プレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。
プレゼンデザインを話す上で、どうしても必要なことがあります。それが、技術分類です。
プレゼンデザイン研究所で言及するプレゼンのシーンを以下のように限定しました。
- 説 明 例 商談 会議机に4人程度が同席し、資料を見ながら説明している状況
- 発 表 例 成果報告 会議室で、30名程度に、プロジェクターで説明している状況
- 講 演 例 講演 ホールで、100名程度の聴衆相手に、お話をしている状況
今回は、プレゼンのシーンでのプレゼンデザイン研究所で言及する技術を分類します。
- 設 計
プレゼンの設計を方法を、ロジカルシンキングをベースに、思考の技術で考えます。
デザインを「設計」として捉えます。
プレゼンの目的・ゴール設定なんかもここに入ります。
心がけるべきは、「空中戦」から「地上戦」に持ち込むことです。
※別の記事で書く予定です。
- 資 料
紙、スライド(プロジェクター投影用)の、いわゆるビジュアルエイドについて考えます。
デザインを「意匠」として捉えます。ただし、「設計」ありきです。
設計に基づいた、図解表現が中心です。
うまく絵を描く部分はややフォーカスからやや外れますが、パワーポイントを使ったお絵かきのコツ程度=技術は必要です。
- スピーチ
プレゼン本番における、
話し方
ジェスチャー
を含めたアティチュードについて考えます。
じつは、この部分は私も、勉強したい部分でもあります。ですが、あくまで人の個性・特性に依存しない技術論です。
結果、シーンと技術の組み合わせると以下の表が出来上がります。
こうすることとで、プレゼンを漠然とてではなく、明確に技術として理解することが可能ですし、話が際限なく広げないためでもあります。
ちなみに、表での分類表現することは、設計技術の一つでもあります。私は、これを含め、物事をビジュアルに「分類」するように心がけています。落とし所の一つとして、表があります。ロジカルシンキングでは、MECEと言われる、あれですね。
こうしてみると、シーン別に必要かつ重要な技術が強弱ありそうなことがわかります。
例えば、講演においては、スピーチ技術が重要で、資料作成技術は他に比べ重要でないか、いらないかもしれません。
でも、ほとんど全てのシーンで設計=Designは重要です。
プレゼンをすることになったら、どのシーンなのか、どこを作業するのか?を意識して準備することで、効果的に目標に到達できそうなことがわかります。
本番は、アドリブで乗り切ろう!とか、なんとなく準備したのでは、
結果的に・・・ orz なことは目に見えてます。
なんとか、乗り切った場合でも、この表に分解して技術的なフィードバックをすることで、さらにいいプレゼンができます。
結果的に・・・ orz なことは目に見えてます。
なんとか、乗り切った場合でも、この表に分解して技術的なフィードバックをすることで、さらにいいプレゼンができます。
P.S
プレゼンデザイン研究所では、プレゼンに対する心構えとか、意義とか精神論は範疇に入りません。
プレゼンデザイン研究所では、再現・伝承・検証が可能・「技術」としてのプレゼンがテーマですので、現実が変化しない、「心の持ちよう」は対象外とします。
プレゼンデザイン研究所では、再現・伝承・検証が可能・「技術」としてのプレゼンがテーマですので、現実が変化しない、「心の持ちよう」は対象外とします。
すいません、そこは勘弁してください。
それ、どうしても伝えたいんですよ。。それがないと、始まらないので・・
--- いろいろな記事に続く