【改めて視聴評】大都会 闘いの日々 | Do More with Less

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メインタイトルは尊敬するCG創設者の故小林彰太郎さんの書から引用しました
プロファイル画像は @crown_sugar さんに描いて頂きました

さてまたおうち時間にはU-NEXTの動画を楽しんでいる訳ですが。

 

 

この西部警察へと続く石原プロのテレビドラマシリーズ、あえて言うならこの第1シリーズのみちょっと志向が異なります。以前に西部警察のルーツはこの大都会シリーズだと思っていたのに実はその前に映画が有ったのかという事を書きましたが、

 

 

確かにそれはそうなのですがしかし、大都会のシリーズの中でもこの第1シリーズはちょっと違う。最初に引用したリブログ記事にも少しだけ書きましたが、映画のゴキブリ刑事シリーズとはちょっと違って社会派、人間ドラマ、そんな志向です。この作品を最初に観た時(再放送時)は中学生だったので暗くて物足りない作品と思っていましたが、今観るとメッセージ性の有るドラマだと思いました。むしろゴキブリや西部警察より観応えは有るなあと。しかし万人受けはしないだろうなとも。

 

実際確かに視聴率はそれ程ではなかったらしく、続く松田優作さんが出演するパート2、そしてゴキブリや西部警察と同じ路線のパート3では視聴率を稼いでくれて、石原プロの屋台骨を支えたそうです。

 

でもやはり今じっくりおうち鑑賞するなら、このパート1と言うか「闘いの日々」が一番心に刺さるのではないでしょう。

 

しかも扱うテーマは当時の世相を反映していて、今は暴力団新法によって身近ではなくなった話が多数入っていて一見現実離れしていると言えるとしても、例えばそれこそジャニーズの問題なんてまさしくストレートに扱われていたのですね。そういう意味で当時よく叩かれなかったの思うのですが、そこが石原プロの力なのでしょう。

 

同じ事は裕次郎のお兄さんである石原慎太郎の政治手法にも言えたのかもしれません。

 

改めて昭和の時代の男は、スケールが大きかったなあと再認識。

 

でも最後には昭和のキレイな女性を再度貼りたくなったのでw

 

 

 

【追記】

そんな訳でmineo経由のU-NEXTは今月末まではまだ楽しめるのですが、パート1を前作観終えた後でパート2とパート3を虫食い的に単発で楽しんでます(初回と最終回は視聴済み)。皆さんくれぐれもご注意の程を、mineo経由の場合申し込んだ初月のみ無料です。よって申込みは月初めに。

 

 

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