OS 9以前のMacでは、「セレクタ」を使って、ローカルネットワーク上のプリンターを選択したり、別のクライアントに接続したりしていました。
すでにちょっと懐かしい感じがしますね。
この「セレクタ」、英語では「Chooser」といいます。
日本語訳を「チューザ(チューザー)」としなかった理由が気になります。
「choose」と「select」の違いとはなんでしょうか?
『eプログレッシブ英和中辞典』によると、「いくつかから特定のものを「選ぶ」という意味でchooseはもっとも一般的。 selectはある目的のためにもっともふさわしいものをふつう3つ以上から熟慮の上で選ぶこと。 」だそうです。
うーん、わかったようなわからないような⋯⋯。
ここでは、アドビのソフトウェアでの「select」と「choose」の使われ方について見てみましょう。
ツールでオブジェクトを選択する場合などには、「select」が使われています。
「オブジェクトを選択する」は、「select an object」。
InDesignやIllustratorの「選択ツール」は「Selection tool」といいます。
Photoshopでは、「選択ツールのグループ」は「Selection tools」なのですが、例のアリの行列(動く点線で選択するツール)は「Marquee」と呼ばれてます。「長方形選択ツール」は「Rectangular Marquee tool」、「選択範囲」は「Selection」です。
一方、ヘルプ(マニュアル)で、メニューの中からコマンドを選択する場合などには、「choose」 を使って説明しています。
「Choose File > Open.」(ファイル/開くを選択します。)のような感じです。
アドビはメニューの階層を表すときに、英語では「>」、日本語では「/」を使って説明しています。メニューの階層が深いときに便利な表記です。
記号を使わずに言い換えるなら、「Choose Open from File menu.」となります。
