日本は今こそ30歳定年制の復活を! | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました

またあえてこんな暴論を吐きますが、いえいえ実際真面目にそう思っているのですよ。少なくとも私が社会人になった頃から。

 

きっかけはITメディアのこの記事です。ちなみに私はよく日経や東洋経済をはじめとする経済誌を「ヤニカス」、つまり喫煙者=オジサン視点のダメな記事が多いと批判してますが、一方でそういう記事に当たってしまった時はITメディアでその案件をどう扱っているかをチェックするようにしています。実は経済関連の記事はもはやITメディアが一番信用出来ます。それで問題の記事はこれ。

 

 

要は今どきの若者はバブル期(ちょうど私の世代)以来の買い手市場という事も有り、あえて非正規って考えも多いそうなのです。それに対して我々オジサンからオジイサン世代は、あの頃のダメだった事とかも知ってますから警笛を鳴らしがちです。つまりやりたい事をやるためにフリーターとかそういうのです。そのやりたい事が芸術系だったりすると成功の確率も低いし老後は、、、という。

 

しかしですね。今回はここにメンバーシップ型からジョブ型雇用への変換なんてキーワードまで出て来ました(以下記事からの引用)。

 

かつて物議をかもした45歳定年制は、定年年齢の前倒しと解釈されて非難を浴びました。定年という言葉を用いたことは間違いだと思いますが、45歳を一つの節目としてメンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ切り替えられるようにするなど、一定の年齢を機に新たなキャリアの選択肢を設ける意図と解釈するならば、いまこそ検討すべき施策だと言えるのではないでしょうか

 

いやだったら日本の場合そんな制度は昔は有りましたよ。それを復活されればいいでしょって事です。それが標題に書いた30歳定年制です。

 

実は私の様な中高年がいまだ憧れ戻って欲しいとまで願望する昭和の時代では、女性は30歳までに結婚して職場から離れねばなりませんでした。それを行った場合は退職金の優遇制度を取る企業が大半でした。いわゆる寿退社というやつです(若い人には何の事かわからないでしょうがググったりAIに聞いてみてください)。

 

ところが平成の時代になると男女雇用機会均等法なんてのが出来て運用も厳しくなったりしたのでそういう事が禁止されたのですね。企業にとっては寿退社に伴う退職金の割増をしなくていいというメリットは有りました。

 

ところがそんな平成の初期、1990年代から私は思っていたのですよ。男も含めていったん30歳で退職したらどうかと。そしてそこから先はそれまでのスキルを活かせる者は活かして、そうでない者はそれなりにしたらどうかと。もちろん男女関係無くです。

 

実際30歳となると学歴に係わらず大半は仕事を始めてからそれなりのスキルを身に着けます。そのスキルが有れば本来はどこでもやれるはずだし、別にそのままその会社にいてもいいでしょう。逆にそれまでの間に自分自身を律しなかったら誰も助けてくれなくてもしょうがない。そういう人が結婚して相手の扶養に入るのは男女に係わらず1つの考えです。

 

いや仕事では活躍出来なかった人でも家庭の中では重要な役割を果たせるかもしれないのだから問題無いでしょう。でも仕事はやらない家事もやらないなんて人は本当に見捨てられるでしょうね。自己責任です。

 

30歳定年制、もしかして令和の今の時代に要求されている多様性とかそういった要件を全て満たしてくれるのではないですか?そこから先はフリー。企業も雇われる側もフリー、もちろん自営業者など最初からフリーの人はフリー。それで何か問題有りますか?

 

これ我ながら名案だと思うのですけど。