パートナーとしての顧客を認識する  P・F・ドラッカー | ドラッカーなんて深めてみる

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「経営者に贈る5つの質問」がよかったよー。

我々の顧客は誰か
 P・F・ドラッカー


◆パートナーとしての顧客を認識する



「多様な人種と所得層に働きかけをするには、それぞれのニーズ、文化、状況を理解しなければなりません。そのためには、いろいろなパートナーが必要です。聖職者、再開発地の責任者、女の子たちの親御さんなど、地元のいろいろな人の協力が必要です」
日本人は環境からの影響を強く受ける。
周囲の人から同じことをたった2回聞いただけでも、流行っていると思い込んでしまう。
それ怪しいよ!と言われればあやしく映り。
面白かったよー!と言われれば、面白そうだと映る。


汚れた海には汚れたお魚が育つように、人もまた、環境からの影響は色濃く受けてしまう。自分の判断よりもそちらの判断を選んでしまうのだから、その影響力は計り知れない。


成長させたい人を無限大に成長させてあげられる海を創る事がパートナとの役割なのではないかと思う。
木村さんの軌跡のリンゴ を思い出す。野澤さんのハイポニカのトマト を思い出す。
どちらも、その根っこが安心して無限大伸びていけるように、海に最新の注意を払っている。

根っこの気持ちになって、その根っこがどこへ行きたいのか、それを察知できるくらいの感覚を研ぎ澄まし、緻密な調整をしながら、根っこと会話を交わす。
木村さんのパートナーは土だったのだ。野澤さんのパートナーは水だった。


先ずは、自らがミッションとビジョンを持ち、そのターゲットに最適なパートナーを見つけだす。そして、そのビジョンを成すためにパートナーとの関係性を密にする。
そんな価値観が一般的になれば、日本も自分の判断基準に自信を持ち、夢が溢れるように思う。就活や婚活のあり方も変わるのではないだろうか。


お金を投じても、りっぱな環境を整えても、創れない濃度を創ることが出来るのが、人間力と関係力なのではないだろうか。
その文化を創っていきたいと思う。



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「ハイポニカトマトの根っこ」


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「ハイポニカのトマト」




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