気持良い音楽表現をするには全身の筋肉を繋げて演じます | 社交ダンスはヒップホップよりやさしい

社交ダンスはヒップホップよりやさしい

学校教育におけるダンスと言えば,ヒップホップが主流となっていますが、社交ダンスは二人で助け合って踊ることにより誰でも覚え易く、技術とマナーが自然と身に付きます。
子供からご年配まで、踊ることにより相互理解が得られる、素晴らしい芸術的スポーツです。

社交ダンスの美しい運動表現には誰しも魅了されます。

煌びやかな衣装を纏い美しく演ずる踊り手の姿を見れば

何時かは自分もあのように踊りたいと思うものです。

社交ダンスを踊る切っ掛けは様々かと思われますが

美しく演ずる踊り手達を見て自分もあの様に踊れたら

と思いレッスン場に通うように成った方が多いのでは

と思われます。

 

習い始めると全ての事が普段の生活とはかけ離れていて

上手く踊れなくても日々の練習に心躍るものです。

夢中で練習をしているといつの間にかに数か月数年と言う

年月が経ってしまいますがそのころになると一生懸命に

努力しているものの思いとは裏腹に期待した進歩が見られず

悶々とした思いで練習をしている方も居ると思います。

出来る事ならば思い描く音楽表現が思い通り踊れる様に

成れば一番良いのですが多くの場合途中で技術の停滞や

自らの運動能力の至らなさを感じる事も多くなります。

 

習った通り身体を使いステップを出来るだけ正確に演じて

いるはずなのに一向に楽しさを感じられない事も有ります。

素晴らしい踊り手が演じる様にステップを踏み身体を動かし

演じているものの期待した喜びや満足感が得られないで

次第に踊る意欲が失せてしまう事も有る様です。

社交ダンスを思うが儘に楽しく踊るには自分の考えだけで無く

実際に全身で音楽表現を創り出す事が大切なのです。

 

私達の身体は外見的に美しく演じると言うだけでなく神経も

血管も全身が繋がっている事から出来る事なら常に身体の

全体の運動機能が繋がって演じられる事が求められます。

特に上半身と下半身の筋肉を繋ぎ音楽表現を行う事は

理想の踊りを演ずるにあたってとても重要と言えます。

気持良く演ずると言う事は全身に滞りなく血液が流れ

神経機能が繋がって働いていると言う事です。

 

血液が全身にくまなく流れる事に因って酸素や栄養も

行き渡る事となり筋肉運動が無理なく思うが儘に行われ

その結果とても気持ち良く感じられる様に成るのです。

身体の一部だけを動かそうとしたり固定してしまうと

酸素と栄養不足が生じ生命維持のために痛みや不快感が

生じる様に成っているのです。

 

美しく楽しく踊ると言う事は身体の筋肉が出来るだけ多く

使われれる事で思うように動かす事が出来るのです。

社交ダンスやスポーツを行うと気持ち良いのは身体を

動かす事に因って全身に血液が回り神経機能がシッカリと

働く事に因って脳からも快感ホルモンが分泌される事に

有るのです。

 

一生懸命部分的な運動を行ったとしても身体は差ほど

気持よくは感じる事が出来ずかえってストレスが溜まって

踊り辛く成りやすいのです。

力強い運動表現も魅力的な音楽表現も全身にくまなく

血液が回り続ける事に因って出来るのです。

覚えたテクニックや運動表現が全身の多くの筋肉を繋げ

演じられる様に成る事で初めて心から楽しめる社交ダンスを

踊る事が出来るのです。