さて返却の段階であえてこの件についてリブログ形式で再度書きます。
基本的にこれまで書いて来た事と印象は変わってません。しかしどうしても追記したくなったのです。
実際このクルマと共に過ごした29日の間には(あらためて考えると1ヵ月、長かったなあw)、たまたまこの時期に重なったのですがこれまでの私とポルシェとの間柄とはちょっと違った色々な事が有りました。それは人を乗せるとか、そこそこの大荷物を載せるとかいう案件です。それに対してこのクルマは最大限の有用性を発揮してくれました。まあそれはSUVだから当然と言えば当然かもしれません。
思えばFIRE以降は必要性が少なくなったのと複数台所有の心理的障壁からセカンドカーのTwingoを手放す事にした訳ですが、それによって失ったモノもそれなりだったのだなと感じた次第。
しかしそのSUVとして当然の芸当をやりつつも、このクルマはまぎれもなくポルシェなのです。その気になればサーキット走行をこなせるのです。操縦性は私の持っているスポーツモデル程のダイレクト感は(おそらくあえて意図的に)無くされているものの、ポルシェとしての走りは保っています。
はっきり言ってもし自分が今そこそこ小さい子供のいる家族持ちだったら、本気でこのマカンSと交換して欲しいなんて言ったかもしれません。
やはり今やポルシェの屋台骨を支えるのがSUV系というのはわかります。そして他のメーカーでもそうです。一方で我々の世代だったら自動車というワードを聞いた時に真っ先に思い浮かぶセダンという形式が、もはや死語になりつつあるのもわかります。
これについては色々思いを巡らせた事も有るのですが、それは項目を改めて駄文的にアップしようかな?要するに自動車のメインストリームがセダンからSUVに至ったのはなぜかという視点で。
いやまた面倒な事を考えたw とにもかくにも、ポルシェのSUV系はあなどれない事があらためてわかりました。