平成26年度 石川県公立高校入試問題 総括 |   fitのひろば

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先月行われました
石川県公立高校入試の
総括を発表致します。

各教科ごとに、前年と比較した内容、
特徴等を列挙しました。
今後の学習の一助になれば幸いです。


<英語>

前年と同様の問題形式で、大問3と大問4の長文は
内容理解の問われる記述問題が多数あった。
配点は大問3と大問4の2つで50点あるので、
いかに長文対策をするかで点数が決まるといえる。

大問2の並び替えは(3)の関係代名詞の問題が
やや難解であった。
そして大問5も例年通り5文の自由英作文。
日頃から様々なテーマでの練習が不可欠であろう。

並び替えがやや難解であったものの、
対話文、長文は比較的答えやすい問題が多く
落ち着いて解いてゆけば点数を伸ばすことは
できたであろう。



<数学>

例年通り、問題ボリュームの多さ、
そして空間図形の難易度の高さは変わらず。
発想力を必要とする問題が減り、基本的なことを問う
問題が増えていた。
ただし記述式の問題も多く、日頃から途中計算をしっかり書く
練習が求められる。




<国語>

大問1の論説、大問2の小説ともに、内容はそれほど
難しくはなく読みやすい文章であった。
それゆえ国語が苦手な受験生も取り組みやすかった
であろう。

大問3は5年ぶりの漢文書き下し文での出題だったが
かなり易しめの内容。文法(現代仮名遣い、返り点)は
ごく基本的なもので試験直前期の復習だけでも十分対応
できるものであった。




<理科>

ここ数年に見られるように、記述式の問題は
問題集に載ってあるような答えをそのまま書き写すものではなく
答えを選んだ理由等なぜそうなるのかの理解をみるものが
ほとんどだった。
そのため単に暗記するだけの学習では記述に対応することは
できない。日頃から、なぜそうなるのか本質を理解する習慣を
身に付けていきたい。




<社会>

昨年同様、記述問題が多かった。
資料の読み取りに慣れていないと点数はとりにくい。
また資料を読みとれたとしても、それをうまく文章にできなければ
得点には結び付かない。
したがって国語力も問われる問題であると言える。
単純な用語の暗記もおろそかにはできないが、
より記述に特化したテキストを活用し勉強されたし。


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