おはようございます。
今日も7月8日からのチャリティイベント 会津フェアのお品物を
ご紹介いたします。
500年以上の長きに亘って受け継がれてきた伝統工芸品
「会津絵ろうそく」。昨年、お盆に帰省した際にも、祖母が欲しい
というのでプレゼントしました。地元の人にとっても、高価な物
としての扱いがあるようです。
厳しい寒さのある会津では、お花を飾ることが難しいときに、
仏壇にご先祖様に向けて飾ったり、プレゼントとして差し上げたり
して使われています。
絵ろうそくについて
会津絵ろうそくは、今からおよそ500年前、会津の領主 芦名盛信公に
より始められ、以後 蒲生氏 公、保科正之 公に引き継がれて、主に
武家社会で特別な時だけに珍重されたといわれる会津伝統の高級品です。
漆器とともに会津を代表する名産品になりました。
和紙に灯芯を巻き、蝋液に数十回ひたして形をととのえ、絵筆で花柄を
描きます。仕上げにはもう一度、蝋液をかけ、光沢を出します。
がんこなまでに伝統にこだわり続ける会津の名品なのです(サイト引用)
地元では絵ろうそく祭りが毎年開催されており、とても幻想的な灯りが
お城にも灯され、老若男女の地元住民・観光客の方の目を楽しませて
いるようです。父もよくこれは綺麗だったと写真を送ってきます・・笑。
「御薬園」、「飯盛山」をはじめとする会津の各所において灯す事は、
現代では失われつつある、会津だからこそ持ちえる高い精神性を
持った祖先に想いを馳せ、その功績へ会津地域が一体となり感謝
できる機会であると考えられているようです。
年々、商店街にもこの動きは広がり、会津の子供達独自の企画
による設営・展示もなされるようになったとのことです。
長く厳しい冬を迎える会津にあって、現代ではなかなか見られなくなった
暖かくゆらめく灯火が、鶴ヶ城・御薬園そして会津全体を照らす幽玄の
光景は、見る人間の心を静かに魅了しています。
このまつりは、決して華やかさのあるものではないのですが、会津に住まう
人間にとって厳格な長い冬の寒さの中の絵ろうそくの灯りは、先人への想い
そしてふるさと会津への想いをやわらかく照らし続けています。
これは周りが雪で作られたハート型のケーキに見立てた雪像に
ろうそくが立てられています。
けして華美ではない品なのですが、そこがまた控えめな会津の様子を表して
いるようも思えて、このろうそくの存在もまた・・外せない存在かなと思いました
ので、ほんの少し・・置いてみようかなと思っております。
チャリティイベントに関して
http://ameblo.jp/fivesenses-ease/entry-10923021505.html
今日はとても暑くなるそうです。
皆様も素敵な1日を