次に買ったのがこのWeraであった。。。決してBetaの品質が悪いワケではなく、自分のチョイスが失敗しただけなのだが、これはボールポイントといって、アーレンキーのL字の長い方の先がボールの様に丸くなっている。このボールポイントが欲しかっただけで必ずしもWeraである必要はないのだが、自転車を組む時に非常にこのボールポイントが重宝する。

Weraの特徴は六角型の角が少し尖っていて、尚かつ金属が硬いので高トルクの締め付けには向いている。しかし、自転車でそこまで強烈な締めを必要とするところなんてないので、使い方を間違えるとネジを舐めてしまったり、自転車に必要以上のストレスを与えてしまう事になりかねないので注意が必要である。


gogo blog-BONDHUS

BONDHUS(ボンダス)

で、自分が今最も気に入っているのがBONDHUS。なにを隠そう、ボールポイントを発明したのはこのBONDHUS社である。これはいい。サイズも硬さも手触りも最高である。今ではもう肌身離さず持ち歩いている程気に入ってしまった。 いや、別にただのフェチとかじゃなくて、一応仕事で工具を携帯しなければいけないので、その為にチョイスしたのがこのBONDHUSなのである。まだ会社あるのかな?もう作ってないっていう噂を耳にしたことがあるが、真相はいかに・・・


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PB(ピービー)

世界の定番といえばこれ!定番過ぎていつも買うのを後回しにしてしまっていたが、必要なサイズだけピン買いをしてしまった。世界のネジはPBの企画に合わせていると言われるほどに定番なのであるが、たしかにしっくりくるし、間違いないと思う。



とまぁ、なんとなく有名どころのアーレンキーを連ねてみたが、あーだこーだ言っても結局のところ何を使おうが、その性質をしっかりと見極めて正しく使うことが大事なワケであって、自転車を気持ちよく乗る為にはそんなこともだいじだなぁ・・・なんて改めて思う狂このごろであった。

ちょっと先のコト