人物の写真で、瞳の中に映り込ませる光を「キャッチライト」といいますね。
これは英語でも同じで、「catchlight(catch light)」と呼ばれています。
Wikipediaでは、「eye lights」、「Obies」という別名も紹介されています。
「Obies」は、『嵐が丘』の主演女優、マール・オベロン(Merle Oberon)がよくこの手法で撮影されていたことに由来しているのだとか。
印刷用語としては、「catchlight」が「specular highlight」の同義語として使われることもあります。
印刷物の「specular highlight(catchlight/dropout highlight)」は、網点がまったくない、完全に白く抜けたハイライトのことです。
そのハイライトは、必ずしも光学的に「specular(鏡面反射性の/正反射性の)」であるとは限りません。
3DCGで「specular highlight」といえば、光沢のある表面に光源が反射したときにできるハイライト(鏡面ハイライト)のことです。