幼少期からわたしがどのように音楽に触れてきたかを語る連載シリーズです。
わたしが楽器を弾くとかそういう話ではなく、あくまで聴く側の人間としての話です。
超不定期連載とは言ったものの、とりあえず企画をスタートさせてしまったからには一回ぐらいは更新しておかないといけないでしょう。
ということで、まずは小学校低学年時代から振りかぶって第一球投げました低め外れてボール。
小学校低学年のときの音楽……
少なくとも最初に買ったCDは覚えていますよ。
「愛は勝つ」じゃないのかよ、と思われたでしょうか。
違ったんですよ。
正直「愛は勝つ」は小学校低学年のわたしにはあまりピンと来てなくて。
でもなぜか「それが大事」にはハマって、親に頼んでシングル買ってもらいました。
その後はわたしは完全に野球にハマってしまい、特に音楽とか興味がないまま少年野球に熱中して小学校５年ぐらいまで過ぎていきます。
まぁ一般的にもこのあたりから音楽興味持っていく人が多いんじゃないですかね。
この時期でよく覚えている曲としては、やはりコレは外せないです。
皆さんふざけた曲だと思っているでしょうが、この曲瑕疵をイタリア語とかラテン語か何かにして少年少女のコーラス隊とかつけたら立派な宗教音楽になりそうじゃないですか。
すばらしい曲だと思います。
小学生男子とかこんなの好きに決まってます。
この曲を聴いてから約20年ちょっと経って、MEN’S5のメンバーの方と一度六本木で少しお話させていただいたことは良い思い出として残っております。
（そのときの話は連載のわりと後半でちらっと出てくるかもしれません）
あとは、小学校６年のときの担任の先生が音楽専門の人で、今となってはどうかと思うのですが、
「忘れ物を５回すると、みんなの前で一曲歌わないといけない罰ゲーム」
というのを行っていたのですね。
教育者の立場からしてみると、いかがなものでしょうかこの企画。
当然、わたしは「歌いたい」タイプの人間なので、わざと忘れ物をして積極的に歌唱機会を取りに行くわけですよ。
結果、歌いたいタイプの生徒は意図的に忘れ物をして、絶対人前で歌うのが嫌だというタイプの生徒だけが絶対に忘れ物をしないようにがんばるという、よくわからないクラス状況に陥っていました。
先生もそのことに気づいたようで、数か月でこの企画じたいが消滅することになりましたが。
このとき、何を歌っていたか。
自分が何を歌っていたかは全然覚えていないのですが、人が歌っていて「これはいい曲だな」と思って今でも記憶に残っているものがいくつかありますね。
L⇔Rといえば、Knockin’ on your doorのほうが有名でしょうが、最初にわたしが知ったのはこの曲です。
すばらしい曲ですね。
黒沢健一さんはすでに2016年に亡くなられていますが、ソロのデビューアルバムもわたしは大変好きで、何度も何度も学生時代に聴いたものです。むしろ黒沢健一さんのソロ・ファースト・アルバムを聴いてほしいぐらい。
あとは、当時のドラマでしょう。
「家なき子」
「家なき子２」
「春よ、来い」
まだあるとは思うのですが、小学校時代でわたしが好きになって思い出に残っている音楽をざっと挙げるとこんな感じでしょうか。
まぁ、あとは親が車でかけていた曲とかもありますけど、そのへんは「同時代感」がないので今回の連載ではカットしようかと思います。あくまで「同時代」な感じがあるものに絞って話をしていこうかと。
ただ、見てのとおり「ドラマで見た」とか、そういう単発的な聴き方をしているだけで、特定のアーティストのファンになるとか、誰それのライブに行きたいとか、そういう音楽の聴き方は小学校時代はまったくしていないのですね。
それは、中学生になってからの話となります。
（つづく）