北海道ツーリング総括 | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

さて今回人生2度目の北海道ツーリングを決行した訳ですが、たった2回の中で色々気付いた事が有ったのでまとめてみました。例によって毒発言でしょうがw
 
◯やはり北海道の自然と道はいい
これは誰も反論しないでしょう。本当にこれが一番です。もうこれだけで十分でしょう。
 
◯なぜこの時期に?
昨年から書いた様にFIREしたのだしあえて混まない、料金も安い、みんなが行かない時期に行きたい。
そしてさらに言うと日本の北端へ行くのですからその緯度の高さを考慮して夏至の時期に白夜を楽しみたいというのが有りました。しかし、、、
確かに白夜でした。午前3時には明るくなり始めます。ただ日の入りは19時半くらい。つまり私が住んでいる群馬と変わらない。なぜ?
いや当たり前の事なのですが、北海道は日本の北端ではありますが同時に東端でもあるのです。だから日の出が早く日の入りも早い。それで相殺されて日の入りは関東と同じくらい、日の出だけ早くなってまあ日本としては真っ暗な夜が8時間程度に短い白夜となる訳です。
でも本当は白夜と言うと欧州の様に夜9時か10時まで明るくあって欲しいのです。つまり私が昔から言っている様に日本のタイムゾーンがおかしい。現状GMT+9ですが+10にすべきなのです。いやもしかして+11でもいいかも?そうなるともう事実上世界最速でボジョレー・ヌーヴォーを楽しめるのですよ。ぜひやりましょう。
 
◯交通
しかし交通マナーはどうかというと?残念ながらそんなにいいとは言えないでしょう。
と言うか他の日本の土地と同じです。
この点ではよく言われる「日本人の交通マナーが悪いのは狭い国土や道が…」というのは完全な間違いです。
それはよく有るイギリスの大学特集の番組で「私もこういう大学で学んだら勉強したのにな」なんてのが絶対ウソであるのと同じです。
 
◯ただし見習うべきマナーも
しかし全部とは言いませんが、登坂車線が有ると皆さん基本的にそちらに入るのは良い事だと思います。
本州以南だと下手すると速い人が左から抜かざるを得ません。これは設計が間違っているのも問題で、そもそもそういう場面で遅い人に車線変更を要求するのが間違っているのです。つまり道路の設計者(たいてい男ですが)がダメという事。
 
◯とにかく寒かった。なぜ?
別にこの時期の北海道がそんなに寒い訳はないです。まあ冷帯に属する気候ですから本州の夏が秋に当たるとしても寒くはないです。まあ朝方は寒く感じるとしても。
前回と違って問題だったのは公共施設がどこも本当に寒かった。理由は冷房ガンガン入れてたからです。外に出ると暖かくて安心でした。特にエアコン室外機の前とかが。
確かに最近は北海道でも暑い夏が多いとは言っても、そこまでじゃないです。しかし問題やどうやら本州以南から来る私達の様な旅行者みたいです。宿に冷房が無いと言ったとたんに「キキーッ」と大騒ぎするそうです。それで多くの宿や公共施設が冷房を設置しています。北海道だって電気が余っているとは言えないはずなのにどこまで浪費させるのでしょうか?この国がエコなんて間違っても言えません。
 
◯ゴミ箱が信じられないくらいに無い
これはよく外国人旅行者が指摘する点ですが、ここは本当にさらに異次元的に無いです。これでインバウンド消費なんて出来るのか?
どうやら不法投棄する人が多いらしいですが、それにしてもやり様が無いのか?という以前の問題として、商品を売っておきながらそのゴミは受け入れないなんて汚染者負担の原則に反するはずですが。実際それで本州以南では以前その方針だった観光地も改めているんですけど。
これはぜひ見直してもらいたいですね。
 
◯旅での出会い
今回北海道ツーリングとしては弾丸的な短いものではありましたが、その中でライダーの方との出会いが有りました。詳細は開かせないとしてもやはりこういうのがつながりになるのって素晴らしいと思います。
 
という訳で北海道自体はやはりいい所で楽しめました。しかしライダー、いやクルマだろうと鉄道やその他の旅だろうとそれが全てではない。日本にはまだ行った事のない場所がいくつも有ります。ちょうど今交流の有るアメブロガーさんが九州ツーリングの件をアップしています。次はそこがターゲットでしょうか。さていつ行くか?