イタリア版の第1弾にあたるシリーズ。

輸入元会社はGIG社。

イタリアではフィストエイリアンという名称ではなく、
『エグゾギニ』という全く関係ないシリーズの3弾目として発売された。
エグゾギニの意味はキン肉マン消しゴム。

【エイリアンパック 表】

1パックにつき1体とミニブック付き。

パッケージの絵柄の色から3種族を選ぶ事ができた。

パッケージのエイリアンは、
クァッド アイ モト(赤)、メッサモロー(青)、
クローズ バットスキー(緑)。


期間限定で販促シールが貼られたパックもあった。

内容は

『ショップから特別に貴方へ!

10月31日からGIG社のクリスマスを

見つける事が出来ます』

というもので、特に商品とは関係無い模様。


【エイリアンパック 裏】

【エイリアンパック 大箱】
100パック入り。


パッケージや箱の画像は全てイラストのみ。

箱を開けると3種類の絵柄のパックが、

ランダムに入っていた。


【ミニブック 表】


【ミニブック 裏】

イタリア版は第1弾の時点で、

各種族のエイリアンが8体ラインナップされていた。

(日本版、US版は各種族が6体)

ミュータントが存在しない事で、

対戦ルールがシンプル化されていた。


ドレッドロックスは火星人。

ギャングリーンズは金星人。

ブルースピューズは冥王星人。

ラムはスーパー宇宙人という設定。

ストーリーは無し。


第2弾で追加予定のエイリアンの名前だけ、

先行してミニブックへ記載されていた。


エイリアンの詳細は、
【エイリアン】全エイリアン&全ミュータントまとめのページを参照。

ラムの詳細は、

【ラム】全ラムのまとめのページを参照。


ちなみにラムの封入率は日本版、

US版と比べるとやや出やすい傾向だったが、

1パック1体というコスパの悪さから、

結局、沢山パックを買わなければならなかった。


サイロイドバトルシップ正面手前の2対のハッチが開き、

別売りのスペースポッドをドックとして連結可能。

↑ハッチを手前に開いたところ。

スペースポッドを連結


スペースポッドの後部は既に凹凸があり、

それをハッチ内部にある突起へ嵌め合わせる事で固定。

↑この閉じているグレーの蓋部分は、
バトル用のエントランス的なもの。
蓋の反対側にはエイリアンの待機ルームがあり、
蓋が手前に開く事で、エイリアンが中央アリーナへ、
出現〜入場する事が出来る。

↑エイリアン達はこのような感じで待機、
 中央バトルアリーナへ入場。

サイロイドバトルシップには、
ゲームの対戦機能&ギミックが沢山盛り込まれている。

サイロイドバトルシップを開き、
エントランスカバーを立てる事で、
対戦で選んだエイリアンを隠すシールドが完成。

バトルシップの割れた空洞部分は、
自軍のアーミー入れとなる。
アーミー入れにも仕切りがあり、
待機中のエイリアン達やウェポンを収納出来る。

中央アリーナへ登場したエイリアン同士が対決し、
負けた場合には死の口へ落としチェンバーへ移動。

死の口は左右片側ずつ開閉し、
チェンバー内も仕切りがある為、
対戦相手のフィギュアと混ざらない親切設計。
お互いのバトル回数は、
サイロイドバトルシップ内に2対あるロールカウンターで、
それぞれ把握できるようになっている。

バトルシップを開けば対戦用アリーナとなり、
閉じればエイリアン収納庫として活躍。

遊び要素と実用性も兼ねた、
非常に凝った設計となっており、
フィストエイリアンのアクセサリでは最大サイズ。

【サイロイドバトルシップ 展開】
バトルシップの頭のような部分を手前に倒し、
 本体部分を真ん中からパカっと真っ二つに開く。

【サイロイドバトルシップ、バトルアリーナ形態】


正面

背面


左の黄色いレバーをひねると、
バトルアリーナ中央の赤い死の口が開き、
敗者はこの死の口の中へ飲み込まれてしまう。


青い蓋の付いた空間はチェンバーと呼ばれ、
ジャンガッツカーンに負けたエイリアン達が、
囚人として閉じ込められ、洗脳される場所となっている。
洗脳されたエイリアン達は、
ジャンガッツカーンへ忠誠を誓うようになってしまう。
チェンバーと死の口は底の内部で繋がっており、
飲み込まれた敗者達もチェンバーへ送り込まれる。
 

 バトルシップ先端にある、

左右2対の黄色いロールパーツは、
0〜8まで数字が刻まれており、
お互いのバトル回数をカウント出来る仕組み。

続きは【US版】サイロイドバトルシップ③へ。


【サイロイドバトルシップ パッケージ 表】
未開封新品美品

【サイロイドバトルシップ パッケージ 裏】




セット内容(こちらは開封済みの別の物を撮影)

サイロイドマスター2体と、
サイロイドウェポン2機、
専用カード3枚と#7のミニブックは、
このセットのみ付属。

サイロイドバトルシップ、宇宙船モード。
元々は平和の為の『サイロイドピースシップ』だったが、
ジャンガッツカーンに魔改造され兵器化。
乗っていたサイロイド達は宇宙へ投げ捨てられた。

 
サイロイドウェポンを2機、搭載可能。

続きは【US版】サイロイドバトルシップ②へ。



【ラムワーム】




【ラマーフェイス】




【ラムスターシ】




スペシャルエディション ラムセット内の、

3体組のラムのパワーポイントは、

47〜49の範囲。

足裏にパワーポイントを持つエイリアンの中では、

49が最大値。


【スペシャルエディション ラムセット】

ジャンガッツカーンと同じ、

US版限定の全員応募キャンペーンで貰えた。

3体組みのラム。

仕様もジャンガッツカーンと同じ、
ケース入りでカードも付属。

キャンペーンの詳細は、
【US版】ジャンガッツカーンキャンペーン用紙のページ参照。



3体組のラム、通称ラム トリオ。



ケース内のスポンジの下へカードが入っている。

こちらはジャンガッツカーンとは異なり、
ダイキャスト製ではなく、
通常のエイリアンのフィギュアと同じ材質。

詳細はフィストエイリアンの登場キャラのページ、
3体組のラム(ラム トリオ)を参照。

続きは【US版】スペシャルエディション ラムセット②へ。

『【US版】スペシャルエディション ラムセット②』【ラムワーム】【ラマーフェイス】【ラムスターシ】スペシャルエディション ラムセット内の、3体組のラムのパワーポイントは、47〜49の範囲。足裏にパワーポイント…リンクameblo.jp




【ジャンガッツカーンTシャツ】


色はブラック。

サイズは1サイズ(子供用)のみ。

ジャンガッツカーンのフィギュアとセットで、

US限定の全員応募キャンペーンで貰うことができた。

キャンペーンの詳細は、
【US版】ジャンガッツカーンキャンペーン用紙のページを参照。


こちらではフィギュア以外の、

広告チラシや雑誌ページ等のアイテムを紹介。


【US版のチラシ 表】


【US版のチラシ 裏】
チラシ右上にあるラインナップの、
『パワーパック』は存在しない。
ジャンガッツカーンのカラーも異なり、
サイロイドバトルシップの内容も一部異なる。

チラシ自体が商品展開直後の1997年製な為、
まだ発売未確定の内容も含め、
掲載していたのかもしれない。

【ハイパーホビー14号の記事(1999年)】
フィストエイリアン企画担当者、
鈴木氏のインタビューは大変興味深い。



【タカラ 1999年 商戦カタログ】

玩具店舗、業者用のカタログへ掲載された記事。

セールスは大成功。子供達へも好評だったらしい。



フィストエイリアンは、

既に海外で大人気キャラだったらしい。



企画段階ではツーピースパックへも、

ウォッシュが含まれている内容だった。

名称もウォッシュではなく、

クリスタライツと記載されている。



コレクションケースは未発売。


発売当時の玩具店では、

このような専用コーナーが多く見られた。



【日本版 フィストスター用 ジャンパー】

コミックボンボンの記事に登場する、

『フィストスター』と呼ばれる方々が着ていた、

薄手のジャンパー。



タグ付き未使用の新品。



『フィストスター』は主に、

玩具店で開催される対戦イベントにおいて、

審判係やキッズ達の対戦相手として活躍されていた。

彼等に勝利する事でキッズ達は景品が貰えた。


【イタリア版 コミック誌の広告①】
イタリアで発売されていたコミック誌の、
表紙&見開きページの広告。
なお、背表紙や中身の漫画の内容は、
フィストエイリアンと全く無関係。



【イタリア版 コミック誌の広告②】

背表紙のみ広告。





【ジャンガッツカーン】

日本ではミニブック上で、
黒シルエットの画像のみ登場していた。

噂ではパックの大当たりとして混入されている。
大会の優勝賞品等、色々な憶測が流れた。

実際は日本未発売&未流通品であり、
USのみで行われていた、
応募者全員が貰えるキャンペーン景品の一つだった。

キャンペーンの詳細は、
ジャンガッツカーンキャンペーン用紙のページを参照。

ジャンガッツカーンはパワーポイントを持たず、
特殊ルールを持つ『パワープレイヤー』
と呼ばれるフィギュア。
バトルでは出した瞬間に勝ちが確定する。

唯一、同じ『パワープレイヤー』である、
サイロイドマスターだけが引き分けに出来る。


日本版ミニブックのテキスト原文では、

【謎のジャンガッツカーンを追え!】
救世主か?それとも悪魔?
『ジャンガッツカーン』と呼ばれる生命体が
どうやら地球に降り立ったらしい。
パワーはどれくらいなのか?
あの予言との関係は?
現在、関係者が全力を挙げて捜索中だ!
見つかり次第キミ達にも情報を伝えよう!

と記載されていた。

謎の方を解明するとジャンガッツカーンとは、
宇宙を長い戦争時代へ突入させた凶悪な暴君。
遥か遠い未来に存在するエイリアンなので、
地球へ降り立ってはいない。 
また、あの予言とも関連は無い。

日本で展開された場合、
USとは違うキャラ設定になっていたのかもしれない。

ジャンガッツカーンの詳細は、
フィストエイリアンの登場キャラのページを参照。


本来は紙製の白箱に入った状態。
ケースはエアキャップで巻かれ、
上記のような形で梱包されていた。

ケース内のスポンジの下へカードが入っている。

フィギュアはダイキャスト製のハンドペイント品。
台座と一体成型。



↑台座裏面の刻印の文字。
Fistful of Aliens™️
©️1998
Yes! Entertainment Corp
MADE IN CHINA

胸部〜背中、肩、脚部は赤のドレッドロックス。
腕部と手、腰回りは青のブルースピューズ。
臀部〜股間と手の鎌のような部分は、
緑のギャングリーンズの特徴がある。
頭や手足の斑点模様は、
ブロンズ色でラムと似ている。
顔は他のエイリアン達と大きく違い、
人間のような白目と黒目があり、知能が高い雰囲気。




他のエイリアンより2倍近くの大型サイズ。

こちらは白箱の封も切られていない、
未開封の全くの完美品。テープ2度貼りは仕様。


ジャンガッツカーンのカートン箱。

12個入りと記載有。


日本では未発売に終わったジャンガッツカーン。


USではブリスター台紙へ付いている、
ポイントを貯める事で貰えた。
全員応募キャンペーンの景品の一つだった。

【キャンペーンチラシ 表】

キャンペーン期間中、
専用の応募用紙が各パックへ一定期間入っていた。

ジャンガッツカーンのフィギュア以外にも、
エイリアンパックやポスター、
スペシャルエディション ラムセットなど、
貯めたポイント数に応じ色々な景品が貰えた。

ジャンガッツカーンは一番ポイント数の高い、
『バウンティハンターパック』
と呼ばれる景品で、
フィギュア+Tシャツがセットとなっていた。

【キャンペーンチラシ 裏】

ポイントに応じた景品内容と、

詳しい応募方法が記載されている。

尚、このキャンペーンはUS内のみでの企画。