リトモス62振り付け【11曲目のクールダウン(ラテン・チャチャ)】
曲名: 「メデジン」(Medellín)
※メデジンはご存知のとおり、南米コロンビアの2番目に大きい都市。極悪人の麻薬王パブロ・エスコバル率いる「メデジン・カルテル」を生んだ街として有名ですね。
歌手:マドンナ&マルーマ(Madonna, Maluma)
動画:https://www.youtube.com/watch?v=xAxNaLAR2to
さて、歴史上、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、プレスリーの次に多くのレコードを売ったミュージシャンは、誰でしょうか。
それは、エルトン・ジョンではなく、エルトン・ジョンによく喧嘩を売られているマドンナです!
世界史上4番目の販売記録を誇る偉大な音楽アーティスト、Madonna。
そのマドンナも61歳になりました。
常に新しいジャンルに挑戦する彼女が、2019年にリリースしたのが、ラテン歌謡「メデジン」。
世界で最もセクシーな声で唄う歌手マルーマとのデュエットです。
ちなみにマルーマは25歳。
この歌の中で、まず、マドンンは薬を飲んで眠りに落ちます。
夢の中で彼女は17歳に戻ります。
目が覚めたら、コロンビアのメデジンにいました!
そして、目の前にマルーマがいました。
マルーマは尋ねます。「ここは好きかい?」
2人は会話をしながら親密になっていきます。
そして、サビの部分で、こう掛けあいます。
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Si te enamoro (Si me enamoras)
シ・テ・エナモロ(シ・メ・エナモラス)
もしあなたが恋に堕ちるなら(私が恋に堕ちるなら)
En menos de un año, no, no (Hahaha)
エン・メノス・デ・ウン・アニョ、ノ・ノ(ハハハ)
1年以内に(ははは笑)
No' vamo', no' vamo', no vamo' pa' Medallo (Ay, qué rico)
ノ・バモ、ノ・バモ、ノ・バモ、パ・メダヨ(アイ、ケ・リコ)
一緒行くよ、メダヨに!(わあ、それはいいわね)
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このサビの歌詞に出てくるMedallo(メダヨまたはメダリョ)というのは、スペイン語ですが、コロンビアだけで通じる俗語だそうです。
レゲトンを夜中じゅう流して、男女が仲良くする場所を指すのだとか。
麻薬王パブロ・エスコバルも生前、メダヨに住んでいたといいます。
というわけで、今回のリトモスのクールダウン。
曲も振付もムードがたっぷりで、最高ですね。
マドンナとマルーマは、サビの後に「ワン・ツー・チャチャチャ」と繰り返しますが、そのチャチャチャのささやき声にあわせて、かかとをイン・アウト・インして締めくくる―――。
素晴らしくドラマチックなコリオだと思います。
全体的な振り付けのイメージは、以下のような感じかな、と思います。
■■■ リトモス62の11曲目のクールダウン(ラテン・チャチャ)の振付イメージ ■■■
<前半>
右足からチャチャチャで前進
左足マンボ
左足からチャチャチャで後ろへ下がる
右足バックマンボ
両ひざ外→内
同時に、両手開く→閉じる
もう1回
チャチャチャで右へ移動
同時に両手を胴体の前で2回引き上げる
左右逆
<後半>
スタジオ左に向かって、右足でクンビア式ダブルタップ
1歩目のときに右手を胸にあてる。
2歩目のときに右手を大きく左から右へとまわす。そして、スタジオ右斜め前を向く
スタジオ右に向かって、左足でクンビア式ダブルタップ
手はつけない
チャチャチャ3回で1回転ターン(左肩引いてまわる)
スタジオ正面に向かって左足を前に出す。かかと内→かかと外→かかと内
<ファイナル・ポーズ>
右足を左足の後ろに引っ掛けて、右肩引いてターン
以上です。
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MOVE 大畑亮介