イントラから、こんな質問が|倉敷ピラティス | 府木薫/身体と心と生活を良くするコンディショニング&ストレングス トレーナー

府木薫/身体と心と生活を良くするコンディショニング&ストレングス トレーナー

倉敷・岡山を中心に活動するトレーナー府木薫のブログです。 住所:倉敷市笹沖638-1オークビル103  電話:070-8300-0284

こんにちは。府木薫です。

 

倉敷市でピラティスを通じて、

 

・姿勢の改善

・健康寿命の延伸

・スポーツパフォーマンス向上

 

を提供しています。上記のサービスは、主にスタジオ(倉敷市笹沖)で提供しています。

 

 

 

運動指導をして24年。

ピラティスを教え始め14年が経とうとしています。

 

 

長くやっているだけで、

ち〜っとも進化していない私ですが。

 

時々イントラの方から質問を受けることがあります。

 

 

先日ピラティスをされているインストラクター方から下記のような質問を受けました。

 

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ふきさん、 エキセントリック収縮とアイソメトリック収縮 (対比はアイソトニック収縮?) そのあたりがしっかり明確に理解できたい私です、、、

エキセントリック収縮は、リフォーマーでやる感じ?引っ張られながら的な? アイソメトリックは、長さ変えずにスイッチ入れる的な認識で良いです?

先生、ご指南お願いいたします。

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回答とみなさんにも分かりやすく解説していきたいと思います。ピラティスのせんせーだけではなく。
スタジオでピラティスやヨガを楽しまれている方、youtubeなどを参考にしながらピラティスをされている方にも分かるように解説したいと思っています。
 
 
先ずはピラティスを含め、運動を行うと力が入ります。
 
 
この力が入る行為を収縮と呼びます。
 
 
収縮ないしは筋収縮の意味を、
先ずは抑えましょう。
 
 
収縮は大きく分けると2つに分類できます。
(1)筋肉が長さを変えに収縮:等性収縮
      アイソメトリックコントラクション
(2)筋肉が長さを変え収縮:等性収縮
      アイソトニックコントラクション
 
 
少し細かく分けると3つに分解できます。
(1)筋肉が長さを変えに収縮:等性収縮
      アイソメトリックコントラクション
(2-a)筋肉が長さを縮めて収縮:求心(短縮)性収縮
      コンセントリックコントラクション
(2-b)筋肉が長さを伸ばして収縮:遠心(伸張)性収縮
      エキセントリックコントラクション
 
 
 
ここまでの4つの単語の意味がわかり、
かつ丁寧に分解もしくは理解ができると質問の冒頭部分
 
「エキセントリック収縮とアイソメトリック収縮 (対比はアイソトニック収縮?) そのあたりがしっかり明確に理解できたい私です、、、」
 
に関して分類分けが明確にできると思います。
 
 
補足として私が大学生の頃は腕相撲を例に教えられました。
 
アイコは(1)等性収縮
勝つと(2)等性収縮&短縮性収縮
負ければ(3)等性収縮&伸張性収縮
 
 
ここで「腕相撲」を例に使ったのは、ピラティスという1つの運動を例にあげても。
 
(1)〜(3)の色々な収縮パターンの運動が複合されています。
 
 
単純に理解すれば
プランクシリーズは(1)のように想像できますが。
プランクにアームサーク(肩回し)やレッグプルバック(脚ふり)を入れれば、(2)かなと想像できませんか。
 
チューブやリフォーマーのバネを使えば(3)と想像しちゃいやすいと思います。
 
 
この雑多な理解は最後の解説で覆しますが。
この辺りはイントラは理解して欲しいなと思います。
運動を楽しまれる方は雑多な理解で大丈夫だと思います。
 
 
そのため先日ご質問くださった方は、
 
「エキセントリック収縮は、リフォーマーでやる感じ?引っ張られながら的な? アイソメトリックは、長さ変えずにスイッチ入れる的な認識で良いです?」
 
 
簡単に答え合せすると、
 
「アイソメトリックは、長さ変えずにスイッチ入れる的な認識で良いです?」
 
ここの認識はバッチリ。オッケーです。
 
 
 
こちらの部分は難解で
「エキセントリック収縮は、リフォーマーでやる感じ?引っ張られながら的な?」
 
エキセントリック(伸張性)の収縮は、
リフォーマーだけではなくマットでも、チェアーでもバレルでも何でも可能です。
 
 
エクササイズを実施していると仮定して、
筋肉が引っ張られている際、
 
その抵抗に負けていれば、
もしくは勝っていれば
 
筋肉が長さを変え収縮しているので
性収縮(アイソトニックコントラクション)
負けであればエキセントリックコントラクション
勝ちであればコンセントリックコントラクション
となります。
 
 

皆さんがよく実施されるエクササイズを

想像しながら読んで頂ければ幸いです。

 
 
ピラティス以外でも、
動作時に関節の角度の変化によって筋肉の長さは変わります。
角度や長さの変化の部分が大事で。
 
変化がない部位は等尺性(アイソメトリック)収縮
変化がある部位は等張性(アイソトニック)収縮
 
バーべルやダンベルを押し上げたりする動作がこれに当たります。
 
 
しかし、コレだけの理解ではなくイントラの方には、
 
 
バーベルプレスであれば、
肩や肘周りは等張性収縮ですが、
 
その一方
体幹(もっと雑に言えば脊柱周辺)は等尺性収縮だという理解はできていますか。
 
 
この理解ができれば、同じバーベルプレスでも。
 
立位で行うか、
ベンチを使うか
スミスマシンを使うか
などの条件の違いで明らかに効果の違いを出せます。
 
 
 
後半部分は少し難しい内容もありましたが、
ここまでの話半分でも理解してくださると嬉しく思います。
 
 
もし他にもご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
 
 
活字では無理だ。
動画でという方は、
 

 

 
フルバージョンは、下記から購入可能です。
 
ひさびさに動画の宣伝してみました。
完全に思いつきです。
 
 

府木薫

 


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