受験後の過ごし方② ~高校入学編~ | 教科別専門教室FiveSchools OFFICIAL BLOG

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佐藤です。

 

昨日の記事で、私が入試の後から入学するまで何をしていたか、一部ではありますが知っていただけたことと思います。

お散歩は気分転換の一つの方法であり、私にとっては有効な時間の使い道でした。

 

ここからは、「受験が終わった後のたくさんある時間って何に使おう?」という疑問を解消するべく、個人的に役立つと思うことを、高校入学前と大学入学前に分けて紹介していきたいと思います。

 

高校入学前

①    友達と遊ぶ

中学校が同じだった友達とは、よほど仲良くないと高校生になってから会おうとしなくなります(個人差は大きいと思います)。

私は中学が千葉県、高校から札幌なので物理的に無理がありましたが、高校の友達も中学校の頃の友達とは全然会わないと言っていました。成人式で中学の卒業式ぶりに会うという人も多いようです。高校入学後は勉強や部活でそれぞれが忙しくなるので、休みを合わせるのも難しくなります。

今しかないかもしれない、と考えて思い出をたくさん作ってほしいです。

 

②    高校の予習をする

高校入学前に絶対にやってほしくないのは、「受験勉強で確立した勉強習慣をリセットすること」です。

中学と高校で必要な勉強量は全く違います。高校の方がはるかに多いです。教科数も扱う内容の深さも中学とは比べ物にならないほど負担になります。受験勉強で机に向かって集中する習慣を高校生活に繋げなければ、最初の定期テストで泣くことになると思います。

 

中学校では定期テスト前だけ頑張れば点を取れたとしても高校では通用しません。

高校受験時で自分の最大限の力を出し、ギリギリで合格できた場合、進学先の高校はほぼ全員が自分より基礎学力が高いことになります。努力しつづけない限り、その高校の中で中位以上に入ることは難しいです。

 

もちろん、安全圏の高校を受験した人は、高校の中ではトップ層になれるだろうと期待している人も多いと思います。甘いです

高校入学後に差がつく要因は、普段の授業の受け方や予習・復習の内容です。いくら入学時点でトップにいたとしても、手を抜いて勉強していたらあっと言う間に没落します。上げるのは難しくても、下がるのは一瞬なのが勉強です。

予習や復習のスタイルは入学後に確立するものかもしれませんが、入学後に勉強時間を急に増やすのは難しいので、受験勉強で得た習慣をなくさないようにしてほしいと思います。

 

では具体的に何をすればよいのかというと、国語(特に古文)、数学、英文法から始めるべきだと考えています。

理科や社会は学校のカリキュラムによって進める教科が違うので、教科書を買ってからの方が安全です。

学校によるかもしれませんが、私は高校から入学前に課題を出されました。数学と国語がメインだった気がします。私はそれから手を付けたり、塾で予習用の教材をもらったりしましたが、塾に通っていない人も書店などで探せるのではないでしょうか。YouTubeで動画を観ることもできるかもしれません。

 

高校では、中学校で教わったことをキホンのキとして新しい内容を積み重ねなければなりません。

その未知のことを少しでも早く知ることができたら、余裕が生まれます。入学してから、「よし、頑張るぞ!」とは誰しもがなるでしょう。しかし、予習をしていない、これから何をするのか全く分からない状態から突然高校のペース(=中学とは比べ物にならない速さ)で授業が始まったら、困惑してしまいますよね。

初めはどうにか着いていこうとしても、中学校の頃とは1日に必要な予習と復習の時間が違うので、だんだん無理が出てきます。予習をしていればすべてがうまくいくとは言えませんが、少なくともスムーズなスタートが切れるはずです。

 

③    部活の選択肢を考えておく

高校では中学校よりも部活動の選択肢が広がります。帰宅部になる人も中学校の頃より増えますし、人それぞれです。

中学校ではできないような活動をする部もあり、中学と違う選択をするのも楽しいと思います(私は中高ともにバドミントン部でしたが...)。

入学後はクラスでふわっと仲良くなった人と部活見学に行くことが多いと思うのですが、どんな部活が気になっているか、という話題をきっかけとしてできる輪もありました。

入学後は忙しいです。忙しい中で考え始めるよりも、自分の希望をある程度明確にしてから部活を決めると良いかもしれません。

 

高校入学前については以上です。新しい環境にワクワクする人も緊張する人もいるとは思いますが、その環境を楽しめると良いですね。高校受験を終えた方々に少しでも役立てていただけたら嬉しいです。

 

次回は<大学入学前>編をお届けします。

 

(つづく)

 

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