本日は「卒業生の声」コーナーに寄稿いただきましたので、こちらを掲載させていただきます。
京都大学医学部合格という、なかなか並外れた結果を叩き出した生徒さんです。
R.Iさん
2023年度卒業生
出身校 陵北中学校→札幌南高校
通塾期間 中学2年9月~
通塾クラス 中学国語Su、中学国語Ad、中学英語Su、中学英語Ad、高校国語Su、高校国語Ad、高校英語Su、高校英語Ad
進学先 京都大学医学部
私がFiveSchoolsで国語を習い始めたのは、中2の秋頃だった。当時の私は国語に対する苦手意識を払拭できずにいたため、入塾を決めた。そこでは以下の流れで授業が展開された。
1 自力で文章を読み、問題を解く。
2 先生が、先生自身がいかにして1をしたのかを、本文の順を追って説明する。
3 先生の説明をきくと同時に、自分の頭で考えながら再度文章を読む。
4 同じ文章で設問のみが異なる初見の問題を解き、文章を正しく読解できているかを確かめる。
1~4のサイクルを反復するうちに、1の段階での読解の精度が次第に高まっていった。とりわけ4における復習方法は、他の塾や問題集ではあり得ない、大変効果的なものであった。しかしやはり、村上先生の真骨頂は2において発揮される、と(僭越ながら)断言しよう。先生は、先生自身の考えていること及びその理路を素早く正確に言語化する技術に、非常に長けていらっしゃる。それゆえ、2での解説はこの上ないほど分かりやすい。1で生じる疑問や曖昧さのほとんどが2で解決する。そして次の3において、先生の思考の道筋と自分のそれとを重ね合わせることによって、後者に不足している箇所や後者の誤りが浮かび上がる。それらの修正を繰り返していくと、1時点の自分の読みが先生の読みと徐々に合致してくる。つまり、先生の読解の過程を何度もトレース(あるいはミメーシス)することで、それを独力で再現できるようにしていくわけだ。この勉強の方法は、「感覚でなんとなく分かる」わけではなかった私にとってきわめて有効であった。
中3の頃になると国語力の向上を実感するようになり、高校入試の国語も失敗せず、無事合格。高1の時期には古文漢文を原理原則から体系的に学んだため、以後困ることはなかった。高2以降では国語に時間を割くことは難しくなったが、授業で培った国語力の真価が顕れ始めたのはむしろこの頃からであった。共通テスト模試の国語で9割を安定してとれたことにより、心置きなく数学・理科・英語を勉強できた。さらには、京大2次試験の(国語はもちろん)英語にもその国語力は活きてきた。なぜならば、先生の授業は、国語という一科目にとどまらない、言語/言葉を読む・書くという根本的な能力を育ててくれるものであったからだ。授業で体得した(「速読」でも「精読」でもない)「ふつうの読み方」が数学や理科の文章題でも大いに活躍したことも、それを証明していると言えよう。
その場しのぎの安易なテクニックに頼らず、そして感覚にも依らず、文章をそれに内在する論理に沿って読み解く。私が大学合格を掴むことができたのは、この読解の手法を先生から教わったおかげである。本当に感謝してもしきれない。
さいごに、「対症療法」では飽き足らない、揺るぎない国語の実力をつけたい人には、村上先生の国語指導を強くおすすめしたい。
(保護者さまより)
身につけた国語力は、
と同時に、
寄稿文では、
先生の指導により、本当の意味で正しく文章を読めるようになり、
先生に出会えて、先生の元で国語を学べたことは一生の財産となったと思います。
本当にありがとうございました。
これからも、