あっこしゃんの検診に付き添ってきました。
今度は、循環器系です。
前回の糖尿病の検診で、4時間近く待たされた経緯があるので、
今回は30分以上早く病院に着き、スタンバイしておりました。
受付番号は「5」。
待合室に、現在受付中の患者の番号がスクリーンで映し出されて
いますが、「2」でした。
あと3人か。
やっぱり早く来てよかったな。
・・・そう思ったのは甘かった!
「2」が「3」になり、「3」が「4」に変わるのに、平均で30分。
結局、1時間半も待たされたので、
10時の予約が実際は11時になってしまいました。
待たされている間に頭の中に浮かんだ疑問は、いったいみんな
お医者さまと何を話しているの!? ということ。
あっこしゃんなどは特に、小さな胃癌を摘出する手術の前に
循環器系のN医師に診てもらっただけで、その後自覚症状など
何もないから、「大丈夫です」と言えばそれで終わりだ・・・と
思っていました。
私など、なぜN医師に受診する必要があるのかすら、わかって
いなかったのです。
ところが、実際にN医師とのやりとりで判明したのは・・・
1年半前に、あっこしゃんが心臓が痛いと言って、
心電図をとったそうです。
ところどころ、心臓の血管が細くなっているところがありました。
私が1か月前にあっこしゃんと暮らし始めてから、あっこしゃんが
心臓が痛いとか、体を動かすのがしんどいとか言ったことは
ありません。
しかし、痛いという自覚症状がないだけかもしれない、と
N医師は仰るのです。
今回も心電図をとればよかったのですが、失語症の父に「N先生に
診てもらう時期だ」と言われ、何もわからないまま、あわてて
N医師に会ったので、心電図のことなど考えもしませんでした。
結局、診察の後に心電図をとり、それをもとにN医師に診てもらうのが
かなり先の日になってしまいました。
更に、運動をした後の負荷心電図検査というものも受けてください、
ということで、その予約も別の日にとりました。
あっこしゃんも75歳です。血管が細くなるなど、あちこちガタが
くるのも仕方なかろう、と思います。
本人の自覚症状がないのに、あれこれと心配して検査を
受けさせてくれるのは、ありがたいことです。でも、果たして
必要なことかな? という疑問がちらりと心をかすめます。
高齢化社会に突入している日本で、アメリカと正反対な手厚い
医療を受けられるおかげで、そのうち日本中の病院がいつも
人で溢れかえる世の中になっていくのかも・・・
いや、もう既にそうなっているのかも!