『Songs For Drella』を観に行ってきました。
まさか映画館で観れられる日が来るとは…。
DVDにならないかとずーーーッと待っていた
のですが発売される様子もなく…。
大事にVHSを持っていたのです。
どうもネガが行方不明だったそうですよ。
それが見つかって補正したそうです。
上映の話しの前にMUBIで公開されているのを
知って観てみました。
1週間の間であれば無料で観れるんじゃない
かな？
画像が美しくなっていて感動してしまいました。
その後映画館で上映するという情報があり、
小さくガッツポーズです。
確執があった二人にアンディ・ウォーホルの追悼
のために何かやっては？とジュリアン・シュナー
ベルが提案して始まったものです。
コンサートのリハーサルを撮影して、映画として
公開したのですね。
"Dorella"とはウォーホルのニックネームです。
ドラキュラ＋シンデレラ＝ドレラだそう。
ウォーホルについては特に可もなく不可もなく。
彼の作品見ても正直ピンと来ないですしあまり
好きではないんです。でも世に与えた影響の
大きさは理解できるかな。
ルー・リードとジョン・ケイルのバチバチ感、
それでも時折笑顔を交わす二人…。
不思議な緊張感が漂う作品です。
"Work"
"Forever Changed"
ジョン・ケイルは今も精力的に活動しています。
１月に新しいアルバム出ましたね。
昔も今も出す作品は、常にクール且つ味わい
深いものを作り続けていて凄い人という印象。
映画を観ながらルー・リードがもうこの世にいない
なんて悲しくなってしまいました。
もう来日もしないし新作も出ないし…。
それにしても彼のギターの音、素晴らしいですね。
私はほんとに彼の音が好きなんだなぁ、としみ
じみ…。
そういえばルーのギターテックの方が、ルーの
ギターを使ってインスタレーションしたん
ですよね。数本のギターでフィードバック・
ドローンを作り出すというもの。
いいなぁ、この目と耳で聴きたいものです。
奥様のローリー・アンダーソンも参加のこんな
動画もありました。教会で演奏とは…。素敵
ですね。アメリカ人、羨まし過ぎる…。
『Metal Machine Music』なんてアルバムが
あるくらいですから、こんなインスタレーション
も不思議ではないですね。
”陽ノイズ”といったところでしょうか。
気持ちが明るくなるような良いノイズ…。
嫌われているアルバムのようですが私は
超大好きです。何がダメなのかよくわかり
ません…。このアンサー的な作品で
Sunroof!が『Panzer Devision Lou Reed』
なんて作品出してますのでそれもお勧めして
おきます。
