今日も会津フェアのお品物のご紹介を幾つか。
この太郎庵は、わたしにとってはとても懐かしいお菓子屋さん。
こっそり、中学生のときに学校には内緒で工場でアルバイトを
していました。夏休みや、冬休みを使って。
帽子に、マスクに白衣、手袋という変装をして働くので、学校に
はばれないと思ったりして・・(もう時効!)従姉妹と一緒に
「アルバイトさせてください!」と頼み込んでOKしてもらっていた
と思います。確か幾つかを掛け持ち、アルバイトしていました。
学生時代、結構・・・働き者でした・・笑。
どんどん出てきて回転する機械の前で、いつかは目が回って
しまい・・貧血を起こしてしまったこともあります。
誰にも気づいてもらえず・・
「あらら、あのコ真っ青になっている!!」といわれ、、
星がちらついてから・・のような事もありました。
会津は別名仏都でもあり、重要文化財が点在します。
そんな由縁もあってかの名前。
・・地元の人なら誰もが知っているお菓子でもあります。
その名も「会津の天神様」
私が良く食べていたのはチーズ味でしたが、最近では
ブルーベリー味、ストロベリー味があるようです。
東京にいれば美味しいお菓子は数限りなくあるのですが、、
あえて、地元の味?ということで幾つかのお菓子もご紹介
してみようと思っています。
店主のお言葉より拝借。
お菓子の「菓」は「果物」の「果」の上に草冠をのせます。
すなわち、自然の恵みそのものと言うことからきています。
「身士不二」(住んでいる地域の旬の食べ物をとれば健康になれる)は
、私どもの菓子づくりのテーマでもあります。
会津の原材料の中で、「安心、安全、健康」が正直に生産された素材を
選んで使用し、本物の農産物生産者を応援します。
お菓子屋の基本は、「地産地消」を目指した地域資源循環型の生態系の
中にあると考えています。そして会津と共に生き地域の元気を願う、
それが太郎庵です。
イタリアでおこったスローフード運動は
(1)消えつつある郷土料理や質の高い食品を守ること
(2)質の高い素材を作る生産者を守ること
(3)子供たちを含めた消費者全体に味の教育を進めること
ですが、会津の菓子づくりの中で、このスローフードを進化させて行きたい
と思っています。
会津の自然生態系と共に呼吸し
ながらの菓子づくりで、美味しさは文化のバロメーターとするなら、会津で
お菓子の桃源郷をつくって行きたいと思っています。
・・・・帰るたびにお店が増えているような気もする太郎庵。
思えば私がアルバイトをしていたのって20年以上も前???
うううう・・・月日は確実に流れています・・。
本日も素敵な1日を★