用紙サイズの単位が「mm」の日本では、文字サイズの単位に「級(Q=0.25 mm)」を使うと、きれいに割り切れて、レイアウトの設計がしやすいですよね。
一方、「US Letter」のように、用紙サイズの単位が「inch」で決まっている場合には、「point」のほうが相性がよいです。
「point」には、「Fournier」、「Didot」、「American」 など、さまざまな種類があり、それぞれ大きさが異なりますが、通常DTPで使われるのは、「DTP point」あるいは「PostScript point」などと呼ばれるもので、1/72 inchに相当します。
……と、ここまでは、みなさんもよくご存じかもしれません。
しかし、「pica」となると、なじみがないという方も多いのではないでしょうか。
「pica」にもさまざまな種類があるのですが、通常DTPで使われるのは、「computer pica」と呼ばれるもので、1/72 footに相当します。
それぞれの関係性は、以下のようになります。
12 points=1 pica
72 points=6 picas=1 inch

文字サイズや行送りなどの単位に「point」を使うのに対して、「pica」は、段組みの幅やマージンなど、もう少し大きめのものに使います。
InDesignなどのソフトウェアでは、「7p6」のように、「p」を使って表記します。
これは、「7 picas and 6 points」という意味です。「7½ picas」と言うこともできます。