『フィストエイリアン』

とは1997年、アメリカの玩具会社が発売した

フィギュアシリーズの名称である


日本においても同時期、

海外輸入玩具としてタカラより発売された


一部では未だ根強いファンがおり

世界中にコレクター達が存在している


当サイトでは『フィストエイリアン』の

全フィギュア、関連アイテム等を紹介


更に詳しい情報は下記のページを参照



当サイトは公式サイトではありません。

全ての翻訳テキスト&アイテム画像は、

個人の私物を撮影、制作したものです。

SNS、動画等への無断転載は禁止しております

日本では月刊コミックボンボンより、

1998〜1999年にわたる約1年間、

巻頭カラー特集内へ、毎月記事が掲載されていた。


同時期にはメダロットやガンダム、

ミクロマンなどが掲載されており、

フィストエイリアンもそれ等に並ぶ、

注目の玩具としてプッシュされていた。


【1998年 11月号】

正式販売予定日は1999年1月であったが、

熊本では1998年10月頃より先行販売されていた。


掲載エイリアンも一部未発売が含まれている。

なお、未発売エイリアンは掲載のみで、

先行販売パックにも入っていない。


【1998年 12月号】


【1999年 1月号】


【1999年 2月号】


【1999年 3月号】


当初は1999年1月発売と告知されていたが、

実際は同年2月25日に発売決定された。


【1999年 4月号】



この頃からジャンガッツカップと称し、

対戦イベントが開催されるようになった。


【1999年 5月号】

第2弾が告知される。





【1999年 6月号】





【1999年 7月号】


まさかのサイロイド情報。

この号を見た読者だけ、全6種と知る事が出来た。


第3弾は未発売となったが、

画像のエイリアン6種はUS版で存在する。



【1999年 8月号】

ジャンガッツカップ特集。





【1999年 9月号】

ジャンガッツカーン後継者争いのストーリーが、

一転して地球を舞台に変え、

サイロイドを敵としたストーリーへ変更。






【1999年 10月号】

またストーリーが変わる。

ジャンガッツカーンを追って地球へ飛来したエイリアン達を、

少年の拳が助けたところから、

新たなストーリーが展開される…ようだった。


1998〜1999年のボンボンを、

定期的に読んでいた読者であれば、

フィストエイリアンはメジャーだったのかもしれない。

毎月カラーページで色々な情報が掲載され、

対戦イベントも盛況な様子。

ボンボンを読めば更にその魅力が伝わってくる。


しかし、ボンボン読者以外は、

この情報を知る術が全く無い。


その為、フィストエイリアンは唐突に玩具売り場へ現れ、

いつの間にか消えたようにしか見えなかった。


アニメやTVゲームまでとはいかずとも、

カードダスや食玩、専用ガイドブックなど、

もう少し情報を発信する媒体が多ければ…と、

オリジナルキャラクターコンテンツ商品における、

メディアミックスの重要性を改めて感じた。

シャドウとは公式サイトで、

カード画像のみ公開されていた未発売フィギュア。


2022年。

USの玩具店がフィストエイリアンの版権を取得。

フィストエイリアン リボーン』という、

オリジナル企画でシャドウを立体化した。

(当時、フィストエイリアンを発売していたYES!社との関連性はない)


【パック 表&裏】

ピロー型の紙製パック。

中身はランダムでフィギュア1体+カード1枚付属。


こちらのアイテムはUS限定。単品パック販売のみ。


【シャドウ】

左から、

ドクター ダーク(ドクター ダークネス)

ブラックアウト(ブルータル ブラックアウト)

エターナル アビス(アストラル アビス)

*リボーン版は()内の名称で若干変更されている。


フィギュアは公式のシャドウを再現した新規造形。


シャドウ自体はパワーポイントを持たず、

特殊ルールを持つ『パワープレイヤー』

と呼ばれるフィギュア。

対戦相手のパワーポイントを全て奪い取る。

(種族カラーは除く)


シャドウの設定の詳細は、

フィストエイリアンの登場キャラのページを参照。


【カード 表&裏】

表はルール&キャラ設定。


裏は3体の各レアカラー出現率が記載されている。

カードはパック内のフィギュアと同じ3種+

下記のイベント用カードの計4種。


【イベント用 カード 表&裏】



シリーズはフィギュアが全3種。

ノーマルカラー3種+レアカラー18種。

計21体でコンプリート


各レアカラーの出現率は◯ /10(体)と記載。


【ノーマル】7/10

レアではない唯一のコモン枠。基本カラー。


【バリアント】1/10

全体がラメ塗装となっている。


【ステイシス】

◾️アイス グロウ 1.55/10

レアカラーの中では一番出現率が高い。


◾️ブルー グロウ 0.45/10

・グレータイプ

こちらはイベント先行販売時のみ制作された、

初期カラー。

カード画像では光っているが蓄光ではない。


・蓄光タイプ

こちらはイベント終了後、本格的な生産に伴い、

グレータイプから変更された正式版。

暗所でブルーに発光する。




【ラムズ】

◾️ラム 0.40/10

当時のラムのブロンズ色ではなくゴールド。


◾️プライマル ラム 0.40/10

ラムと比べ暗めなゴールド。


◾️フューチャー エボリューションズ 0.20/10

このレアカラーのみ軟質素材でプヨプヨしている。

伸び縮みする柔らかさ。カラーはランダム。



ランダムパックの性質上、

ある程度、出現率のバラつきは仕方がない。


しかし、記載より出現率が極端に低いものや、

同じレアカラー内での3種の偏りも酷く、

確率事故が多発していた。


恐らく店側はコンプリートされる事を前提として、

生産していなかったのかもしれない。


なお、同じ種類でも塗装にバラつきがある為、

当サイトではカードへ掲載されている見本カラーと、

似た個体を選んでいる。



【シャドウ(Zolo Con展示品)】

海外のSFトイのイベント、

『Zolo Con 2023』で展示されていた、

販促用ケース入りのシャドウ全種。

レアカラー名称と出現率がパック版と一部異なる。

こちらではフィストエイリアンの小ネタを紹介。


【各国パックのサイズ比較】

US版、日本版、イタリア版。

ボリュームのあるUS版パックが一番大きい。

日本版はミニブックが付属せず少し不便で、

イタリア版はエイリアン1体しか入っていないのが寂しい。

デザインは日本版が1番凝っているように感じる。



【ミニブックの共通点】

日本版とUS版のミニブックの内容、

レイアウトは全く別物だが、

用紙サイズと畳み方は共通している。



【培養ポッド】

タカラトミーから発売されたガチャ、

培養ポッドとフィストエイリアンの親和性が高い。



【リペイントのバリエーション】

マガットシス

ドク・アシドニアン

スピュースピットル


下記の3体はラム、ミュータント、エイリアン、

サイロイドの最大4種のリペイントが存在する。

エイリアンの中で最も多い数。



【エラー品】

左から顔が無塗装のギガンテ。

水玉模様が無いロッカー。

目の塗装が無いスモ ストンポ。



【エイリアンの設定】

サイコロッカーとサイコネーターは双子。

よく見ると顔や手足が似ている。

脳筋とインテリみたいな設定。


【ラム】

上段【シリーズA】ラマゾイド。ラマボーズ(英:ラムボ)。ラムビーニ
中段【シリーズB】ラマジャマ。ランバラー。ラミニド
下段【シリーズC】ラマボーグ(英:ラマロイド)。
ラミジャバ(英:ラムトロン)。ランポック(英:ラムポリス)

上段3体のシリーズAのラムは、
USとイタリアのみ流通。日本では未発売。

上記の9体+海外キャンペーン品の、
スペシャルエディション ラムセットの3体を加えた、
計12体でコンプリート

シリーズAは海外ではポピュラーだが、
肝心の日本では未発売。

シリーズBは海外&日本の双方で発売された為、
一番よく見かけるシリーズ。
日本では第1弾として販売された。

シリーズCは日本のみで終盤頃に発売され、
海外では未発売。
日本では第2弾として販売された。

【各ラムの最大パワーポイント】 
ラムは設定されたパワーポイントの範囲内で、
5ポイントのランダム幅があった。

シリーズA、範囲26〜30の最大値のラムビニ。


シリーズB、範囲31〜35の最大値のラマジャマ


シリーズC、範囲36〜40の最大値のラミジャバ
全ラム中での最大値は範囲47〜49の、
スペシャルエディション ラムセットに入った、
3体組のラムが持つ49ポイント。

【ラム 内袋 未開封品】
*こちらは撮影した開封品ラムとは別の、
未開封で保存している別個体です。





【エイリアン】
上段と中段の6体は日本版の第1弾、
US版のシリーズBにあたる。
下段の2体は日本版の第2弾、
US版のシリーズCにあたる。

日本名と英語名が異なる場合のみ双方を記載。

【ドレッドロックス】

【上段】スラム ロック。ベンゾニアン。トラバトー。
【中段】ジャウ ブレーカー。ハートレス ワンダー。
  クラシノーバ。
【下段】アレクソイド フレクソイド。ファング フェイス。

【ギャングリーンズ】
【上段】ナイツ クローゾム。スライミー スラーパー。
  バグジー タローネ
【中段】サックトリア。バープ ン ベイク。クローズ バットスキー。
【下段】チロロイズ(英:チロロシス)。
  ミュッコシス(英:ミュコシス)

【ブルースピューズ】
【上段】サー・トランス(英:サー・トランス ア ロット)。
ナルコ モルフィスト。スルフリック サルタン。
【中段】リキッダトル(ザ・リキッダトー)。メッサモロー。ザ・ディスアスター(英:ザ・ディザスター)
【下段】サイコ リシオス。ダブル トラブル。

【ミュータント】
上段の6体は日本版の第1弾、
US版のシリーズBにあたる。

下段の3体は日本版の第2弾、
US版のシリーズCにあたる。
【上段】マガットシス(英:マゴットシス)、
  バイオスピュアー。
  スピュースピットル(英:サージェント・スピュースピットル)。
  サイコロッカー。ドク・アシドニアン。
  スパイナル ミュートシス。
【下段】ロッカジラ。リジェネレーター。シゾリアン。

上記の通り名前に関しては、
日本版オリジナルでなく、ほぼUS版と共通。

【日本未発売 エイリアン】
US版、イタリア版で発売された、
シリーズAにあたるエイリアン。
【上段】クァッド アイ モト。スモー スタンポ
【中段】シズル ハイド。フリッツ フライヤー
【下段】シュロット ショット。キラーピード


【US版 ミュータント】
US版のみで発売されたシリーズAにあたる、
ミュータント3体。

スラープ マニアック。シュレッダー。サイコネーター

【イタリア版 エイリアン】
日本版やUS版シリーズのどちらにも属さない、
イタリア版のオリジナルカラーエイリアン。
【上段】ドットー アシッドー。テロー。ツォーノ
【下段】コリオラノ。ロッカー。
  ギガンテ。スパッカオッシ。
  インゴード。ヴェンディケーター。 

上段の3体はイタリア版の第2弾にあたる、
ウェポンパックのみに封入された。

単色のノーマルエイリアンだが封入率が低い為、
レアエイリアン扱いとなっている。

下段の6体はどのパックからも出るノーマル。
こちらのエイリアンにはバリアントと呼ばれる、
カラーバリエーションが存在する。


サイロイドは日本のみ発売の、

ジャンケンバトルシートへ付属する6体。

USのみ発売のサイロイドバトルシップへ付属する、

サイロイドマスターの2体。

計8体でコンプリート


【サイロイド】

サイロイドはパワーポイントを持たず、
特殊ルールを持つ『パワープレイヤー』
と呼ばれるフィギュア。
エイリアンの種族カラーを逆転させてしまう。

詳細はジャンケンバトルシートのページを参照。

【サイロイドマスター】

サイロイドマスターもサイロイド同様、
『パワープレイヤー』と呼ばれる特殊ルールを持つ。
バトルへ出た際、どんな対戦相手も引き分けにしてしまう。
(なんとジャンガッツカーンも含む!)

詳細はサイロイドバトルシップのページを参照。

【サイロイド】
計8体のコンプリート

サイロイドの設定の詳細は、
フィストエイリアンの登場キャラのページを参照。

日本版では妖精や神という設定で、
US版ではサイロイドが作り出した女性型エイリアン。


【ウォッシュ(英:クリスタライト) 】

ツイステル(英:ツイスター)
ティンプー(英:ブレイズ)
フリージナー(英:モンスーン)



企画段階での日本版の名称はクリスタライツだったが、
発売時にウォッシュと改名された。

ウォッシュはパワーポイントを持たず、
特殊ルールを持つ『パワープレイヤー』
と呼ばれるフィギュア。
バトルではエイリアンの属性ルールを消し、
パワーポイントのみのバトルにする事が出来る。

詳細はフィストエイリアンの登場キャラのページ、
ウォッシュ(英:クリスタライト)を参照。

ウォッシュは日本版、

US版のウォーパックへ付属していた。


ウォーパックの詳細は、
【日本版】ウォーパック
【US版】ウォーパックのページを参照。


3種族のウェポンの内1機とラム、ミュータント、

エイリアンのいずれかが3体入ったセット。


【ウェポンパック 表】

【ウェポンパック 裏】



このウェポンパックは、
イタリア版の第2弾にあたるシリーズで、
第1弾のような単品パックの販売は無かった。

イタリアではシリーズ終盤での販売で、
販売店も限られていた。

【ウェポンパック ミニブック 表】

ウェポンの使い方ページが追加された。


【ウェポンパック ミニブック 裏】

第2第での新規追加エイリアンは各種族、

上から数えて3列目の一番右の1体と、

4列目の2体。計9体。

ラムは下段の3体が追加。


第2弾で追加された、
ミュータントをリペイントしたエイリアンは、
単色のノーマルエイリアンではあるものの、
出現率が低くレアエイリアン扱いとなっている。



また、第1弾のエイリアン達を一部リストラし、

第2弾のエイリアンを追加するUS版、
日本版仕様とは異なり、
イタリア版では第1弾のラインナップはそのままに、
第2弾分が上乗せで追加された。
イタリア版でのシリーズはこの第2弾で終了。


イタリア版の第1弾にあたるパックの詳細は、
【イタリア版】エイリアンパック&ミニブックのページを参照。


ウェポンパックが入っていたカートンBOX。

パックではなくBOX入り。

ラム、ミュータント、エイリアンが、

ランダムで5体とミニブックが入っていた。

【イタリア版 エイリアンBOX】
 

こちらはイタリアで発売されたキン消しの続編扱いの為、
箱のデザインにフィストエイリアンの面影はない。