日本では月刊コミックボンボンより、

1998〜1999年にわたる約1年間、

巻頭カラー特集内へ、毎月記事が掲載されていた。


同時期にはメダロットやガンダム、

ミクロマンなどが掲載されており、

フィストエイリアンもそれ等に並ぶ、

注目の玩具としてプッシュされていた。


【1998年 11月号】

正式販売予定日は1999年1月であったが、

熊本では1998年10月頃より先行販売されていた。


掲載エイリアンも一部未発売が含まれている。

なお、未発売エイリアンは掲載のみで、

先行販売パックにも入っていない。


【1998年 12月号】


【1999年 1月号】


【1999年 2月号】


【1999年 3月号】


当初は1999年1月発売と告知されていたが、

実際は同年2月25日に発売決定された。


【1999年 4月号】



この頃からジャンガッツカップと称し、

対戦イベントが開催されるようになった。


【1999年 5月号】

第2弾が告知される。





【1999年 6月号】





【1999年 7月号】


まさかのサイロイド情報。

この号を見た読者だけ、全6種と知る事が出来た。


第3弾は未発売となったが、

画像のエイリアン6種はUS版で存在する。



【1999年 8月号】

ジャンガッツカップ特集。





【1999年 9月号】

ジャンガッツカーン後継者争いのストーリーが、

一転して地球を舞台に変え、

サイロイドを敵としたストーリーへ変更。






【1999年 10月号】

またストーリーが変わる。

ジャンガッツカーンを追って地球へ飛来したエイリアン達を、

少年の拳が助けたところから、

新たなストーリーが展開される…ようだった。


1998〜1999年のボンボンを、

定期的に読んでいた読者であれば、

フィストエイリアンはメジャーだったのかもしれない。

毎月カラーページで色々な情報が掲載され、

対戦イベントも盛況な様子。

ボンボンを読めば更にその魅力が伝わってくる。


しかし、ボンボン読者以外は、

この情報を知る術が全く無い。


その為、フィストエイリアンは唐突に玩具売り場へ現れ、

いつの間にか消えたようにしか見えなかった。


アニメやTVゲームまでとはいかずとも、

カードダスや食玩、専用ガイドブックなど、

もう少し情報を発信する媒体が多ければ…と、

オリジナルキャラクターコンテンツ商品における、

メディアミックスの重要性を改めて感じた。