ビジネスでは先に与えましょう。

先に与えられよう、先に受けよう、と思っていると、うまく行きません。

 

 

 

起業すると、まずお客様を見つけたくなります。

お客様を見つけて、売上をあげて、お金をいただくと。

 

これは、当たり前の心理です。

 

 

 

ただ、営業、セールスがうまい方ならいいですが、営業、セールスが下手、苦手な方は大変だと思います。

 

 

・お客様に売っていいのだろうか??

・お金を請求していいのだろうか???

 

 

と思われる方もいると思います。

 

 

その結果、なかなか売上、お金に結びつかないと。

 

 

 

 

そんなとき、どうしたらいいか??

 

 

 

答えは先に与える、です。

 

 

あなたが持っているものを先に人に与えましょう。

 

 

 

 

 

与えるものはあなたが持っているものでしたら、何でもいいと思います。

 

一般に経営資源は

 

 

・ヒト

・モノ

・カネ

・情報

 

 

と言われていて、この中で自分なら何を与えられるのか?・

 

 

 

ヒトについては自分の時間でもいいですし、自分の人脈を紹介する、でもいいと思います。

 

モノについては、物販のお仕事でしたら試供品を差し上げたり、試食をしてもらったり。

 

お金については、お金そのものをあげるのではなく、相手の方がたとえばご商売をしていたらその商品、サービスを買う、など。

 

情報についてはあなたがお持ちの情報、スキル、インターネットや新聞・本などで見た記事を教えてあげる、でもいいと思います。

 

 

 

 

自分だったら何を与えられるかな、と考えて、ムリのない範囲で人に提供しましょう。

 

 

するとあら不思議。

 

 

多くの方がそれ以上モノを返してくれますよ。

 

 

 

これは返報性の法則、フリーミアム戦略などと言われていて、人の心理学を応用した方法です。

そのようなことを考えなくても、素直に人の役に立ちたい、と思っていれば、人に何かしたくなるものです。

 

 

その思いに基づいて、先に与える。

 

 

起業した当初は与える、ことに努めるといいですよ。

 

 

 

 

 

動画解説

 

 

 

 

社長になるなら理念を持ちましょう。

 

 

何のために会社を興して

ビジネスを行うのか??

 

会社、ビジネスを通じて

何をしたいのか??

 

人に話せるようにしましょう。

 

 

 

私は公認会計士・税理士として

日常的に社長、経営者たちと接しています。

 

 

 

社長たちの中には

 

・仕事に夢中な方

・仕事に疲れている方

・仕事に迷っている方

 

などいらっしゃいます。

 

 

 

社長業、経営って難しいので

仕方ないです。

 

 

 

大変ですのでね。

 

 

 

 

 

それでも社長、経営を支えているのって

その方のビジネス、事業、仕事に対する理念、動機、理由だと思います。

 

 

そこで、あなたの理念は何ですか???

 

 

 

 

私の以前のお客様で

10年赤字続き、という会社がありました。

財務体質はひどいとしか言いようがない。

 

 

(銀行借入もできないのによく続けられるな)

 

 

と思ったら

 

 

社長が会社に私財を投じて延命している。

 

 

 

実家が、財産のあるお宅で相続で

多額の財産を引き受けたのか

その財産を会社につぎ込むことで

延命している状態でした。

 

 

 

それくらいですから社長に

経営センスがあるわけでもなく

人望があるわけでもないので

従業員の定着も悪い。

 

 

 

お客様の評価も低かったです。。。

 

 

 

 

 

 

 

そのような社長に

 

 

「なぜ会社を興して、つらい思いをしてまで

経営しているのですか??」

 

 

 

と尋ねたことがあります。

 

 

 

 

もう何年も、つらそうな表情を続けていたからです。

 

 

 

 

その社長から返ってきた言葉が

私にとっては衝撃的でした。

 

 

 

「何言っているの??社長になりたいからじゃない。

 社長でいたいから、会社をやっているのよ」

 

 

 

と、少々、怒った感じ。

 

 

 

 

聞いたぼくは愕然。

 

 

「え?!?!?社会に貢献したいとか、お客様のために役立ちたいとか、そういうのはないのですか???」

 

 

 

「あるわけないじゃない、私は社長でいたいのよ」

 

 

 

 

そうかー、そうなんだなー。

 

 

この人にとって、社長でいることに意味があって、ビジネス自体、サービス自体に意味はないのだなぁ。

 

 

おそらく周囲にいる友人、知人たちに社長として取り扱われるためだけに会社を経営し、多額の私財を投じているのだなぁ、と思いました。せっかく資産家になった親から相続した財産をつまらないプライドのために。

 

 

 

そして、また従業員の苦労、努力も顧みず、社長というポジションにいたいためだけに、従業員につらい思いをさせているのだなぁ、自分だってつらいだろうに。

 

 

 

ホント、その社長さん、般若みたいな顔をずっとしていました。

 

 

 

 

 

もしそこで、社長さんが、

 

・私はビジネスを通じて人の役に立ちたい

・会社で社会に貢献したい

 

などをおっしゃっていただいたら、ぼくや、周りにいる従業員の方も違っただろうと思います。

 

 

 

でも、自分のために社長でいたいから、と言われたら、協力する気も失せますよね。

 

 

 

プロとしては失格なのでしょうが、こころが折れたひとこと、でした。

 

 

 

 

みなさまも、起業して、会社を持つときには、理念を持ってくださいね。

社長になりたいから、会社を興す、などは不幸な人を増やします。

 

自分自身を含めて。

 

 

 

 

 

動画で解説しました。

 

 

人生は習慣で作られている、ってご存知ですか??

 

当然ご存知だと思いますが、

きちんと理解していますか??

 

 

 

人生は習慣でできています。

 

・朝起きること

・食事をすること

・お風呂に入ること

 

・仕事に行くこと

・人とあいさつすること

・笑顔で接すること

 

など。

 

 

 

すべて習慣です。

 

日常生活で初めてする

ということは人生において少ない。

 

 

 

ですので、人生は習慣でできている、と思います。

 

 

では、習慣によい習慣と、悪い習慣があるとしてどちらが多いですか???

 

 

悪い習慣とは、たとえば

 

・タバコを吸う

・肉食が多い

・運動しない

 

あるいは

 

・人に感謝しない

・人の悪口を言う

・お金を大切にしない

 

などなど、いろいろあります。

 

 

ここで、

 

 

良い人生を送りたかったら良い習慣をつけること

悪い人生を送りたかったら悪い習慣をつけること

 

 

と言えます。

 

 

多くの方は良い人生を送りたいと思いますので、良い習慣を身に付けませんか??

 

 

良い習慣とは、人それぞれかと思いますが、多くは

 

 

・健康、運動面

・食事、栄養面

・仕事

・対人関係、コミュニケーション

 

 

などに関します。

 

 

それぞれにおいてよいことを習慣化すること。

 

その先の良い人生を目指しましょう。

 

 

 

 

動画解説

 

 

 

お店を出店する前に

集客してはいけない、と思っていませんか??

 

 

それって誰か決めました??

法律に書いてあります??

 

 

 

お店を出店する前から

集客ガンガンしていいのですよ??

 

 

お客様から「お店はどこですか??」

と、問い合わせがあっても

 

「お店はまだこれからです。もうしばらくお待ちください。」

と言えばいいだけですから。

 

 

 

 

私の知り合いの経営者さんが

ある都市でサロンの出店をするときに、

実際の店舗を構える前から

ガンガン集客したそうです。

 

 

その方はWEBが強いので

ホームページを作り、SEO対策して

どんどん上位表示させる。

 

 

そして、一位になる。

 

 

 

 

一位になると

当然、見られることが多くなるので

問い合わせの電話もかかってくる。

 

 

お客様「ホームページを見て、お店に行きたいのですけど、お店はどこですか??住所が書いていないようですけど?!?!」

 

その方「ありがとうございます。お店はまだ出店前なのです。出店したらぜひお越しください!」

 

お客様「????」

 

 

 
 
???
 
という感じだと思いますが
それでいいのですよね。
 
 
WEBサイトで集客できる、
問い合わせの電話がかかってくる
 
と確実にわかってから
それから店舗を探して
出店してもいいのです。
 
 
その方が安全ですよね。
集客がすぐに見込めれば
売上もすぐに確保できます。
 
損益分岐点も、すぐに超えられるかも。
 
 
 
ということで、
 
 
集客、営業は生真面目に
 
・お店を作ってから
・開業してから
 
と思わなくてもいいのです。
 
 
 
それ以前からがんがん集客して
問い合わせが来たら、しばらくお待ちいただく(数ヶ月など)
そして、集客が万全になったら
初めて出店する。
 
 
そういう発想の転換をしましょうね。
 

 

 

 

動画解説

 

 

お金を借りようとするとき、

銀行の融資担当者は仲間です。

敵ではありません。

 

なんとかだまして

お金を引き出せよう、と思うのは

やめにしましょう。

 

 

 

 

起業して、お金を借りたくなることもあると思います。

そのとき銀行に行くのですが、

慣れないと緊張しますよね。

 

 

・何を聞かれるかわからない

・経営や資金についてわかっていないことがばれるのでは??

・お金がないと足元を見られるかも

 

 

と怯えてしまうこともあるかも。

 

 

 

でも大丈夫

銀行の融資担当者は基本的にこちらの味方です。

 

 

銀行の融資担当者は

自分の成績を上げるため

ノルマをこなすために

お金を借りてくれる先を探しています。

 

 

・誠実、優良な方

・きちんと返してくれる方

・ウソのない方

 

 

など。

 

 

そういう先を日々探しています。

 

 

そして、あなたはお金を借りたい。

 

 

そのようなとき、

融資担当者はあなたの仲間だと思いましょう。

あなたのビジネスを助けてくれる仲間。

実際、そう思っている銀行担当者も多いです。

 

 

そして、融資担当者もお金を貸す際には

銀行内の手続を経ないといけない。

 

・上司

・支店長

・本部の決裁

 

 

などを経てお金を貸すことができます。

 

 

そのために必要なのは社内の資料。

その資料作りに彼らはあなたの情報を欲しがっています。

 

 

・どんなビジネスなのか??

・どういう将来性があるのか??

・きちんとお金を返せるのか??

 

 

そのようなことを担当者に話してあげましょう。

たくさん話してあげるほど、

担当者は資料に書き込むネタが増えるので

助かります。

 

 

彼らも資料にウソを書き込むことはできないので

あなたが言った真実の言葉を

資料にするのです。

 

 

そのため

 

・担当者は仲間と思って丁寧に接する

・担当者はあなたのビジネスにとって素人なので、わかりやすく話してあげる

・将来のビジネス設計についても、できるかぎり明瞭に話す

 

などを心がけましょう。

 

 

そして、担当者が社内資料をしっかり作ってくれれば

あなたは融資を受けやすくなるし

さらにはあなたのビジネスも発展できますよ。